【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2019年7月30日火曜日

落石ネイチャークルーズ フルマ 823,090

2019年7月27日(土)
<フルマカモメ+ツノメドリ>   Byイーグル
 写真はクルーズ船からとったもの。ツノメドリの何が気に障ったのかわかりませんが、このフルマカモメは明らかにツノメドリを狙っていました。危険を察知したツノメドリは慌てて潜り、難を逃れました。フルマカモメがツノメドリを捕食しようとしたのでしょうか? 通常、フルマカモメの大好物はクラゲなのですが。。。。。大海原は若い海鳥には過酷な環境なのですね。



番外編:絶品!根室「海陽亭」のカレー 823,032

2019年7月30日(火)
<根室海陽亭「カレーハウス霧岬」のこと>    Byイーグル
  7月21日~28日まで第二の故郷である根室市に滞在してきました。
落石ネイチャークルーズのガイド応援をやりながら夏の北海道を満喫。
今回の滞在で一番楽しい出来事のひとつは、根室海陽亭の土井総支配人との再会でした。場所は海陽亭内にOPENしている「カレーハウス霧岬」。土井さんと太陽の3人で、海陽亭特製のカレーをいただきました。これが絶品!!!本当に美味しかった。 太陽も一口食べて即「うまい!」と一言。
こんなにおいしいカレーが根室で食べられるようになったとは!!カレー好きの私としてはそれだけでまた根室に戻りたいと思いました。土井さんとスタッフの皆様の「チャレンジ精神」にも心から敬意を表したいと思いますした。
根室開陽亭のカレー昼食。根室に行ったら絶対に立ち寄るべきです! 
*根室海陽亭「カレーハウス霧岬」
 営業時間:11:30-14:00
 定休日:日曜日

http://www.n-kaiyoutei.co.jp/

http://www.n-kaiyoutei.co.jp/curry.index.html

☛お土産にはサンマを使ったカレー「SPICE CURRY SANMA」もお勧めです!






2019年7月29日月曜日

落石ネイチャークルーズ(マダラウミスズメも) 822,738

2019年7月27日(土)
<落石ネイチャークルーズ AM+PM便>   By イーグル
 根室滞在も明日でおしまい。落石ネイチャークルーズの応援ガイドも今日が最終日でした。立っているのがやっとという巨大な波とうねり、更には視程わずか10mという濃霧に悩まされた1日でしたが、AM+PM便合計では、お客様に見ていただくるべき海鳥はすべてお見せできたと思います。
 今回の根室滞在はわずか1週間。落石ネイチャークルーズの応援ガイドもわずか4便でしたが、内容は非常に充実したものでした。個人的には(写真は撮れませんでしたが)最終日にマダラウミスズメを確認できたことが最大の収穫でした。
 明日からまた猛暑の神奈川県にもどり、次回の道東滞在を楽しみにしながら、日々頑張って行きたいと思います。

【観察種】
コアホウドリ(20+)
フルマカモメ(200+)
オオミズナギドリ(20+)
ハイイロミズナギドリ(50+)
ハシボソミズナギドリ(5)
アカアシミズナギドリ(2)
ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス(3)
オジロワシ(5)
ハイイロヒレアシシギ(1)
アカエリヒレアシシギ(2)
トウゾクカモメ(1)
ウミネコ
オオセグロカモメ  
ハシブトウミガラス(1)
ケイマフリ(100+)
ウミスズメ(1)
マダラウミスズメ(若1)
ウトウ
ツノメドリ(若2)
エトピリカ(若2+成鳥1)
アマツバメ
**ラッコ(4)
**ゼニガタアザラシ  

 フルマカモメ

コアホウドリ

 ハシブトウミガラス

 ケイマフリ



トウゾクカモメ

 トウゾクカモメ

アカアシミズナギドリ
上面も下面も黒く、足と嘴がピンク色。
アカアシミズナギドリ
ごつい!
翼全体が固い板のようで、根元から板を振るような感じで羽ばたく。。
船内は興奮の坩堝と化した!
 お客様が大喜びなので橋船長もご機嫌です。
フルマカモメ


ツノメドリ(若)
ツノメドリとコアホウドリ
ツノメドリ
距離は最短15m。

 ツノメドリ
近い!!!

 ツノメドリ

コアホウドリがこんなに近くで観察できます。
コアホウドリ


コアホウドリ
 エトピリカ(若)
近い!

 エトピリカ

 ツノメドリ
近い!!
ラッコとゼニガタアザラシ





2019年7月26日金曜日

落石ネイチャークルーズを今日もガイド。 822,209

2019年7月25日(木)
<落石ネイチャークルーズ>    By イーグル
 一昨日まで予約数3名だったAM便は、ふたを開ければ11名のご予約が入り大盛況。やはり、2日前のクルーズ海鳥情報発信が大きかったようです。タイムリーかつ新鮮な海鳥情報の発信に素早く敏感に反応して下さるお客様の存在。お客様のレベルの高さに脱帽するとともに、期待にお応えしなければならないという心地よいプレッシャーに襲われます。でも、そこがいい! 何が出るかわからない海鳥クルーズガイド。わくわくゾクゾクするような使命感を今日も味わうことが出来ました。生きている実感全開!やっぱり、海鳥ガイドはやめられません。この年になって、やっとCALLING(天職)に恵まれたかも。
今日のクルーズには、香港・ベルギーからのバーダーも、いらっしゃいました。
久々の日英2か国語での海鳥ガイド。これもかなり燃えました。
波高は1.5mと大した事なかったのですが、沖合のうねりが予想以上に大きく、かなりハードなクルーズとなりました。出港後1時間が経過しても、濃霧がなかなか晴れてくれません。ユルリ・モユルリ島の間の海峡で一時霧が晴れましたが、クルーズ行程のほとんどが海霧に悩まされる結果となりました。
海鳥の方は、ツノメドリ・エトピリカ・ケイマフリ・ウトウ・フルマカモメ・ヒレアシシギ・チシマウガラスなど期待していた種類はすべて見つけることができました。ホッ!
ただ、濃霧のため写真撮影はいまいちだったと思われます。
明後日、土曜日のクルーズはAM便・PM便ともに、すでに満席のご予約いただいております。
(注意!)落石ネイチャークルーズは、7月28日(日)~8月3日(土)まで運行が休止されます。漁師さんたちが次の漁に備え、漁船装備の変更・点検を行うためです。お客様内には大変ご迷惑をおかけいたしますが、典型的な漁業×観光のコラボ企画の成功例でもある本クルーズです。何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

【観察種】
ツノメドリ(若2)
エトピリカ(2年目1羽、3年目1羽)
ケイマフリ(30+)
ウトウ(100+)
ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス(2)
フルマカモメ(2)
ウミネコ
オオセグロカモメ
オジロワシ(3)
アマツバメ(20+)
*ゼニガタアザラシ

 ツノメドリ(若)
今年は当たり年ですね。
エトピリカ
3年目くらいと推定。
濃霧がうらめしい。
 ケイマフリ

 ツノメドリ

ケイマフリ






2019年7月23日火曜日

久々に落石ネイチャークルーズをガイド  821,440

2019年7月22日(日)
<落石ネイチャークルーズ>    By イーグル
 ほぼ1年ぶりに落石ネイチャークルーズのガイドをさせていただきました。
天候は曇り。気温20℃。波高は2.5m。うねりが大きくかなりハードなクルーズとなりました。南風の割には海鳥の数は少なく、結構苦労しましたが、ツノメドリ(若鳥2)やエトピリカ(成鳥4、若鳥2)を見つけることが出来ました。チシマウガラスも2羽確認。定番のケイマフリ・ウミスズメやアカエリヒレアシシギなども現れてくれました。
 今シーズンはエトピリカの成鳥が少なく、連日、苦労してきましたが今日は特別でした。ベテラン漁師さんの巧みな操船技術により、定置網周辺に浮かんでいるエトピリカの成鳥には10mの至近距離まで接近することができました。その個体が潜ったり逃げたりしなかったことから、観察圧力も最小限にとどめることが出来たと思われます。
お客様はご機嫌で、至近距離からの観察や撮影を楽しんでおられました。
8年間にわたり熱心に協力していただいているベテラン漁師のHさんの、海鳥の習性を肌で理解した上での高い操船技術とサービス精神が光った瞬間でした。
また、今日のクルーズは、この時期としては奇跡的に霧もなく、視界が良好であった事がラッキーでした。
 個人的には、久々のガイドでしたが、港を出た瞬間から昨年まで9年間にわたり800回以上ガイドしてきた落石ネイチャークルーズの過去の記憶が一瞬にして蘇り、全身から喜びと探鳥意欲が沸々とわき上がってきました。しびれるような喜び。至福の瞬間でした。
 また、お客様の中に長年の友人であるプロのネイチャーフォトグラファーのO氏の姿もありました。ユルリ島近海では、久々の友人との再会を祝福してくれるかのように、2羽のエトピリカ(成鳥、別個体)が我々の船の上空・周辺を何度も何度も旋回してくれるという幸運にも恵まれました。
【観察種】
ウミウ    
チシマウガラス(繁殖羽2)
ヒメウ     
オジロワシ(3)
アカエリヒレアシシギ(F2)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ケイマフリ(50+)
ウミスズメ(1)
ツノメドリ(若鳥2)
エトピリカ(成鳥4+若鳥2)
アマツバメ
ハクセキレイ

*今週末の7月27日(土)まで応援ガイドしています。お近くにお越しの方は落石NCにぜひともご乗船ください。スタッフ一同皆様のお越しをお待ちしております!!

コンデジ撮影
ウトウ
 エトピリカ若鳥
 エトピリカ若鳥


ウミスズメ+ツノメドリ(若鳥)

 ツノメドリ

エトピリカ


 エトピリカトとユルリ島

船の上空をかすめて飛ぶエトピリカ(成鳥)


いつも可愛いケイマフリ

2019年7月13日土曜日

明治公園(最新情報) 820,087


2019年7月13日(土)
<根室市明治公園>      Byイーグル   情報提供:根室市Aさん
ここ1週間の明治公園の野鳥情報です。今月末が今から楽しみです。

なお、明治公園の野鳥の写真は、A氏のブログ「ねむろ写真ウォッチングhttp://ja8xdn8001.web.fc2.com/でお楽しみください。
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7月12日(金曜日)
曇り・晴れ

コムクドリ、ムクドリ、アオジ、ノゴマ、ヒヨドリ、ノビタキ、ウグイス、ベニマシコ、オオセグロカモメ、カワラヒワ。

 


7月11日(木曜日)
曇り

オオセグロカモメ、アオジ、カッコウ、ムクドリ(30)、ヒヨドリ、ウグイス、キジバト、ベニマシコ、ノビタキ、ハクセキレイ、シマセンニュウ、ノゴマ。

7月10日(水曜日)

 曇り

カッコウ、カワラヒワ、ウグイス、エゾセンニュウ【囀り)、ノゴマ、スズガモ、オオセグロカモメ、コヨシキリ、キジバト。

 



7月9日(火曜日)
晴れ

コムクドリ、ムクドリ、キジバト、ウグイス、ノビタキ、コヨシキリ、ノゴマ、カッコウ、ヒガラ、アオジ、オオセグロカモメ、スズガモ、(ツツドリ、エゾセンニュウ囀り)。





7月8日(月曜日)
曇り

マガモ、キンクロハジロ、ススガモ、オオセグロカモメ、アオジ、ウグイス、カッコウ、ヒガラ、コヨシキリ、ヒヨドリ、コムクドリ、エゾセンニュウ(囀り)、ベニマシコ。





7月7日(日曜日)
曇り

スズガモ、キンクロハジロ、オオセグロカモメ、アオジ、ノゴマ、カワラヒワ、ツツドリ、カッコウ、エゾセンニュウ、コムクドリ、コヨシキリ、ウグイス。

 


7月6日(土曜日)
曇り

スズガモ、アオジ、ベニマシコ、ノビタキ、カッコウ、ウグイス、ヒガラ、コヨシキリ、コムクドリ、オオセグロカモメ、キジバト。






2019年7月2日火曜日

落石ネイチャークルーズ ガイドさんからの最新情報 818,517

2019年7月2日(火)
<落石ネイチャークルーズのガイドTさんからの投稿>    BYイーグル 

「7月1日落石ネイチャークルーズ
アカエリヒレアシシギとコアホウドリ
今シーズン初認!
エトピリカ亜成鳥13羽
でも、エトピリカ成鳥は確認できませんでした。
今日までで、山科のウトウバンディングは終わったようです。
それにしてもラッコとオジロワシ増えすぎです。
モユルリだけでオジロワシが20羽近くいます。
ラッコはカニ岩で10個体見られました。
稚うにを移植している落石漁業協同組合としては、
頭が痛いようです。私たちはついかわいいとか愛くるしいなどと言って楽しんでいますが、漁業と観光の在り方を考える必要がありそうですね。
モユルリでは毎年ウミネコがコロニーを作り繁殖していますが、4年ほど前からオジロワシが島で営巣し始めていました、昨年は15羽までモユルリでオジロを数えましたが今年は20羽まで増えています。以前は二つの島の間に8月になると巣立ちしたウミネコがたくさん浮いていましたが、急に数が少なくなっているように思います。
ウミウなども同じようにひなが狙われていました。
道東の海鳥たちにとって安全な場所のはずのこの島に大きな変化が起きているようです。
一方で今年は4年ぶりにチシマウガラスが舞い戻ってきました。
この素晴らしい海鳥たちにいつまでも出会える事が出来る所であってほしいと願うばかりです。」


繁殖期の調査活動による入島の影響も心配ですが、もっと大きな変化が島を襲っているのかもしれません。

落石ネイチャークルーズは毎日のように運航していますので、そのガイドさんたちが一番島の変化に敏感です。彼らの発する情報に真剣に耳を傾ける必要があると思います。

また、ラッコによる漁業被害の解決策も全国レベルの視野で考えられないでしょうか?
全国の水族館ではラッコが姿を消しつつあると聞いています。