【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2016年1月16日土曜日

落石ネイチャークルーズPM便 (速報)499,604

2016年1月16日(土)
<落石ネイチャークルーズPM便>  Byイーグル
快晴。風弱い。波0.5m。絶好のクルーズ日和となりました。
お客様は5名でしたが、地元漁師さんの子供たちが乗船。賑やかな船内となりました。
根室では今週末に長かった冬休みが終了し、来週から3学期が始まるのです。

視程が良好な上、海が穏やかで、とても海鳥が見つけやすいクルーズでした。
特に今日はハシブトウミガラスやウミガラスが多く見られました。
船が近くに行っても、あまり気にする風でもなく、美しい冬羽の姿態を楽しませてくれました。
ウミバト・ウミスズメ・コウミスズメ・ケイマフリなども順調に現れてくれました。
また、番屋岩を通過する際、かなり繁殖羽に近い美しいチシマウガラスが4羽も岩にとまっているのに気づきました。ある程度距離は保ちながらも、双眼鏡で観察。短時間でしたが、ヒメウとの違いを皆様にご説明することが出来ました。
日本で繁殖している野鳥の中で、日本国内では一番数が少ない種類の一つではないでしょうか。

落石ネイチャークルーズは、この後、1月中旬から3月末にかけて、冬の海鳥観察シーズンのピークを迎えます。
エトロフウミスズメだけは時期的にこれから現れる種類ですが、陸の鳥の出が良くないと言われる今シーズンも海鳥の方は「順調」と言えるでしょう。

更に今後、2月に入り流氷が到来すれば、ますますクルーズが面白くなってくることは必至です。
1月29日―31日に開催されます「根室バードランドフェスティバル2016」を含めまして、皆様の根室へのお越しを心よりお待ち申し上げております!

【確認種】
シロエリオオハム(2)
ミミカイツブリ(1)
ハジロカイツブリ(10+)
アカエリカイツブリ(2)
ウミウ(1)
ヒメウ
チシマウガラス(4)
オオハクチョウ(4)  *落石漁港内
スズガモ
クロガモ
シノリガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
オジロワシ
オオワシ(2)
ハヤブサ(1)
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ウミガラス(2)
ハシブトウミガラス(3)
ウミバト(冬2)  *チシマ型2
ケイマフリ
ウミスズメ(10+)
コウミスズメ(2)

*写真は後刻掲載させていただきます。


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