【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2016年6月30日木曜日

落石ネイチャークルーズ(AM+PM便)553,078

2016年6月30日(木)
<落石ネイチャークルーズ>   Byイーグル
今日は、イワシの大群が落石近海に近づいてきたようで、活発な海鳥の姿を観察することが出来ました。特に、AMではコアホウドリ・クロアシアホウドリ・フルマカモメ・ウトウで形成された「鳥山」のすぐそばに船を寄せることに成功。至近距離でそれらのうみどりを観察・撮影することが出来ました。PM便では、今季初のエトピリカの若鳥(1)を観察致しました。
【観察種】 AM+PM
コアホウドリ(8)
クロアシアホウドリ(2)
フルマカモメ(30+)
ハシボソミズナギドリ(5)
ウミウ
ヒメウ
オジロワシ
ウミネコ
オオセグロカモメ
ウミガラス(3)
ケイマフリ(70+)
ウミスズメ(2)
ウトウ(100+)
エトピリカ(3)  *内1羽は若どり。
アマツバメ
ハクセキレイ

ウミスズメ
Ancient Murrelet

鳥山。
コアホウドリ
クロアシアホウドリ

クロアシアホウドリ
Black-footed Albatross

コアホウドリ
Laysan Albatross

コアホウドリ

クロアシアホウドリ


エトピリカ
Tufted Puffin





シロエリオオハム

エトピリカの若鳥

エトピリカ 若鳥

フルマカモメ 暗色型

ウミガラス
Common Guillemot



2016年6月29日水曜日

落石ネイチャークルーズ(AM+PM便)552,733

2016年6月29日(水)
<落石ネイチャークルーズ>    Byイーグル
濃霧。南風2m。気温18℃。
今日は今シーズンで一番海鳥が多かった。
1日を通して、ユルリ島の裏側に多くの海鳥が集まっていました。
海水温がやっと上昇してきた結果だと思います。
ウトウは300羽以上。ケイマフリも100羽はいました。
エトピリカも数は8羽程度でしたが、繁殖地の外側に出てきて、採餌に余念がない個体が多く、
船からの距離も近い事がお客様を喜ばせました。
AM便のカメラマンさん、PM便の落石中学校の生徒・先生がた30名様も大満足の結果となりました。
【観察種】 AM+PM便
シロエリオオハム(10+)
ハイイロミズナギドリ(2)
ウミウ
ヒメウ
オジロワシ(2)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ウミガラス(1)
ケイマフリ(100+)
ウトウ(300+)
エトピリカ(8)
アマツバメ
**ラッコ(1)


エトピリカ。
正面から見ると。。。。
変な顔。


コミカル・エトピリカ。
船べりです。


エトピリカの後頭部。

エトピリカ。
Tufted Puffin


船から、こんなに近くで、リラックスしてくれました。
落石中学の皆さま。
落石中学。
1-3年生+先生がた。
3隻出しました。




2016年6月28日火曜日

落石ネイチャークルーズAM エトピリカ! 552,231

2016年6月28日(火)
<落石ネイチャークルーズAM便>    Byイーグル
晴れ。南風3m。やっと少し海水温が上昇してきた。
エトピリカの出が良くなってきました。
【観察種】
ウミウ
ヒメウ
シノリガモ
オジロワシ
ウミネコ
オオセグロカモメ
ウミガラス(1)
ケイマフリ
ウトウ
エトピリカ(3)
アマツバメ
ハクセキレイ
**ゼニガタアザラシ
**ラッコ

エトピリカ
Tufted Puffin

ウミガラス 【濃霧】
Common Guillemot

ケイマフリ
Spectacled Guillemot

エトピリカ
Tufted Puffin




モユルリ島への宿泊調査も中止になりました!  551,915

2016年6月28日(火)
<モユルリ島の調査も中止が決定!>  Byイーグル

【7月4日から8日に落石ネイチャークルーズの予約をされているお客様へ】
 この期間に、環境省・山階鳥類研究所によるモユルリ入島・宿泊調査及び島周辺への小舟による周回調査が予定されておりましたが、無事、中止となりました。
 6月28日から7月2日までのユルリ島への入島調査に引き続き、繁殖期のエトピリカ・ケイマフリ・ウトウ・チシマウガラスなどの貴重な海鳥たちの繁殖活動に対する「直接的脅威」を排除できたわけです。
よかった!
 
 この決定をもちまして、今回の一連の「せめぎ合い」に一応の終止符を打つことが出来ました。
明日からは、元のような「旬の野鳥情報の提供」中心のブログに戻す予定です。
**次の書き込みは、今朝のクルーズの様子です。19名のお客様に、繁殖地に入らずにエトピリカの美しい姿をお見せすることが出来ました。

 それにしても、ここ10日間を振り返りますと、色々ありました。

 「新谷さん、国や皇族の冠付きの研究所に挑んでも、今までの流れを変えさせることは無理だよ!」としたり顔で忠告してくださった方もいらっしゃいましたが、「理不尽に対して声を上げられないなら死んだ方がましだ。」と思って、冷静かつ沈着に、喧嘩をせずに「地元をもっと尊重するべし」の1点だけを主張してきました。
 
 私は繁殖期の調査が必要な場合があることを、1度も否定したことがありません。
地元との「十分なコミュニケーション」と「繁殖期の調査を<必要悪>と認めた上で、必要最小限かつ適正な方法で調査をするという真摯な姿勢」を調査員に求めてきただけです。
誠実にわれわれに対応していただければ、決してこれ以上の対立・すれ違いを望むものではありません。
 

 環境省も、調査のニーズ元としての自覚と見識をもち、外注先でしかない「山階鳥類研究所」などに我々との交渉・話し合いを実質的に丸投げするような事がないように、切にお願いしたいと思います。 
<文責:新谷>


PS:私のこのブログ上の書き込みはあくまでも新谷個人の主張です。
私ではなく落石漁協に色々言ってくる電話が増えている様ですが、それは見当違いです。
漁協が迷惑しているかもしれません。

 あくまでも、言いたい事があるなら、男らしく私にぶつけてきてください。陰口は卑怯です。
 

2016年6月26日日曜日

落石ネイチャークルーズ 550,978

2016年6月26日(日)
今日は、何とかエトピリカ、見ることができた様です。
イーグルは根室を離れています。

2016年6月25日土曜日

落石ネイチャークルーズ 550,699

2016年6月25日(土)
<落石ネイチャークルーズAM+PM便>    By イーグル
今日は久々の運航でしたが、エトピリカは全く姿が見えませんでした。
例年なら、エトピリカが連日現れてくれる6月下旬です。
今年は何かおかしい!
PM便ではハイイロウミツバメ(1)を確認いたしました。定置網の周辺をヒラヒラ飛んでいました。

【観察種】
シロエリオオハム
ハシボソミズナギドリ(3)
ウミウ
ヒメウ
シノリガモ
トビ
オジロワシ
ウミネコ
オオセグロカモメ
ウミガラス(1)
ケイマフリ
ウミスズメ
ウトウ
ハイイロウミツバメ(1)
アマツバメ

シロエリオオハム
Pacific Diver


シロエリオオハム

チン・ストラップが見える。
ウミスズメ
Ancient Murrelet

ウトウ
Rhinoceros Aukle
t
ハイイロウミツバメ
Fork-tailed Storm Petrel

*確かに海の上を歩いているように見える。
ハイイロウミツバメ

ハイイロウミツバメ

ラッコ
今日も4-5頭見かけました。
ケイマフリ
Spectacled Guillemot

今後の落石ネイチャークルーズのお客様へ 550,278

2016年6月25日(土)
前項の書き込みをお読みいただき、以下の点につきまして、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

【6月28日から7月2日に落石ネイチャークルーズの予約をされているお客様へ】
 前項の書き込みでご紹介いたしましたとおり、6月28日ー7月2日の調査団(環境省・山階鳥類研究所)のユルリ島への入島は阻止できました。
 少なくともこの期間は、ユルリ島周辺での海鳥への攪乱はなくなりました。
ご安心ください。


【7月4日から8日に落石ネイチャークルーズの予約をされているお客様へ】
 この期間にモユルリ入島+島周辺への小舟による調査が強行された場合は、7月4日に乗船予定の「アルパイン・トラベル」や「クラブ・ツーリズム」および期間中の個人客の皆さまには、状況次第で、山階鳥類研究所調査団がご迷惑をおかけすることも予想されます。
 ご承知のように、ユルリ島・モユルリ島はまさに「一衣帯水」の関係にあります。モユルリ島内だけの調査ならいざ知らず、調査計画上は、小舟で島周辺を走り回り、チシマウガラスをはじめとするウ類やケイマフリの調査も行うトみられます。

 生態系の専門家なら、2島の密接な関係について知らないはずはありません。確信犯です。
彼らが、モユルリ島の調査を強行した場合は、その証拠を押さえたうえで、地主である国への報告および「今後の調査の差し止め請求」などの行政上や法的な対抗措置なども、静かに粛々と、検討してゆきたいと考えます。
 また、乗船客の皆様が受けるかもしれない精神的苦痛に対する慰謝料や、予約の解約による損害賠償請求なども併せて検討してゆきたいと思います。

 地元を敵に回した調査は、いずれ破たんします。最後は正義が勝ちます。
山階鳥類研究所さんの賢明かつ勇気ある決断を期待いたします。

このように、7月4日―8日のご乗船時の影響に関しましては、予断を許さない状況にあります。
この点、十分にご理解の上、お越しいただきますようよろしくお願い申し上げます。

このような事態になっており、本当に力不足を痛感いたしております。
落石ネイチャークルーズ協議会を代表いたしまして、心よりお詫び申し上げたいと存じます。


2016年6月24日金曜日

山階鳥類研究所のユルリ島入島調査を拒否。

2016年6月24日(金)
<初めての入島拒否>   Byイーグル
 環境省との話し合いの後も残っていた問題が、今朝、解決いたしました。
山階鳥類研究所は、環境省からの委託を受け、6月28日から7月2日まで、4泊5日でユルリ島および周辺海域で「鳥類調査」を予定していました。
それに関する、入島の申請を落石漁協が却下いたしました。
 
 理由は、海鳥の繁殖活動や落石ネイチャークルーズ事業の活動に対し、大きな「脅威」を与える調査活動であるにもかかわらず、その必要性・適正な実施方法・ネイチャークルーズ事業への影響の有無などに関し、十分な事前説明や地元関係者とのコミュニケーションが行われていない事が明らかであるためです。。
 
 我々は、4年前から、傍若無人な入島調査に悩まされ続けてきました。
再三の警告にもかかわらず、調査団は毎年、同様の繁殖妨害・営業妨害を続けてきました。毎年、1年という十分なリードタイムがあるにもかかわらず、直前の形式的な申請のみで入島を繰り返してきました。地元説明会なども1度も開かれたことがありません。

 今回は、さすがに彼らの上から目線のごり押し調査姿勢に対し、ユルリ島の地主である落石漁協が切れ、「入島調査の拒否」という痛烈なカウンターパンチを食らわせたものです。

 これを契機に、環境省・山階鳥類研究所は、事前に地元説明会や丁寧な会議の開催などを通じ、地元と十分なコミュニケーションを構築・維持する努力をすべきだと思います。
ユルリ島の調査を今後も続けたいなら、これらの努力はMUSTだと思います。

 我々は、繁殖期にしかできない「調査」が存在することは認めています。調査の必要性を否定したことは1度もありません。
 ただ、調査日の設定時期・1日の中での調査時間の工夫・入島期間の長さ・調査員人数の多さ・海鳥をかく乱する小舟で走り回る調査形式・島に宿泊すること自体の必要性の有無・落石ネイチャークルーズ事業との軋轢などなど、様々な疑問を感じています。
許可を得て、調査に入るわけですから、もう少し地元への配慮があってしかるべきだと感じています。

 調査する側がそのような努力を怠ったからこそ、今回の「入島拒否」が起こりました。
当然の結果だと思っています。

 おそらく、山階鳥類研究所さんが、入島拒否を食らったのは初めての出来事ではないでしょうか? 地元をなめていると、痛烈なシッぺ返しに会うこと。少しはわかっていただけたでしょうか?

 また、更には7月4日から5日間、環境省および山階鳥類研究所は、またまたモユルリ島へ立ち入り、海鳥調査を計画している様です。こちらの中止も、地元の強い意向です。
ただ、モユルリ島が国有地(*)であるから、漁協にとやかく言う権利はない、というのが調査団の言い分らしい。 *ユルリ島は落石漁協の100%私有地です。
 ずれています。島の所有者がだれか?で入島の判断を決めるのではなく、海鳥や生態系への影響を精査したうえで、慎重に入島許可を出すべきではないでしょうか?



【6月28日から7月2日に落石ネイチャークルーズの予約をされているお客様へ】
 いずれにしましても、6月28日ー7月2日の調査団【環境省・山階鳥類研究所】のユルリ島への入島は阻止できました。
少なくともこの期間は、ユルリ島周辺での海鳥への攪乱はなくなりました。
ご安心ください。


【7月4日から8日に落石ネイチャークルーズの予約をされているお客様へ】
 この期間にモユルリ入島+島周辺への小舟による調査が強行された場合は、7月4日に乗船予定の「アルパイン・トラベル」や「クラブ・ツーリズム」および期間中の個人客の皆さまには、状況次第で、山階鳥類研究所調査団がご迷惑をおかけすることも予想されます。
 ご承知のように、ユルリ島・モユルリ島はまさに「一衣帯水」の関係にあります。島内だけの調査ならいざ知らず、調査計画上は、小舟で島周辺を走り回り、チシマウガラスをはじめとするウ類やケイマフリの調査も行う様です。

 生態系の専門家なら、2島の密接な関係について知らないはずはありません。確信犯です。
彼らが、モユルリ島の調査を強行した場合は、その証拠を押さえたうえで、地主である国への報告および「今後の調査の差し止め請求」などの行政上や法的な対抗措置なども、静かに粛々と、検討してゆきたいと考えます。
 また、乗船客の皆様が受けるかもしれない精神的苦痛に対する慰謝料や、予約の解約による損害賠償請求なども併せて検討してゆきたいと思います。

 地元を敵に回した調査は、いずれ破たんしますよ。
山階鳥類研究所さんの賢明かつ勇気ある決断を期待いたします。



山階鳥類研究所のユルリ島入島調査を拒否。

2016年6月24日(金)
<初めての入島拒否>   Byイーグル
 環境省との話し合いの後も残っていた問題が、今朝、解決いたしました。
山階鳥類研究所は、環境省からの委託を受け、6月28日から7月2日まで、4泊5日でユルリ島および周辺海域で「鳥類調査」を予定していました。
それに関する、入島の申請を落石漁協が却下いたしました。
 
 理由は、海鳥の繁殖活動や落石ネイチャークルーズ事業の活動に対し、大きな「脅威」を与える調査活動であるにもかかわらず、その必要性・適正な実施方法・ネイチャークルーズ事業への影響の有無などに関し、十分な事前説明や地元関係者とのコミュニケーションが行われていない事が明らかであるためです。。
 
 我々は、4年前から、傍若無人な入島調査に悩まされ続けてきました。
再三の警告にもかかわらず、調査団は毎年、同様の繁殖妨害・営業妨害を続けてきました。毎年、1年という十分なリードタイムがあるにもかかわらず、直前の形式的な申請のみで入島を繰り返してきました。地元説明会なども1度も開かれたことがありません。

 今回は、さすがに彼らの上から目線のごり押し調査姿勢に対し、ユルリ島の地主である落石漁協が切れ、「入島調査の拒否」という痛烈なカウンターパンチを食らわせたものです。

 これを契機に、環境省・山階鳥類研究所は、事前に地元説明会や丁寧な会議の開催などを通じ、地元と十分なコミュニケーションを構築・維持する努力をすべきだと思います。
ユルリ島の調査を今後も続けたいなら、これらの努力はMUSTだと思います。

 我々は、繁殖期にしかできない「調査」が存在することは認めています。調査の必要性を否定したことは1度もありません。
 ただ、調査日の設定時期・1日の中での調査時間の工夫・入島期間の長さ・調査員人数の多さ・海鳥をかく乱する小舟で走り回る調査形式・島に宿泊すること自体の必要性の有無・落石ネイチャークルーズ事業との軋轢などなど、様々な疑問を感じています。
許可を得て、調査に入るわけですから、もう少し地元への配慮があってしかるべきだと感じています。

 調査する側がそのような努力を怠ったからこそ、今回の「入島拒否」が起こりました。
当然の結果だと思っています。

 おそらく、山階鳥類研究所さんが、入島拒否を食らったのは初めての出来事ではないでしょうか? 地元をなめていると、痛烈なシッぺ返しに会うこと。少しはわかっていただけたでしょうか?

 また、更には7月4日から5日間、環境省および山階鳥類研究所は、またまたモユルリ島へ立ち入り、海鳥調査を計画している様です。こちらの中止も、地元の強い意向です。
ただ、モユルリ島が国有地(*)であるから、漁協にとやかく言う権利はない、というのが調査団の言い分らしい。 *ユルリ島は落石漁協の100%私有地です。
 ずれています。島の所有者がだれか?で入島の判断を決めるのではなく、海鳥や生態系への影響を精査したうえで、慎重に入島許可を出すべきではないでしょうか?



【6月28日から7月2日に落石ネイチャークルーズの予約をされているお客様へ】
 いずれにしましても、6月28日ー7月2日の調査団【環境省・山階鳥類研究所】のユルリ島への入島は阻止できました。
少なくともこの期間は、ユルリ島周辺での海鳥への攪乱はなくなりました。
ご安心ください。


【7月4日から8日に落石ネイチャークルーズの予約をされているお客様へ】
 この期間にモユルリ入島+島周辺への小舟による調査が強行された場合は、7月4日に乗船予定の「アルパイン・トラベル」や「クラブ・ツーリズム」および期間中の個人客の皆さまには、状況次第で、山階鳥類研究所調査団がご迷惑をおかけすることも予想されます。
 ご承知のように、ユルリ島・モユルリ島はまさに「一衣帯水」の関係にあります。島内だけの調査ならいざ知らず、調査計画上は、小舟で島周辺を走り回り、チシマウガラスをはじめとするウ類やケイマフリの調査も行う様です。

 生態系の専門家なら、2島の密接な関係について知らないはずはありません。確信犯です。
彼らが、モユルリ島の調査を強行した場合は、その証拠を押さえたうえで、地主である国への報告および「今後の調査の差し止め請求」などの行政上や法的な対抗措置なども、静かに粛々と、検討してゆきたいと考えます。
 また、乗船客の皆様が受けるかもしれない精神的苦痛に対する慰謝料や、予約の解約による損害賠償請求なども併せて検討してゆきたいと思います。

 地元を敵に回した調査は、いずれ破たんしますよ。
山階鳥類研究所さんの賢明かつ勇気ある決断を期待いたします。



落石NC欠航のお知らせ 549,799

2016年6月24日(金)
<落石ネイチャークルーズ>    Byイーグル
  本日の落石ネイチャークルーズも悪天候のため、欠航となってしまいました。連日の欠航です。漁師さんの話によりますと、港から船が出て行けないけないくらいの激しい波だそうです。
 本日の便には香港・台湾からの20名を含め、30名以上の海鳥FANのご予約をいただいておりました。申し訳ない気持ちで一杯です。
 それにしても、今年の6月は天気が悪い。

2016年6月23日木曜日

ユルリ・モユルリ島への入島調査問題・環境省との話し合い結果(報告) 549,124

2016年6月22日(水)
<環境省との会議結果>    BYイーグル
 本日、午前11時より2時間にわたり、環境省釧路事務所の課長・保護官らと、落石漁協内会議室におきまして話し合いを致しました。
 主な議題は、
「デコイ設置問題」
「繁殖期の入島調査の制限」
「コミュニケーションの改善」
「調査の可否判断方式の改善」などでした。

以下、報告です。
 

【6月22日環境省釧路事務所との協議結果】
 昨日、落石漁協の会議室で、環境省釧路事務所からの3名と、落石漁協幹部・ネイチャークルーズ協議会メンバー4名で会議を開催いたしました。
昨今、様々なやり取りを本ブログを通じご報告して参りました関係上、会議での協議・決定事項について、以下ご報告させていただきます。

 1.結論として、当方の主張がほぼ受け入れられた事と今後、双方が良好なコミュニケーションを日常的に構築・維持してゆくことで合意いたしました。

2.会議の雰囲気は終始「友好的」「相互理解調」でした。双方が相手の立場を理解し、双方の意向をできるだけ尊重するために知恵を絞る局面も多々ありました。

3.以下、具体的な合意点について、簡単にご紹介させていただきます。...
 ①デコイの設置・調査は全面的に見送る。環境省の予算の問題もあった様ですが、課長と保護官が環境省の決定事項として「デコイ設置中止」を表明してくれました。大きな前進です。
 ②ユルリ島への繁殖期の立ち入り調査は今年は自粛する方向で環境省内を調整する。どうしても、実施しなければならない場合は、もう一度、双方で会議を行い、ネイチャークルーズの運行日や時間帯を避ける調査の設定など様々な工夫について双方で協議する。
 また、当方も繁殖期に必要な調査もあることに理解を示しました。 ただし、調査方法について事前に十分なコミュニケーションを取る様お願いしました。環境省も事前協議を確約してくれました。 
 ③7月23日ー28日に調査が予定されている「エトピリカ等海鳥類モニタリング調査」は長年にわたり継続的な調査を実施してきているため、環境省としても実施を強く望まれました。
 当方も一定度の理解を表明。当方より「調査日程の1週間後ろ倒し」を提案しました。(7月30日―8月3日が落石ネイチャークルーズの運休期間であるため)。
 環境省はこの提案を持ち帰り、調査員の日程調整を検討することになりました。日程調整が不調の場合は、再度、会議を開き、「調査の中止」または「条件付き実施」について話し合うこととしました。
 ④9月に実施申請が上がっている「ドブネズミの調査」は海鳥の繁殖期終了後であるため認められることとなりました。
 ⑤海鳥・アザラシ・ドブネズミ関係の調査が並行して複数走っている実態や調査を括統する組織・機能がないことを双方で確認しました。調査の外注先も様々であり、横の情報交換や日程の統合などの協議はない。結果として島の繁殖環境へ大きなを負荷をかけている。
 今後、調査実施方法や日程の面で、発注元の環境省や大学で横断的に話し合い、野放し状態ではなくコントロールされた調査をするようリーダーシップを発揮してほしい旨要請しました。環境省は肯定的な回答をしてくれました。
 ⑥調査員の礼儀や常識教育もお願いいたしました。また、島での災害・ケガ・事故発生時には、漁協や漁師さんが調査員を救助することもありえる。日常的な関係の維持や地主である漁協やNC協議会・漁師さんへのリスペクトの気持ちを忘れることがないよう、調査員に徹底してほしい旨、発言いたしました。
 ⑦現在の根室市教育委員会の学芸員が入島の可否を判断する方式の「形骸化」を双方で確認しました。
 入島許可を科学的に判断し、更には地元の意向を十分にくみ取り、総合的な調整を経た判断をするためには、現在、適任者が不在である。この点についても、今回の問題を引き起こした大きな責任がある。双方、その形骸化について確認し、改善方法を検討することになりました。
 個人的には、環境省釧路事務所と我々が直接良好なコミュニケーションを維持することにより解決できると思いました。  現在の学芸員による形式的判断は不要であり、不快きわまりない。
 ⑦過去6年間にわたる落石ネイチャークルーズ事業の副産物である「周辺海域の海鳥情報」の環境省への提供や漁師さんや漁船を活用した「新しい調査協力」などもこちらから提案いたしました。
 ⑧双方のコミュニケーション不足が最大の問題であることを、何度も確認し合いました。そして、日常的なコミュニケーションを構築・維持することにより、地元への十分な事前の情報提供・環境省の業務への理解・協力などについて相互理解を深める機会を増やす事を確認できました。
  ☛必要な「地元説明会」の実施に加え、漁師さんを交えての勉強会や飲み会もやろうということになりました。
  ☛今日の会議を境に、環境省と漁協・NC協議会の間に、電話1本で話し合えるルート・パイプができました。この点も非常に大きな前進といえます。

 
 いずれにいたしましても、一番心配していた「デコイ設置問題」が当面全面的に解決したことが非常に大きな成果となりました。
 

 最後に、今後、「両者間の良好な意思疎通」の実現にむけて、双方が努力することを再度確認して、笑顔で別れました。
 
 まだまだ、油断はしていませんが、予想以上に理解を示していただけたので、問題終息への筋道が見えました。

 「コミュニケ―ションの改善」というフレーズは、会議中100回以上連呼させていただきました。
 

 以上により、一応の問題終息となりそうですが、今後、入島調査が条件付きで認められる場合は、ネイチャークルーズ事業への影響可能性について、再度、お客様に事前広報させていただきたいと思います。
 
 また、来年度以降の繁殖期調査のあり方については、改めて場を設け、事前に十分な協議を行い、コミュニケーションを重視しながら双方で前向きに協議してゆくことで合意いたしました。

以上、簡単にご報告させていただきました。

 本件の問題解決への取り組みに関しましては、本ブログやFBを通じ、全国・全世界から多くの方々のご理解・ご支援をいただきました。皆様の思いがどれだけ我々を勇気づけていただいたかわかりません。
 お陰様で、何とか一定殿解決に至ることが出来ました。この場をお借りし、心より御礼申し上げたいと存じます。

 今後とも、本ブログや「落石ネイチャークルーズ事業」に対し、ご支援ご鞭撻を賜りますよう、改めてお願い申し上げます。
 皆さま、本当にありがとうございました。

 また、明日から頑張ります!!
 

環境省との話し合い結果(報告) 549,124

2016年6月22日(水)
<環境省との会議結果>    BYイーグル
 本日、午前11時より2時間にわたり、環境省釧路事務所の課長・保護官らと、落石漁協内会議室におきまして話し合いを致しました。
 主な議題は、
「デコイ設置問題」
「繁殖期の入島調査の制限」
「コミュニケーションの改善」
「調査の可否判断方式の改善」などでした。

以下、報告です。
 

【6月22日環境省釧路事務所との協議結果】
 昨日、落石漁協の会議室で、環境省釧路事務所からの3名と、落石漁協幹部・ネイチャークルーズ協議会メンバー4名で会議を開催いたしました。
昨今、様々なやり取りを本ブログを通じご報告して参りました関係上、会議での協議・決定事項について、以下ご報告させていただきます。

 1.結論として、当方の主張がほぼ受け入れられた事と今後、双方が良好なコミュニケーションを日常的に構築・維持してゆくことで合意いたしました。

2.会議の雰囲気は終始「友好的」「相互理解調」でした。双方が相手の立場を理解し、双方の意向をできるだけ尊重するために知恵を絞る局面も多々ありました。

3.以下、具体的な合意点について、簡単にご紹介させていただきます。...
 ①デコイの設置・調査は全面的に見送る。環境省の予算の問題もあった様ですが、課長と保護官が環境省の決定事項として「デコイ設置中止」を表明してくれました。大きな前進です。
 ②ユルリ島への繁殖期の立ち入り調査は今年は自粛する方向で環境省内を調整する。どうしても、実施しなければならない場合は、もう一度、双方で会議を行い、ネイチャークルーズの運行日や時間帯を避ける調査の設定など様々な工夫について双方で協議する。
 また、当方も繁殖期に必要な調査もあることに理解を示しました。 ただし、調査方法について事前に十分なコミュニケーションを取る様お願いしました。環境省も事前協議を確約してくれました。 
 ③7月23日ー28日に調査が予定されている「エトピリカ等海鳥類モニタリング調査」は長年にわたり継続的な調査を実施してきているため、環境省としても実施を強く望まれました。
 当方も一定度の理解を表明。当方より「調査日程の1週間後ろ倒し」を提案しました。(7月30日―8月3日が落石ネイチャークルーズの運休期間であるため)。
 環境省はこの提案を持ち帰り、調査員の日程調整を検討することになりました。日程調整が不調の場合は、再度、会議を開き、「調査の中止」または「条件付き実施」について話し合うこととしました。
 ④9月に実施申請が上がっている「ドブネズミの調査」は海鳥の繁殖期終了後であるため認められることとなりました。
 ⑤海鳥・アザラシ・ドブネズミ関係の調査が並行して複数走っている実態や調査を括統する組織・機能がないことを双方で確認しました。調査の外注先も様々であり、横の情報交換や日程の統合などの協議はない。結果として島の繁殖環境へ大きなを負荷をかけている。
 今後、調査実施方法や日程の面で、発注元の環境省や大学で横断的に話し合い、野放し状態ではなくコントロールされた調査をするようリーダーシップを発揮してほしい旨要請しました。環境省は肯定的な回答をしてくれました。
 ⑥調査員の礼儀や常識教育もお願いいたしました。また、島での災害・ケガ・事故発生時には、漁協や漁師さんが調査員を救助することもありえる。日常的な関係の維持や地主である漁協やNC協議会・漁師さんへのリスペクトの気持ちを忘れることがないよう、調査員に徹底してほしい旨、発言いたしました。
 ⑦現在の根室市教育委員会の学芸員が入島の可否を判断する方式の「形骸化」を双方で確認しました。
 入島許可を科学的に判断し、更には地元の意向を十分にくみ取り、総合的な調整を経た判断をするためには、現在、適任者が不在である。この点についても、今回の問題を引き起こした大きな責任がある。双方、その形骸化について確認し、改善方法を検討することになりました。
 個人的には、環境省釧路事務所と我々が直接良好なコミュニケーションを維持することにより解決できると思いました。  現在の学芸員による形式的判断は不要であり、不快きわまりない。
 ⑦過去6年間にわたる落石ネイチャークルーズ事業の副産物である「周辺海域の海鳥情報」の環境省への提供や漁師さんや漁船を活用した「新しい調査協力」などもこちらから提案いたしました。
 ⑧双方のコミュニケーション不足が最大の問題であることを、何度も確認し合いました。そして、日常的なコミュニケーションを構築・維持することにより、地元への十分な事前の情報提供・環境省の業務への理解・協力などについて相互理解を深める機会を増やす事を確認できました。
  ☛必要な「地元説明会」の実施に加え、漁師さんを交えての勉強会や飲み会もやろうということになりました。
  ☛今日の会議を境に、環境省と漁協・NC協議会の間に、電話1本で話し合えるルート・パイプができました。この点も非常に大きな前進といえます。

 
 いずれにいたしましても、一番心配していた「デコイ設置問題」が当面全面的に解決したことが非常に大きな成果となりました。
 

 最後に、今後、「両者間の良好な意思疎通」の実現にむけて、双方が努力することを再度確認して、笑顔で別れました。
 
 まだまだ、油断はしていませんが、予想以上に理解を示していただけたので、問題終息への筋道が見えました。

 「コミュニケ―ションの改善」というフレーズは、会議中100回以上連呼させていただきました。
 

 以上により、一応の問題終息となりそうですが、今後、入島調査が条件付きで認められる場合は、ネイチャークルーズ事業への影響可能性について、再度、お客様に事前広報させていただきたいと思います。
 
 また、来年度以降の繁殖期調査のあり方については、改めて場を設け、事前に十分な協議を行い、コミュニケーションを重視しながら双方で前向きに協議してゆくことで合意いたしました。

以上、簡単にご報告させていただきました。

 本件の問題解決への取り組みに関しましては、本ブログやFBを通じ、全国・全世界から多くの方々のご理解・ご支援をいただきました。皆様の思いがどれだけ我々を勇気づけていただいたかわかりません。
 お陰様で、何とか一定殿解決に至ることが出来ました。この場をお借りし、心より御礼申し上げたいと存じます。

 今後とも、本ブログや「落石ネイチャークルーズ事業」に対し、ご支援ご鞭撻を賜りますよう、改めてお願い申し上げます。
 皆さま、本当にありがとうございました。

 また、明日から頑張ります!!
 

環境省との話し合い結果(報告) 549,124

2016年6月22日(水)
<環境省との会議結果>    BYイーグル
 本日、午前11時より2時間にわたり、環境省釧路事務所の課長・保護官らと、落石漁協内会議室におきまして話し合いました。主な議題は、「デコイ設置問題」「繁殖期の入島調査の制限」「コミュニケーションの改善」「調査の可否判断方式の改善」などでした。
以下、報告です。
 
【6月22日環境省釧路事務所との協議結果】
 昨日、落石漁協の会議室で、環境省釧路事務所からの3名と、落石漁協幹部・ネイチャークルーズ協議会メンバー4名で会議を開催いたしました。
昨今、様々なやり取りを本ブログを通じご報告して参りました関係上、会議での協議・決定事項について、以下ご報告させていただきます。

 1.結論として、当方の主張がほぼ受け入れられた事と今後、双方が良好なコミュニケーションを日常的に構築・維持してゆくことで合意いたしました。

2.会議の雰囲気は終始「友好的」「相互理解調」でした。双方が相手の立場を理解し、双方の意向をできるだけ尊重するために知恵を絞る局面も多々ありました。

3.以下、具体的な合意点について、簡単にご紹介させていただきます。...
 ①デコイの設置・調査は全面的に見送る。環境省の予算の問題もあった様ですが、課長と保護官が環境省の決定事項として「デコイ設置中止」を表明してくれました。大きな前進です。
 ②ユルリ島への繁殖期の立ち入り調査は今年は自粛する方向で環境省内を調整する。どうしても、実施しなければならない場合は、もう一度、双方で会議を行い、ネイチャークルーズの運行日や時間帯を避ける調査の設定など様々な工夫について双方で協議する。
 また、当方も繁殖期に必要な調査もあることに理解を示しました。 ただし、調査方法について事前に十分なコミュニケーションを取る様お願いしました。環境省も事前協議を確約してくれました。 
 ③7月23日ー28日に調査が予定されている「エトピリカ等海鳥類モニタリング調査」は長年にわたり継続的な調査を実施してきているため、環境省としても実施を強く望まれました。
 当方も一定度の理解を表明。当方より「調査日程の1週間後ろ倒し」を提案しました。(7月30日―8月3日が落石ネイチャークルーズの運休期間であるため)。
 環境省はこの提案を持ち帰り、調査員の日程調整を検討することになりました。日程調整が不調の場合は、再度、会議を開き、「調査の中止」または「条件付き実施」について話し合うこととしました。
 ④9月に実施申請が上がっている「ドブネズミの調査」は海鳥の繁殖期終了後であるため認められることとなりました。
 ⑤海鳥・アザラシ・ドブネズミ関係の調査が並行して複数走っている実態や調査を括統する組織・機能がないことを双方で確認しました。調査の外注先も様々であり、横の情報交換や日程の統合などの協議はない。結果として島の繁殖環境へ大きなを負荷をかけている。
 今後、調査実施方法や日程の面で、発注元の環境省や大学で横断的に話し合い、野放し状態ではなくコントロールされた調査をするようリーダーシップを発揮してほしい旨要請しました。環境省は肯定的な回答をしてくれました。
 ⑥調査員の礼儀や常識教育もお願いいたしました。また、島での災害・ケガ・事故発生時には、漁協や漁師さんが調査員を救助することもありえる。日常的な関係の維持や地主である漁協やNC協議会・漁師さんへのリスペクトの気持ちを忘れることがないよう、調査員に徹底してほしい旨、発言いたしました。
 ⑦現在の根室市教育委員会の学芸員が入島の可否を判断する方式の「形骸化」を双方で確認しました。
 入島許可を科学的に判断し、更には地元の意向を十分にくみ取り、総合的な調整を経た判断をするためには、現在、適任者が不在である。この点についても、今回の問題を引き起こした大きな責任がある。双方、その形骸化について確認し、改善方法を検討することになりました。
 個人的には、環境省釧路事務所と我々が直接良好なコミュニケーションを維持することにより解決できると思いました。  現在の学芸員による形式的判断は不要であり、不快きわまりない。
 ⑦過去6年間にわたる落石ネイチャークルーズ事業の副産物である「周辺海域の海鳥情報」の環境省への提供や漁師さんや漁船を活用した「新しい調査協力」などもこちらから提案いたしました。
 ⑧双方のコミュニケーション不足が最大の問題であることを、何度も確認し合いました。そして、日常的なコミュニケーションを構築・維持することにより、地元への十分な事前の情報提供・環境省の業務への理解・協力などについて相互理解を深める機会を増やす事を確認できました。
  ☛必要な「地元説明会」の実施に加え、漁師さんを交えての勉強会や飲み会もやろうということになりました。
  ☛今日の会議を境に、環境省と漁協・NC協議会の間に、電話1本で話し合えるルート・パイプができました。この点も非常に大きな前進といえます。

 
 いずれにいたしましても、一番心配していた「デコイ設置問題」が当面全面的に解決したことが非常に大きな成果となりました。
 

 最後に、今後、「両者間の良好な意思疎通」の実現にむけて、双方が努力することを再度確認して、笑顔で別れました。
 
 まだまだ、油断はしていませんが、予想以上に理解を示していただけたので、問題終息への筋道が見えました。

 「コミュニケ―ションの改善」というフレーズは、会議中100回以上連呼させていただきました。
 

 以上により、一応の問題終息となりそうですが、今後、入島調査が条件付きで認められる場合は、ネイチャークルーズ事業への影響可能性について、再度、お客様に事前広報させていただきたいと思います。
 
 また、来年度以降の繁殖期調査のあり方については、改めて場を設け、事前に十分な協議を行い、コミュニケーションを重視しながら双方で前向きに協議してゆくことで合意いたしました。

以上、簡単にご報告させていただきました。

 本件の問題解決への取り組みに関しましては、本ブログやFBを通じ、全国・全世界から多くの方々のご理解・ご支援をいただきました。皆様の思いがどれだけ我々を勇気づけていただいたかわかりません。
 お陰様で、何とか一定殿解決に至ることが出来ました。この場をお借りし、心より御礼申し上げたいと存じます。

 今後とも、本ブログや「落石ネイチャークルーズ事業」に対し、ご支援ご鞭撻を賜りますよう、改めてお願い申し上げます。
 皆さま、本当にありがとうございました。

 また、明日から頑張ります!!
 

環境省との話し合い結果(報告)

2016年6月22日(水)
<環境省との会議結果>    BYイーグル
 本日、午前11時より2時間にわたり、環境省釧路事務所の課長・保護官らと、落石漁協内会議室におきまして話し合いました。主な議題は、「デコイ設置問題」「繁殖期の入島調査の制限」「コミュニケーションの改善」「調査の可否判断方式の改善」などでした。
以下、報告です。
 
【6月22日環境省釧路事務所との協議結果】
 昨日、落石漁協の会議室で、環境省釧路事務所からの3名と、落石漁協幹部・ネイチャークルーズ協議会メンバー4名で会議を開催いたしました。
昨今、様々なやり取りを本ブログを通じご報告して参りました関係上、会議での協議・決定事項について、以下ご報告させていただきます。

 1.結論として、当方の主張がほぼ受け入れられた事と今後、双方が良好なコミュニケーションを日常的に構築・維持してゆくことで合意いたしました。

2.会議の雰囲気は終始「友好的」「相互理解調」でした。双方が相手の立場を理解し、双方の意向をできるだけ尊重するために知恵を絞る局面も多々ありました。

3.以下、具体的な合意点について、簡単にご紹介させていただきます。...
 ①デコイの設置・調査は全面的に見送る。環境省の予算の問題もあった様ですが、課長と保護官が環境省の決定事項として「デコイ設置中止」を表明してくれました。大きな前進です。
 ②ユルリ島への繁殖期の立ち入り調査は今年は自粛する方向で環境省内を調整する。どうしても、実施しなければならない場合は、もう一度、双方で会議を行い、ネイチャークルーズの運行日や時間帯を避ける調査の設定など様々な工夫について双方で協議する。
 また、当方も繁殖期に必要な調査もあることに理解を示しました。 ただし、調査方法について事前に十分なコミュニケーションを取る様お願いしました。環境省も事前協議を確約してくれました。 
 ③7月23日ー28日に調査が予定されている「エトピリカ等海鳥類モニタリング調査」は長年にわたり継続的な調査を実施してきているため、環境省としても実施を強く望まれました。
 当方も一定度の理解を表明。当方より「調査日程の1週間後ろ倒し」を提案しました。(7月30日―8月3日が落石ネイチャークルーズの運休期間であるため)。
 環境省はこの提案を持ち帰り、調査員の日程調整を検討することになりました。日程調整が不調の場合は、再度、会議を開き、「調査の中止」または「条件付き実施」について話し合うこととしました。
 ④9月に実施申請が上がっている「ドブネズミの調査」は海鳥の繁殖期終了後であるため認められることとなりました。
 ⑤海鳥・アザラシ・ドブネズミ関係の調査が並行して複数走っている実態や調査を括統する組織・機能がないことを双方で確認しました。調査の外注先も様々であり、横の情報交換や日程の統合などの協議はない。結果として島の繁殖環境へ大きなを負荷をかけている。
 今後、調査実施方法や日程の面で、発注元の環境省や大学で横断的に話し合い、野放し状態ではなくコントロールされた調査をするようリーダーシップを発揮してほしい旨要請しました。環境省は肯定的な回答をしてくれました。
 ⑥調査員の礼儀や常識教育もお願いいたしました。また、島での災害・ケガ・事故発生時には、漁協や漁師さんが調査員を救助することもありえる。日常的な関係の維持や地主である漁協やNC協議会・漁師さんへのリスペクトの気持ちを忘れることがないよう、調査員に徹底してほしい旨、発言いたしました。
 ⑦現在の根室市教育委員会の学芸員が入島の可否を判断する方式の「形骸化」を双方で確認しました。
 入島許可を科学的に判断し、更には地元の意向を十分にくみ取り、総合的な調整を経た判断をするためには、現在、適任者が不在である。この点についても、今回の問題を引き起こした大きな責任がある。双方、その形骸化について確認し、改善方法を検討することになりました。
 個人的には、環境省釧路事務所と我々が直接良好なコミュニケーションを維持することにより解決できると思いました。  現在の学芸員による形式的判断は不要であり、不快きわまりない。
 ⑦過去6年間にわたる落石ネイチャークルーズ事業の副産物である「周辺海域の海鳥情報」の環境省への提供や漁師さんや漁船を活用した「新しい調査協力」などもこちらから提案いたしました。
 ⑧双方のコミュニケーション不足が最大の問題であることを、何度も確認し合いました。そして、日常的なコミュニケーションを構築・維持することにより、地元への十分な事前の情報提供・環境省の業務への理解・協力などについて相互理解を深める機会を増やす事を確認できました。
  ☛必要な「地元説明会」の実施に加え、漁師さんを交えての勉強会や飲み会もやろうということになりました。
  ☛今日の会議を境に、環境省と漁協・NC協議会の間に、電話1本で話し合えるルート・パイプができました。この点も非常に大きな前進といえます。

 
 いずれにいたしましても、一番心配していた「デコイ設置問題」が当面全面的に解決したことが非常に大きな成果となりました。
 

 最後に、今後、「両者間の良好な意思疎通」の実現にむけて、双方が努力することを再度確認して、笑顔で別れました。
 
 まだまだ、油断はしていませんが、予想以上に理解を示していただけたので、問題終息への筋道が見えました。

 「コミュニケ―ションの改善」というフレーズは、会議中100回以上連呼させていただきました。
 

 以上により、一応の問題終息となりそうですが、今後、入島調査が条件付きで認められる場合は、ネイチャークルーズ事業への影響可能性について、再度、お客様に事前広報させていただきたいと思います。
 
 また、来年度以降の繁殖期調査のあり方については、改めて場を設け、事前に十分な協議を行い、コミュニケーションを重視しながら双方で前向きに協議してゆくことで合意いたしました。

以上、簡単にご報告させていただきました。

 本件の問題解決への取り組みに関しましては、本ブログやFBを通じ、全国・全世界から多くの方々のご理解・ご支援をいただきました。皆様の思いがどれだけ我々を勇気づけていただいたかわかりません。
 お陰様で、何とか一定殿解決に至ることが出来ました。この場をお借りし、心より御礼申し上げたいと存じます。

 今後とも、本ブログや「落石ネイチャークルーズ事業」に対し、ご支援ご鞭撻を賜りますよう、改めてお願い申し上げます。
 皆さま、本当にありがとうございました。

 また、明日から頑張ります!!
 

2016年6月21日火曜日

落石ネイチャークルーズ欠航。548,344

2016年6月21日(火)
<落石ネイチャークルーズ>    Byイーグル
今日は34名様のご予約をいただいておりましたが、残念ながら、悪天候のため欠航となりました。
これに懲りず、またお越しいただければ幸いです。

2016年6月20日月曜日

山階鳥類研究所の海鳥類調査の実施について(NC予約者への注意喚起)547,695

2016年6月20日(月)
<お知らせ>  Byイーグル
 本日、落石漁協より、以下の内容で、山階鳥類研究所の調査員2名と協力調査員5名が、ユルリ・モユルリ島に入島するとの連絡・文書をうけました。これも環境省からの委託調査だそうです。
 落石ネイチャークルーズ協議会の一員として、落石漁協に繁殖期における調査入島の差し止めをお願いいたしましたが、「5月20日付けで根室市教育委員会が許可を出しているため、差し止めは不可能」との回答を得ました。地主としての独自の判断で繁殖妨害・営業妨害を阻止できないのかと、再度、漁協と議論しましたがダメでした。
 
無人島に環境省の調査員が入る期間は以下のとおり。
1.ユルリ島   6月28日から7月2日までの4泊5日。
2.モユルリ島 7月4日から7月8日までの4泊5日。

調査内容は、簡単に「海鳥類の生息、繁殖状況調査」とだけ記されています。

また、「特別保護地区内の工作物の新築許可については、環境省釧路自然環境事務所に申請中です。」との意味深な記述も見られます。デコイのことなのか、無人カメラなのか?

 この時期に、落石ネイチャークルーズにご予約のお客様は、エトピリカ等の観察に支障が出る恐れがありますので、その点、ご了解の上、ご乗船いただければ幸いです。

 また、6月19日から23日にかけては、5日間にわたり、やはり環境省から委託を受けた「自然環境研究センター」・「環境省釧路事務所」の調査員7名が入島許可を得て入島しています。
こちらの日付に関しましても、同様です。

環境省は、7名X5日間+7名X5日間+7名X5日間=105人・日

海鳥繁殖期に105人・日もの人間がユルリ島・モユルリ島に宿泊し、「調査」するわけです。
これらは、すべて環境省による委託調査です。

調査圧による海鳥の繁殖活動への影響がなければいいのですが。。。。

落石ネイチャークルーズの観察にはすでに影響が出ており、お客様からもクレームが出ていますが、こちらから呼びかけている「事前説明会の開催」という「日本国民からのささやかなお願い」に、環境省は聞く耳を貸さないおつもりでしょうか?

書類上の手続きさえやれば、「話し合いは無用」との行政。いつか地元からしっぺ返しを食らわなければいいのですが。。。
その時には「赤いテープ」で傷口を治療するのでしょうか?(笑)  
 

落石ネイチャークルーズ(AM)

2016年6月20日(月)
<落石ネイチャークルーズAM便>    Byイーグル
今日は平和だった昨日と打って変わって、海鳥の姿がほとんど見られませんでした。
特にユルリ島・モユルリ島の周辺には、いつもいるウトウやエトピリカの姿は「皆無」でした。

何か特別な理由がありそうですが、それは当事者にしかわかりません。
こんな状態では、ツノメドリなど夢のまた夢。悔しさが募るばかりの2時間半でした。

台湾からわざわざお越しいただいたお客様と日本人のお客様には、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

【観察種】
シロエリオオハム(3+)
ウミウ
ヒメウ
シノリガモ(1)
オジロワシ(1)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ウミガラス(2)
ウトウ
ハクセキレイ

*
今日は海鳥がほとんどいなかったため、写真はありません。

ツノメドリ!(初認)  速報! 547,416

2016年6月20日(月)
<落石ネイチャークルーズ>   Byイーグル
先日6月19日のクルーズAM便で、ツノメドリが記録されたそうです。
船からの距離はわずか10mくらいだったそうです。
私は孫の剣道の試合があり、オホーツク地方の北見市へ遠征中で根室におりませんでした。
同僚の澤尾ガイドの当番日でした。
詳細情報はまだ入手していません。

ツノメドリ今年もきてくれました!  

今日以降も期待できますね。

【今年、クルーズで既に確認している種類】
ツノメドリ・エトピリカ・ウトウ・ケイマフリ・ウミスズメ・ウミバト(2亜種)・ハシブトウミガラス・ウミガラス・マダラウミスズメ・フルマカモメ・ハイイロミズナギドリ・ハシボソミズナギドリなど。

ツノメドリ
Horned Puffin

近い!

2016年6月18日土曜日

心を開いてください! 546,195

2016年6月18日(土)
<環境省さん、心を開いてください!>  Byイーグル

環境省さんへ。
いまだにコンタクトが1度もないので、我々が今話し合っている内容を公開いたします。
相変わらず長い書き込みですが、心を開いてくださいませんので、仕方がありません。
最後まで読んでくださいね。忙しい中、書くのも大変なんですから。
そして、 何か感ずるところがあれば、すぐにコンタクトしてきてください。
080-3173-7175(ニイヤ)

いつでも、やさしい気持ちで、お待ちしています。

面子やプライドなんか捨てて、心を開いて、腹を割って話し合いをしましょうよ!
*************************************
<我々の本音>
平和裏にこの問題を解決することを望んでいます。その気持ちは変わりません。
そのためには、双方の「良好なコミュニケーション」の構築と維持が不可欠です。
以下は、当方の内部議論の様子と環境省の幹部責任者への公開提案です。
ぜひとも、ご検討ください。

また、9月に「島へのデコイの設置」を強行しようとされている様ですが、事ここに至っては、地元の理解なしには、それは不可能ですよ。もともと、それは世間の常識ですが。
特に、ユルリ島は「落石漁協の100%私有地」ですから、なおさら、ですよね。

地形上の問題で「できなかった!」という「いいわけ」モードに、すでに入られようとしているようですが、その態度は「あまりにも、せこい!」(☚もう古い!)

お得意の 「プロのクライマーさん」は今回はどこへ行ったのですか?

本当にデコイが必要と考え、予算化までしたのでしょうから、途中で逃げるのも卑怯ですよ。
信念があるなら、その効果を「地元説明会」を開催し、堂々と説明してもらいたい。
デコイ対漁師の戦い。公開でやりましょう。


【提案】
1.ユルリ島・モユルリ島の海鳥調査への過去6年間の詳細情報(クルーズ船からの目視ですが)や海鳥データも環境省さんにいつでも提供できますよ。陸鳥と違い、海鳥のデータは調査も大変ですよね。海鳥調査の場合「権威」より「頻度」の方が重要なのではないでしょうか? 
過去、長年にわたり島への上陸をくりかえして来られて、収集・蓄積されているデータと総合すれば、より詳しくユルリ島・モユルリ島の環境を分析することができると思います。
我々も、長期にわたる学術的に高度なプロの「陸上データ」から多くのことを学ぶ機会をいただけます。

2.皆様の海鳥の調査に、落石ネイチャークルーズを利用されたらどうですか? 船長グループ・ガイドグループからの提案ですよ。いつもの定期便だけではなく、チャーター運航も可能ですよ。日本野鳥の会さんも、風力発電の影響調査の時に、よくチャーターしていただきました。

3.我々ガイドや船長も、ここ7年間、ユルリ・モユルリ海域の
海鳥観察には、かなりの修行を積んできました。調査のお手伝いも いたしましょうか?
調査費・人件費は日本国民の「血税」をお使いですよね。予算消化ばかり考えていないで、「より効果的な節税・予算セーブ」も考えるのが時代の要請ですよ。
「環境省の天下り先」を食べさせなければならないこともわかりますが、今時、もう古いやりかたですよ。

4.島の上ばかりでは「片手落ち調査」。専門家としては忸怩たる思いがあるのではないでしょうか?海鳥の採餌海域の調査や繁殖期以外の調査にも、そろそろ着手されたほうがいいのではないでしょうか?  お節介と思わず、心を開いて、協力し合う機会を作りましょう! それには、地元との「共同作業」が一番ですよ。
我々は「使える!」と思いますよ。

5.権威やプライドをすてて(セーブして)、地域に対して「説明会」を開いてくれませんか? 
特に「「デコイ設置」の説明会はMUSTです。

そのあと、「海鳥の勉強会」もやりましょう。お互いの知見を総合し、環境省さんの本当の狙いである「混獲の根絶」も堂々とテーマに挙げればいいではないですか。
「繁殖成功地にデコイ設置が必要」なんて、心にもない面倒くさいことばかり言ってないで、腹を割りましょうよ! 
デコイを口実にした漁網の規制が「本当の狙い」でしょう?

 落石の漁師さんや漁協は、全員ではありませんが、7年間も海鳥観察に携わってきたという「まれに見る特殊性」を有する集団であることをお忘れなく。海鳥の知識・関心のない漁師さんではありません。
自然保護意識も高いですよ。
なにせ、自分たちが生まれ育った「ふるさと」の問題ですから。
我々よそ者の何倍も、ユルリ島・モユルリ島そしてその近海への愛情が強い。
また、学識にとらわれないからこそ「鋭い自然観察眼」をお持ちです。

一度、会えばわかります。
冬場も含め、1年中海鳥に触れておられるキスパートです。エトピリカだけでなく、ウミバト(3亜種)・ウミスズメ・ウミガラス・ハシブトウミガラス・エトロフウミスズメ・コウミスズメやミズナギドリ類・トウゾクカモメ類・ヒレアシシギ類・海がも類・アビ類・ラッコ・アザラシなどの識別経験は、ひょっとしたら7名のNC漁師さんのほうが、皆さまより上かもしれませんよ。

 漁船に双眼鏡と図鑑を積んで漁に行く漁師さんなんて聞いたことありません。海の上での識別能力・調査用の操船技術もかなりのものですよ。

6.皆さまはお客様とお会いし、その意見を直接伺ったことがありますか?
 落石NCの漁師さんたちは、日本で1番顧客の気持ちを理解している漁師さんです。
お客様に末永く喜んでいただくためには、「海鳥保護」がどれだけ大切か、ということを肌で理解されています。商売だけではありません。。もっと、高い価値観を持たれています。

お客様の笑顔を通じて「自然の価値を実感する」という手法が海外では一般的です。
時としてですが、独りよがりで排他的、教条的、反資本主義的な日本の自然保護が、どれだけ「異常な手法」なのか、そろそろ認識してください。

 自然保護に携わる人間には、「自然」よりも「人間関係」に関する知識や対応能力が必要です。
なぜなら、自然を何から守るのかといえば、それは「人間から」ですよね。
人間という動物の持つ習性に精通していて、その人間をうまくコントロールできなければ、絶対に自然は守れませんよ。これは明白です。

「協調性」「傾聴能力」「コミュ二ケーション能力」「対人交渉能力」「リーダーシップ」「いさぎよさ」「清廉な身辺」「人間関係構築力」など、高度な対人能力が必要です。
つまり、自然保護をやる方は、まず、人間として立派でなければならないということです。

荘厳で神聖な「自然」に侵入し対峙するお仕事。人間社会からは、少なくとも「一流の人材」をアサインしなければなりません。そう出なければ、「自然」に対して失礼です。

私の観察では、一部の漁師さんには、これらの要件を満たす方々が存在しています。

また、自然保護をやる目的、なぜ自然を保護しなければならないのか? という、根本命題についても、説明会の夜にでも、語り明かしませんか?
このFacebook・ブログの読者の皆さまにも、ぜひとも、説明会・懇親会(?)に出席していただけたらと考えています。

繰り返します。漁師さんや我々の海鳥保護意識は、みなさんより上かもしれませんよ。
「海鳥保護基金」を積み立て、環境保護関係団体に寄付した実績のある漁協なんて聞いたことありませんよね。

早く既成観念をすてて、プライドをすてて、同じテーブルについてくれませんか?
何も取って食おうなんて思っていません。
漁師さんって、本当にとても親切で優しい人々なのですよ。
そして我々も。


<環境省の幹部・責任者の方へ>
とにかく、いつまでも逃げてないで、こそこそ外注先に調査ばかり やらせてないで、早く話し合いを始めましょうよ!
*当方も忙しいのに、こんな面倒くさいことばかりやっているのですよ。

国民の我慢の限界を見極める能力も「国家公務員」が具備すべき不可欠の能力だと思いますよ。
「国民の公僕」だろ?
 
良好なコミュニケーションを通じて、お互いの変なプライドや誤解を解消しませんか?
何度も言いますが、我々は話し合いでの解決、双方の立場やメンツを立てる形での解決を望んでいます。
私はビジネスマンです。長年、利害の調整を伴う仕事をたくさんやってきました。
この呼びかけを信じて、心を開いてくれませんか? 
今回は、イデオロギーの違いも飲み込み、未来志向で平和裏に解決したいという気持ちは微動だにしていません。

最後まで読んでいただき、感謝いたします。
以下はそのお礼のサービス写真です。