【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2014年4月30日水曜日

お知らせ 317,213

2014年4月30日(水)
<関東・飛島・秋田・青森・函館・札幌営業>  By イーグル
本日より5月17日まで本ブログを一時休刊致します。

昨年より始めました「根室バードウォッチング全国営業活動」に出かけるためです。
本日午後より5月16日夜まで根室を不在にいたします。

ゴールデン・ウィークは関東地方での営業活動となりますが、5月8日からは5日間の日程で、山形県酒田市の飛島に滞在し、根室バードウォッチング観光に関する営業や旅行相談の為のデスクを開設いたします。場所は「グラウンドのトイレ付近」の予定です。(トイレご利用の方々にはご迷惑がかからないように注意したいと思います。)
道東の野鳥観光の指南書パンフ「野鳥の楽園」や根室の宿泊施設のパンフ・シールなどを配布させていただきます。
ちょっとした根室からのプレゼントが当たる抽選会もやっています。期間中飛島にお越しの方は、根室のデスクに是非立ち寄ってくださいね!!
尚、飛島の「根室BWデスク」の開設時間は早朝から午前中にかけての探鳥ピーク時間を避け、午後からの開設となる予定です。

飛島を12日に後にし、その後、秋田・青森・函館・札幌と探鳥地や自然観察施設を行脚し、根室バード観光のパンフを配布したり、根室への旅行相談にお答えしたり致します。

6月からはエトピリカが帰って来ます。3年連続でツノメドリも滞在してくれています。
今年こそは夏の(冬も)道東に行こうとお考えの方、細かなご質問やガイドのご依頼・予約など、何でもご相談に応じますので、お気軽に声をかけてくださいね。

下記のシール・パンフやシールを張ったハイエースを見かけたら、お気軽に声をかけてくださいね。
旅先での皆様との交流もとても楽しみにしております。
宜しくお願いいたします! (随時シールの配布も行う予定です。)



このシールを張って、マナー向上キャンペーンにもご協力ください。




2014年4月29日火曜日

快晴の根室。根室港・納沙布岬・温根元チャシ・ハイド317,035

2014年4月29日(火)
快晴。15℃。微風。
1年に1回かもしれない。快晴で空気が澄んだ1日でした。
北方領土国後島の山々(泊山・羅臼山・爺爺岳など)や歯舞群島もくっきりクリアーに見えていました。特に細長い国後島の最奥部に位置する爺爺岳(ちゃちゃだけ)がこんなにはっきり見える日は滅多にありません。今日は野鳥観察をしていても、否応なしに島や山の姿が目に入って来て、ついついその美しさにに見とれてしまい、野鳥に集中出来ない一日でした。
こんな日もあっていいと思います。(イーグル)
<根室港>
ウミウ
ヒメウ
アカエリカイツブリ
シノリガモ
クロガモ
コオリガモ
スズガモ(300+)
ウミアイサ
ケイマフリ(1)
ウトウ(3)
オオセグロカモメ
ウミネコ
シロカモメ
ハクセキレイ
カワラヒワ(2)
スズメ
<納沙布岬ハイド>
*ラッコ(1) ゼニガタアザラシ(2)
ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス(成鳥1f)
スズガモ
シノリガモ
クロガモ
コオリガモ
ウミアイサ
アカエリカイツブリ(30+)
オオセグロカモメ
ウミネコ
シロカモメ
ケイマフリ(10+)
ウミバト(snowi 1 中間)
ウトウ(10+)
ウミスズメ(夏1)!
トビ
オジロワシ(成鳥1)
スズメ
ハシブトガラス
ハシボソガラス
<温根元チャシ・ハイド>
ウミウ
ヒメウ
アカエリカイツブリ
シノロガモ
クロガモ
ウミアイサ
オオセグロカモメ
ウミネコ
ノビタキ(1)
**チシマシギの姿はありませんでした。


繁殖羽のヒメウ。今朝の根室港内。

根室港内のスズガモ。対岸なのに知床連邦が迫るよう。

ヒメウ

根室港の出口

知床連邦


海に浮かぶ爺爺岳。この世のものとは思えないくらい幻想的。

もうすぐこどもの日。背景には羅臼山(北方領土)が見えます。

羅臼山。北方領土の国後島にある。知床の羅臼岳とは別です。

久々に納沙布岬でラッコの姿を見かけました。

2014年4月28日月曜日

根室港・温根元チャシ・ハイド(巡回) 316,840

2014年4月28日(月)
快晴。17℃。根室もやっと春の陽気に包まれる様になりました。まだまだ、油断はできませんが。。
ちなみに自分はゴールデンウィークが終わるまで、冬のスノータイヤをノーマルタイヤに換えることはありません。
今日のハイライトは根室港のアビ類。アビが中心でしたが、オオハムも2羽居ました。
冬羽・中間羽・夏羽と換羽のスピードに個体差が大きいのがアビ類など海鳥の特徴ですが、色々な羽色を楽しむことが出来ました。その他、やはり「黒いコオリガモ」が目立っていました。
<根室港>
アビ(5+)  *冬羽2・中間羽2・夏羽1=喉の赤色は赤と言うより「えんじ色」です。
オオハム(2) *冬羽1・夏羽1
ヒメウ
ウミウ
ウミネコ
オオセグロカモメ
セグロカモメ(3)  *珍しい!
シロカモメ
カモメ
ウミアイサ
スズガモ(1000+)
クロガモ
シノリガモ
コオリガモ(20+) *白い冬羽は1羽だけ。
ビロードキンクロ(1♂f)  *沖の方に大きな群れがあるようです。
ヒドリガモ
キジバト(F2) *渡ってきたようでした。
ノビタキ(2)
ウトウ(5)    *根室市内でウトウ・ケイマフリが観察出来ます!
ケイマフリ(1)
アカエリカイツブリ
スズメ
オオバン(1) *渡り途中なのでしょう。根室市内では初めてみました。(しかも根室港内とは!)

<温根元チャシ・ハイド>
ヒメウ
ウミウ
オオジュリン(♂若1)
ノビタキ
ウミアイサ
クロガモ
シノリガモ
コオリガモ
コガモ
オオセグロカモメ
ウミネコ
オジロワシ(1)
**今日も多くのウニ漁の船が岩礁の回りに出漁中で、残念ながら、チシマシギの姿は確認できませんでした。

ウミネコ。いつみても美しい!

アビ(まだ非繁殖羽) 港内に入って来ていました。

テトラ近くので動くもの。何とオオバンでした。渡り途中?

温根元チャシ・ハイド。チシマシギの岩礁。今日は賑やかすぎました。
  

2014年4月27日日曜日

歯舞クルーズ 316,630

2014年4月27日(日)
<歯舞クルーズ>
久々に歯舞クルーズに乗りました。

先週の日曜日に落石ネイチャークルーズに乗船された台湾人バードウォッチャー6名様とご一緒させて頂きました。落石ネイチャークルーズでは私がガイドさせていただいた事を覚えていてくれたらしく、終始楽しい雰囲気のクルーズとなりました。
彼らは何と2週間の日程で道東に来ているそうです。落石ネイチャークルーズの後は羅臼でシマフクロウを観察したり、野付半島でコクガンを見てきたとのことでした。

道東はGW前の観光端境期ですが、最近は世界中からバードウォッチャーが根室を訪れるようになり、「観光の通年化」へ向けて、根室観光に一筋の光明が差し始めているのかもしれません。
オオワシ・タンチョウを済まされたバードウォッチャーが再度道東を訪れ、見落とした鳥(海鳥など)に挑戦されというケースも増えているようです。

バードウォッチャーは既に根室観光の超閑散期である「冬季」をオンシーズンに変えてくれました。
また、落石ネイチャークルーズの乗船客の70%が根室市内に前泊し、50%が根室市内に後泊されているとのDATAもあります。歯舞クルーズも同じような構造になっていると思われます。
野鳥観光による「経済効果」も決して無視できない水準になりつつあるわけですね。

今後はこの経済効果を一過性で終わらせるのではなく、「雇用の創出」など長期的効果を生み出すように「野鳥観光」を「産業(ツーリズム)」にまで高めていく段階に入って行くと思います。

さてクルーズの方ですが、海鳥の方はいつもより少な目でした。特にウミスズメ類の数が少なかった。その中でも、やはりウミバトは2羽もおりました。ウミバトはケイマフリとともに、1年中この海で見る事の出来る「定番」の鳥という事が出来ます。

また、特筆すべきは「ほぼ夏羽のコオリガモ」が沢山見られたことです。
皆様、アラスカに行かなくてもあの「黒いコオリガモ」は春の根室半島で簡単に見る事が出来ますよ。

≪確認種≫
ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス(成鳥2、若鳥1) *いずれも飛翔中。
ウトウ(70+)
ケイマフリ(50+)
ウミバト(snowi 中間1)(kaiurka 中間1)
アカエリカイツブリ
ヒドリガモ
クロガモ
シノリガモ
コオリガモ(50+) *黒い夏羽の個体が圧倒的に多かった。
スズガモ

ウトウが増加中。

白い突起は「サイの牙」の様です。

確かに眼鏡をかけているように見える。

コオリガモ。オスは夏にはこうなる! 根室では4月によく見かけます。

コオリガモ♀

コオリガモの編隊飛行。1年でもこの時期だけ見られます。

温根元チャシ・ハイド前の「チシマシギの岩礁」の裏まで行ってみた。生憎、ウ二漁の為彼らは不在でした。

チシマシギの岩礁は横から見るとこうなっている。


ウミバト。翼下面は「一様に暗色」なのでアリューシャン型と推定。距離100m以上。ピンボケご容赦。




ズビヤク・カムバック!

2014年4月26日(土)
<オオジシギ>   BYイーグル
27日17:30頃、根室市内の「運動公園」で、日課のウォーキング中、今春初めて1羽のオオジシギが飛んでいるのを見かけました。自分としての初認でした。ズビヤク・ズビヤク・ザザザザザーという懐かしい雷音。思わず「おかえりー!」と叫んでしまいました。あいつが帰ってくると、夏が近づいてくるなという気になります。北国の長くて冷たい冬をブレイクする明るく力強い「騒音」。何度聞いてもイイものです。
写真は昨年「牧の内ダム」周辺で車の中から撮影したものです。

2014年4月26日土曜日

根室港・温根元チャシハイド・納沙布岬ハイド 316,458

2014年4月26日(土)
快晴。微風。気温15℃。    By イーグル
<根室港>
シロエリオオハム(F1)
クロガモ
コオリガモ(5+)  *ほとんど夏羽に近い♂が見られました。
シノリガモ
スズガモ(1000+)  *また数が増えました。
ウミアイサ
ヒドリガモ
ビロードキンクロ(20+) *沖合にまとまった数が集結し始めています。渡り直前?
ヒメウ
ウミウ
アカエリカイツブリ
オオセグロカモメ
シロカモメ
ウミネコ
ケイマフリ(3)
ウトウ(2)

<温根元チャシ・ハイド>
オオジュリン
ノビタキ
アオジ
ベニマシコ(♂若1)
クロガモ
シノリガモ
ウミアイサ
ホオジロガモ
アカエリカイツブリ(5+)
ウミウ
ヒメウ
キョウジョシギ(3) *岩礁の上にシギ! ちょっと大きすぎると思ったら、やはりキョウジョでした。
ケイマフリ(2)
オオセグロカモメ
ウミネコ
シロカモメ
ワシカモメ
***ミヤマホオジロは今日はおりませんでした。

<納沙布岬ハイド>
クロガモ
シノリガモ
コオリガモ(♂2)
ホオジロガモ
スズガモ
ウミアイサ
ヒメウ
ウミウ
チシマウガラス(♂2、若1) *海上500m先の岩に上。写真撮影は不可能です。
アカエリカイツブリ
ウトウ(100+)
ウミバト(1) *チシマ型
ケイマフリ(20+9
ハクセキレイ
オジロワシ(1)

今朝の根室港。海保の巡視艇。スズガモ1000+が滞在中。


根室港。弁天島はワシの定位置。市杵島神社が祭られています。


出漁して行く漁師さん。ウニ漁でしょうか?

海鳥観察ポイントの真下。ウニ漁の様子。

オオジュリン(♂若)。温根元チャシ・ハイドから3m。よく来てくれます。

オオジュリン♀。温根元チャシ・ハイド。5m。

ベニマシコ(♂若)。温根元チャシ・ハイド。20m。

温根元チャシ・ハイド。20m。

今日の貝殻島灯台(北方領土)。納沙布ハイドから。

水晶島方面のロシア漁船。背景は水晶島(北方領土)。教会が見えます。

ロシア漁船(母船)

ウトウ。納沙布岬ハイド下。


2014年4月25日金曜日

根室港・市民の森・春国岱等 316,240

2014年4月25日(金)
今年一番の暑さ。と言っても最高気温22℃くらい。根室一帯はカラッとした清々しい空気に包まれました。(By イーグル)
<根室港>
ヒメウ

ウミウ
アカエリカイツブリ
オジロワシ(1)
クロガモ
シノリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
スズガモ
ケイマフリ(1)
ウトウ(2)
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ウミネコ
ハクセキレイ
スズメ
ハシブトガラス
ハシボソガラス

<市民の森>
ベニマシコ(♀1)
カワラヒワ(10+)
ヒヨドリ(2)
コゲラ(1)
ハシブトガラ(5)
シジュウカラ(1)
ゴジュウカラ(3)
ミソサザイ(s1)
ウグイス(1)

<温根沼・春国岱>
ハシビロガモ
ヒドリガモ
オナガガモ
ホオジロガモ
コガモ
マガモ
スズガモ
ウミアイサ
カワアイサ
オジロワシ(1)
ウミウ
ヒメウ
オオセグロカモメ
シロカモメ
ウミネコ
アオサギ(3)
ミヤコドリ(14+)


今朝の根室港。スズガモの数が減りました。

根室港のMy Best 観察ポイント。


カワラヒワ。市民の森ハイド。双眼鏡すら不要です。


市民の森もやっと春めいて来ました。

春国岱のミヤコドリ。今日は14羽を数えました。

春国岱のヒドリガモ(♀)

カワラヒワ

2014年4月24日木曜日

3チシマ(シギ・ウミバト・ウガラス)達成!! 316,021

2014年4月24日(木) 
快晴。気温12℃。微風。今年初めて暑い!と思いました。   
By イーグル 
早朝より納沙布岬方面巡回に出かけました。
初めて、3チシマ(チシマシギ・チシマウミバト・チシマウガラス)の同日観察を達成致しました。
根室の冬のシーズンは終わりつつありますが、従来端境期とされてきた4月ー5月もかなり面白い時期であることが分かってきました。チシマシギもまだおります。一体いつまで居るのでしょうか?
これから南から到着するシギ・チ達と合流し一緒に旅立つのでしょうか。いずれにしましても、今年は温根元チャシ・ハイドが完成したおかげで、チシマシギは最低でも4か月間はハイド前の岩礁で越冬していることが分かりました。
温根元チャシ・ハイドの駐車場付近のミヤマホオジロ(♀1)はまだ滞在しております。
港の内外で見かけるコオリガモは夏羽への移行が進みつつあり、真っ黒い顔になって来ております。同時にオオジュリン・ノビタキ・ベニマシコ・キジバトなどの夏鳥も続々と到着しています。
キョウジョシギも今日初めて見かけました。
<根室港>
スズガモ(700+)
クロガモ
コオリガモ(10+、うち黒い♂4)
シノリガモ
ウミアイサ
アカエリカイツブリ(3)
アビ(夏1)
ケイマフリ(夏2)
ウミバト(チシマ型・中間羽1)

<温根元チャシ・ハイド周辺>
ミヤマホオジロ(♀1)
ノビタキ(3)
オオジュリン(2)
キョウジョシギ(3)
チシマシギ(1)!!  岩礁の波打ち際で採餌中。岩礁の裏にはもっといると思われる。
カルガモ(2)  *根室半島では珍しいカモ。
ウミアイサ
ホシハジロ(1)

<納沙布岬周辺>
シノリガモ
クロガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
アカエリカイツブリ(5+)
ウトウ(10+)
ケイマフリ(3+)
チシマウガラス(成鳥夏羽2)*距離500m沖合の岩礁の上で休んでいた。スコープ60倍で観察。
ハクセキレイ

<引臼沼>
カルガモ(2)
コガモ
ミコアイサ(♂3、♀3) *白いオスはかなり遠くからでも目立つ。神経質なので接近は不可能。
ホオジロガモ
タンチョウ(2)
スズガモ
ウミアイサ
カワアイサ(♂5+)
ヒドリガモ
ウミウ
アカエリカイツブリ。換羽中。

根室半島の湿地にもタンチョウは生息しています。

ミヤマホオジロ(♀1)

ミヤマホオジロ(♀1)

キョウジョシギ

今日の貝殻島灯台(北方領土)。まだ、流氷に囲まれていました。