【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2016年1月25日月曜日

落石ネイチャークルーズPM便 502,886

2016年1月25日(月)  Byイーグル
<落石ネイチャークルーズPM便>
強い北風。往路は比較的快調なクルーズでしたが、復路は天候が急変。更に風が強まり、雪まで降り始めました。モユルリ島で折り返し運航にはいった後、このまま通常のルートで運航を続けると、落石漁港まで強い向かい風や横風にさらされる事態となりました。
無理は禁物。素早い船長さんの判断で、落石漁港への帰港をあきらめ、昆布盛漁港に入ることとなりました。
6年間クルーズを走らせていて2-3回しかないハプニング。安全運航最優先ですので、やむを得ない措置として、乗船のお客様にご説明。皆様の了解をいただきました。
すかさず、昆布盛漁港から落石漁港へのお客様の搬送を要請。
落石漁協の総務部の方々が、3台の車で昆布盛漁港までお客様のピックアップに駆けつけて下いました。会議を切り上げ、最優先で駆けつけていただいた由。この間わずか10分。お客様を昆布盛漁港でお待たせすることは一切ありませんでした。
船長さん・ガイド・漁協・エトピリ館の4者間の、素早い連携がこのようなリカバリーを可能としました。この小回りの良さとチームワークが落石ネイチャークルーズ事業の真骨頂と言えます。

図らずも、クルーズ事業の危機対応力を試すような結果となりましたが、少なくとも、お客様に多大なご迷惑をおかけする事態は回避できました。

とはいえ、今回の運航を真摯に反省・分析するとともに、今後も、天候予測の精度を高め、安全運航に努めてゆきたいと考えます。

本日のお客様には、クルーズ後半を短縮せざるを得ない事態となりました事、また、一時的とはいえご心配をおかけいたしました事を、この場をお借りし深くお詫び申し上げたいと存じます。

【確認種】
アカエリカイツブリ
ヒメウ
スズガモ
クロガモ
シノリガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ウミガラス(3)
ウミバト(4) *チシマ型3+非チシマ型(冬羽1)
ケイマフリ(50+)
ウミスズメ(3)

ウミガラス
Common Guillemot

ウミガラス
Common Guillemot

最近よく出会います。
七つ岩。
ユルリ島付近。


ウミスズメ
Ancient Murrelet

別海町観光協会の研修会の皆様。
今日はお疲れさまでした!

ケイマフリ
Spectacled Guillemot

かなり黒くなっている個体が目立ってきました。




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