【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2016年2月29日月曜日

花咲港(巡回) 514,669

2016年2月29日(月)
<花咲港>   Byイーグル
嵐の前の花咲港。午後から明日にかけて、爆弾低気圧の可能性もあるそうです。気温は-2℃。
花咲港につい手しばらくすると、もうすでに、激しく雪が降り始めました。
激しい雪の中、車石灯台の周辺を、1羽のハヤブサが凄い速さで飛びまわっていました。
【観察種】
ヒメウ
クロガモ
シノリガモ
コオリガモ
ウミアイサ
スズガモ
マガモ
ヒドリガモ
オナガガモ
オジロワシ
オオワシ
トビ
ハヤブサ(1)

ハヤブサ
Peregrine Falcon
距離は150m以上。
車石灯台付近

Peregrine Falcon
ハヤブサ

2016年2月28日日曜日

落石ネイチャークルーズAM便  514,479

2016年2月28日(日)
<落石ネイチャークルーズAM便>  Byイーグル
今日も快晴。気温マイナス5℃。風も弱く、ほとんど凪の状態。
昨日ほどではありませんでしたが、今日も最初から最後までコウミスズメが出続けてくれました。
その他、ウミスズメ・ウミバトも快調。ウミバトは時には2-3mの至近距離で観察・撮影することが出来ました。今日のお客様は全員リピーターの方々。皆さん、この時期の海鳥の楽しみ方をご存じの方ばかりでした。昨日に引き続き、ガイド役としてもとても楽しい海鳥観察クルーズとなりました。
【観察種】
ハジロカイツブリ(1)
アカエリカイツブリ(1)
ヒメウ
オオハクチョウ(3)
スズガモ
クロガモ
ビロードキンクロ(25+)
シノリガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
オジロワシ(4)
オオワシ(2)
カモメ
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ウミバト(4) *チシマ型2+非チシマ型2
ケイマフリ
ウミスズメ(3)
コウミスズメ(80+)
*ラッコ(1)

コオリガモ
Long-tailed Duck

ウミアイサ
Red-breasted Merganser

ヨシガモ
Falcated Duck

コウミスズメ
Least Auklet

世界一小さなウミスズメ類です。

コウミスズメ
Least Auklet
コウミスズメ
Least Auklet

ウミスズメの半分くらいしかありません。

ウミバト
Pigeon Guillemot

ウミバト
Pigeon Guillemot

チシマ型 (左)と非チシマ型(右)

Pigeon Guillemot
ウミバト


ウミバト
Pigeon Guillemot

非チシマ型


ウミバト
Pigeon Guillemot

2亜種。
ウミバト
Pigeon Guillemot

チシマ型
ウミバト
Pigeon Guillemot

チシマ型



ウミバトP
igeon Guillemot

ウミバト
Pigeon Guillemot

モユルリ島

2016年2月27日土曜日

落石ネイチャークルーズ(AM+PM便) 速報 514,163

2016年2月27日(土)
<落石ネイチャークルーズ AM+PM便>  By イーグル
快晴。マイナス7℃。風なし。ほとんど凪の状態。
このような素晴らしいクルーズ日和には、海鳥が沖に行ってしまい、鳥がほとんど居ないことが多いのですが、今日は全く逆の状態でした。
ケイマフリ・ウミバト(2亜種)・ハシブトウミガラス・ウミガラス・ウミスズメ・コウミスズメ・イルカ・ラッコ・アザラシ・ユルリ島の馬などなど、乗船客の皆様が「見たい!」と思っておられるものがほとんど出てくれました。AM便・PM便両方とも、海鳥の出現状況はほとんど同じでした。
特にコウミスズメは激増! AM・PM便ともに100羽を超えるコウミスズメに出会い、ほとんど最初から最後までコウミが出続ける、という状態でした。

残念ながら、エトロフウミスズメは姿が見えませんでした。
ただ、漁師さんの話によりますと、落石岬の沖合水深80mを超えるあたりから海鳥が激増するそうで、エトロフウミスズメも数百羽単位で見ることが出来るそうです。
ちなみに水深80mを超える地点まで、漁船が全速力で1-2時間かかるそうです。
今の落石NCの運航体制では、その地点への商業運航は不可です。今後、新しい企画として「沖合専門クルーズ」なども検討してゆかなければならないと感じました。

【観察種AM便+PM 便】  全25種
ハジロカイツブリ(3+2)
アカエリカイツブリ(1+1)
ヒメウ
スズガモ
クロガモ
シノリガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
ヨシガモ
マガモ
ヒドリガモ
オナガガモ
オジロワシ
オオワシ
カモメ
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ウミガラス(1+1)
ハシブトウミガラス(2+1)
ウミバト(5+4) *チシマ型が約半数
ケイマフリ
ウミスズメ(10+)
コウミスズメ(100+)
**ラッコ(1+3)
**ネズミイルカ(2)
**ゼニガタアザラシ(3+)

*写真は後刻掲載させていただきます。

2016年2月26日金曜日

花咲港(巡回)  513,770

2016年2月26日(金)
<花咲港>  By イーグル
快晴。マイナス2℃。もっと温かく感じる春の様な陽気でした。
冬の小鳥ははっきり言って「不調」。今日は、花咲港にまた行ってみましたが、
さすがにウミスズメ類は入っていませんでした。
【観察種】
ヒメウ
カワウ(1)
スズガモ
オナガガモ
ヒドリガモ
マガモ
ヨシガモ
シノリガモ
ホオジロガモ
オオセグロカモメ
セグロカモメ(1)  *珍しい
シロカモメ
ワシカモメ
カモメ
トビ
オオワシ
オジロワシ

海保の帰港。ジェット推進なのでスクリューがありません。

カワウ健在です。

カワウ 確かに翼の位置がヒメウより前(=胴体の中心)にあるように思えます。

カワウ

トビ  Black-eared Kite

トビ





2016年2月25日木曜日

野付半島 513,676

2016年2月25日(木)
<野付半島>   Byイーグル
今日は久々に野付半島を巡回してきました。
天気は快晴。気温マイナス5℃。視界が良く、国後島の泊山・ラウス山がくっきり見えていました。
半島根元付近・中間の堤防・ナラワラ付近・ ネイチャーセンター付近・大駐車場までの間・灯台付近・ハイドとポイントを順次チェックしてゆきました。
ハギマシコ(2)・ユキホオジロ(1)以外には、特別なものは出ませんでしたが、海上を飛ぶビロードキンクロやコオリガモの多さに驚かされました。
また、望遠鏡で海上のかなり沖合をチェックすると、以外にケイマフリの数が多いことに気づきました。ウミバトも1羽おりました。
【観察種】
ヒメウ
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
カモメ
オオハクチョウ
ウミアイサ
クロガモ
コオリガモ
シノリガモ
ビロードキンクロ
ウミアイサ
カワアイサ
スズガモ
マガモ
トビ
オオワシ
オジロワシ
ケイマフリ(30+)  *ネイチャーセンター沖。
ウミバト(冬1)  *チシマ型1
ツグミ(2)
ハギマシコ(2)
ユキホオジロ(1)

エゾシカ
オオワシ
オオワシ
風連湖


オオワシ

野付半島
建物が浮かび上がって見えている。
ハギマシコ
Asian Rosy Finch
野付半島のエゾシカ
背景は国後島です。

2016年2月24日水曜日

花咲港・市民の森(巡回) 513,114

2016年2月24日(水)  Byイーグル
快晴。気温マイナス2℃。北風強し。
昨日のエトロフウミスズメがまだいるか確認に行きましたが、私が到着した9時の時点では、エトロフの姿は見当たりませんでした。
ただ、今日の早朝に来た方は、エトロフを確認されたそうです。
早朝まで居たのですね。
それにしても、花咲港は本当に目が離せません。
ウミスズメ・エトロフウミスズメの次はコウミスズメが出るのでしょうか?!
今年、花咲港で見られているカワウ(1)は、今日も健在でした。

市民の森ハイドは普通種しか見当たりませんでしたが、やっぱり「市民の森ハイド」は魅力的な場所だと思います。ただのんびりとエサ台に集まってくるカラ類を見ているだけで、時間が経つのを忘れてしまいます。

<花咲港>
ヒメウ
カワウ(1)
クロガモ
コオリガモ
シノリガモ
ウミアイサ
ホオジロガモ
スズガモ
ヒドリガモ
オナガガモ
オオセグロカモメ
カモメ
シロカモメ
ワシカモメ
オオワシ(成鳥2+若鳥1)
オジロワシ(2)
トビ(2)

<市民の森>
ハシブトガラ
シジュウカラ
ゴジュウカラ
カケス(2)
アカゲラ(♂1)
**キタキツネ(1)

花咲港のカワウ

ゴジュウカラ Eurasian Nuthatch 市民の森ハイド

ミヤマカケス  Eurasian Jay

Eurasian Jay


ハシブトガラ Marsh Tit

Marsh Tit ハシブトガラ

市民の森ハイド

市民の森ハイド のんびり小鳥を眺めるのなら一押しのハイドです。


2016年2月22日月曜日

落石ネイチャークルーズPM便 512,505

2016年2月22日(月)
<落石ネイチャークルーズPM便>   Byイーグル
晴れ。嵐の後のためか、海鳥の数が極端に少なかった。
【確認種】
ハジロカイツブリ(1)
ヒメウ
スズガモ
クロガモ
ビロードキンクロ(15+)
シノリガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
オジロワシ
カモメ
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ウミガラス(1)
ハシブトウミガラス(1)
ウミバト(4)  *チシマ型3+非チシマ型1
ケイマフリ

ウミガラス
Common Guillemot

ウミバト
チシマ型
Pigeon Guillemot

ウミバト+ケイマフリ

ウミバト
非チシマ型
Pigeon Guillemot

ウミバト
ユルリ島の馬

ユルリ島 の馬



2016年2月21日日曜日

エトロフウミスズメ!! 512,248

2016年2月21日(日)
<昆布盛漁港にエトロフウミスズメ避難>   Byイーグル
久々の暴風雪の早朝午前8時。落石ネイチャークルーズの運航担当のお一人である坂井船長から緊急電話が入りました。昆布盛漁港に停泊中の自らの船の横に、エトロフウミスズメらしき海鳥がウロウロしているという内容。間髪入れず、緊急発進!
昆布盛漁港へ走る途中、盟友の高野氏に未確認情報として一報もいれました。

約20分ほどで昆布盛漁港に駆けつけると、いました!いました! エトロフに間違いありません。
夜半からの激しい風雪を避けて、沖合の群れを離れて1羽で漁港に避難してきた個体だと思われました。見たところ、とても元気でケガなどしている様子はありませんでした。

漁港の突堤の先端部分に陣取り、5分ほど観察していると、件のエトロフ君、どんどん私のいるところに近づいてくるではありませんか。とうとう、私の足元の水面を通過。私は完全に無視されました。そして、その後すごいことが起こりました。
エトロフ君は何と水面から飛び上がり、私の目の前の雪山の上に降り立ち、すっかりリラックス。何と羽繕いを始めました。雪山は突堤のコンクリートがちょうどいい「風よけ」になっている場所にありました。1-2分間、私は文字通り「凍り付いて」しまいました。

その後、雪山から地面に出来ていた水たまりに移動。しばらく、冷たい水につかった後、なんと、ノコノコと私の足下の長靴に近づいてきて、私にすがるような仕草を見せます。ひょっとしてケガでもしているのかと不審に思い、くちばしに手を伸ばしたところ、手袋をつつこうとしました。そして、その直後にいきなり力強く羽ばたき、凄い速さで漁港の外に飛び出してゆきました。
この間わずか10分程度。
急いで駆けつけてこられた高野氏も、何とか、最後の私とエトロフのやり取りをご覧になられるなど、「間に合った!」とのことでした。

今日は本当に貴重な体験をしました。あたかもエトロフウミスズメと何らかのコミュニケーションが成立した様な不思議な気分になりました。

北の海鳥の宝庫=「根室半島」。
坂井船長に感謝の携帯電話をした後、地元に住んでいる喜びを噛みしめながら帰路につきました。

*ちなみに、漁師さんの話によりますと、現在、根室半島の沖合1-2時間の漁場付近には、数百羽単位のエトロフウミスズメの群れが毎日見られるそうです。

暴風雪の昆布盛漁港。
今日は落石ネイチャークルーズも欠航となっていました。

羽繕い中のエトロフウミスズメ。

水たまり出一休み。

強風を避けてる?
雪の上でリラックス。

足元に 近づいてきた!



焦りました。
坂井船長さま。
雪の中のエトロフウミスズメ。