【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2017年9月29日金曜日

星が浦川河口 682,864

2017年9月29日(金)
<星が浦川河口付近>      By イーグル
 今日は親友のT氏に英会話レッスンを実施。
個人レッスンの前に、星が浦川河口周辺を覗いて来ました。
 もう9月も終盤。シギチの数もめっきり減少。少し寂しい雰囲気でした。
それでも、どこからともなく足が長くて腰から背中がきれいな白色のスマートなシギが2羽飛んできました。スコープで確認。コアオアシシギでした。
その他、お馴染みのイソシギ・タカブシギ・ミユビシギなどを確認する事が出来ました。
【確認種】
ウミウ             Temminck's Cormorant
ヒメウ             Pelagic  Cormorant
カンムリカイツブリ(6)   Great Crested Grebe
トビ(2)            Black-eared Kite
クロガモ(15)         Black Scoter
マガモ(50+)           Mallard
コガモ(50+)          Eurasian Teal
ウミネコ             Black-tailed Gull
オオセグロカモメ       Slaty-backed Gull
セグロカモメ(30+)     Vega Gull  
ユリカモメ(2)          Black-headed Gull 
イソシギ(2)          Common Sandpiper
タカブシギ(1)         Wood Sandpiper
コアオアシシギ(2)       Marsh Sandpiper
ミユビシギ(1)         Sanderling
ハクセキレイ           White Wagtail
カワラヒワ(2)         Oriental Greenfinch
タヒバリ(4)           Buff-bellied Pipit
ヒバリ(3)            Eurasian Skylark
ビンズイ(2)           Olive-backed Pipit

快晴
星が浦川河口地帯

ユリカモメ
Black-headed Gull


コアオアシシギ
Marsh Sandpiper




ミユビシギ
Sanderling


タカブシギ
Wood Sandpiper



2017年9月27日水曜日

海外の野鳥写真雑誌紹介(ガイドした顧客の記事)682,410

2017年9月27日(水)
<海外の野鳥写真雑誌紹介>     By イーグル
 今年の2月に8日間にわたり寝食を共にして道東をご案内したモヒットさん(インド系シンガポール人・バードウォッチャー・野鳥写真家)がその旅行記を素敵な記事として発表されました。

 掲載されている写真すべてに、共通の思い出があります。

 氏はIT関係のエンジニアで、写真の腕は一流。頭がとてもシャープな上に人柄がとても温かい好人物でした。世界中を飛びまわり数千種類をカバーされているベテランバーダー・野鳥写真家です。ただ、道東は初めて。
 日本の野鳥は勿論、日本食にも深い興味を示され、寿司・刺身・うどん・蕎麦・牡蠣飯・お味噌汁などを本当に美味しそうに食されていたのを思い出します。
 この記事を読んでいただくと、我々、プロ英語野鳥ガイドがどの様な仕事をしているのかを少しでもお分かりいただけるかと思いご紹介させていただきました。文中には私の名前をガイドではなく「友人」としてご紹介いただいています。ガイド冥利に尽きる瞬間です。

  氏とは初対面でしたが、半年前から約20回に渡り事前にEメールのやり取りをしていました。
野鳥情報・宿泊施設・交通事情・気候・準備すべき服装・写真撮影上のアドバイス・日本のガイド制度について・ガイド料金の説明・日本のガイド資格やプロドライバーライセンスなどなど、氏から大量に送られてくるあらゆる質問にお答えしました。とても準備が大変なガイドのケースでしたが、その分大きなやりがいも感じました。
 何度も何度もやり取りした後でしたので、釧路空港の到着ロビーで初めてお出迎えした時には、なにか旧知の友人にお会いした様な不思議な親しみを感じました。

 この旅程は「冬の道東野鳥観察ツアー」の定番コースです。
英語での道東野鳥ガイドにご興味のある方は英文も読んでみてくださいね。

 なお、本記事の個人利用を目的とするコピーはOKです。ご本人の承諾も取ってあります。
ただし、商業利用は不可ですので、よろしくお願いいたします。









2017年9月24日日曜日

別保川最下流+木場周辺(新規巡回)681,999

2017年9月24日(日)
<別保川下流+木場>     Byイーグル
 緑が岡の自宅からほど近い別保川が釧路川に合流する地点を回ってみました。
この付近は交通量が多く、工事現場に囲まれている場所も多く、野鳥観察に使えそうな場所は少ない印象でしたが、それでもわずか1時間の間に15種も確認する事が出来ました。
冬場はカモの種類・数が増えると予想しています。
【観察種】
ウミウ(1)                 Temminck's Cormorant
アオサギ(20+)            Grey Heron
トビ(1)                  Black-eared Kite
オオセグロカモメ            Slaty-backed Gull
マガモ (40+)             Mallard
コガモ(5+)               Eurasian Teal
ヒドリガモ(4+)            Eurasian Wigeon
カワセミ(1)               Common Kingfisher
イソシギ(4)               Common Sandpiper
タシギ(1)                Common Snipe
ノビタキ(若6)              Siberian Stonechat
カワラヒワ(2)              Oriental Greenfinch
ヒバリ(2)                 Eurasian Skylark
コムクドリ(2)               Chestnut-cheeked Starling 
ハクセキレイ(6)             White Wagtail

マガモ
Mallard

アオサギ
Grey Heron


アオサギ
Grey Heron


カワセミ
Common Kingfisher

距離約100m

タシギ
Common Snipe


タシギ
Common Snipe





2017年9月23日土曜日

アメリカウズラシギ(星が浦川河口)681,585

2017年9月23日(土)
<アメリカウズラシギ>     By  イーグル
 去る9月20日(水)に釧路市星が浦川河口でのキリアイ・アカエリヒレアシシギその他の観察情報を掲載しましたが、観察種にモレがございました。
 Facebookにも写真を何枚か掲載しましたが、それをご覧になった有識者からのご指摘を受け、再度検討を加えました。
 その結果、キリアイ・タカブシギを観察していた折、すぐそばにおりました少し大きめのシギ(1羽)がアメリカウズラシギ幼鳥(Pectoral Sandpiper)であることが判明いたしました。
 同定できなかった未熟さを反省するとともに、遅ればせながら、ここにその鳥の写真を掲載させていただき、追加記録とさせていただきたいと思います。

それにしても、星が浦川河口恐るべし!  ですね。

アメリカウズラシギ(右)
Pectoral Sandpiper



左はタカブシギ
Wood Sandpiper




 




アメリカウズラシギ
Pectoral Sandpiper

キリアイ
Broad-billed Sandpiper

参考

2017年9月22日金曜日

星が浦川河口周辺(巡回)681,415

2017年9月20日(水)
<星が浦川河口>    By イーグル
 週末の札幌・砂川1泊旅行の影響で持病の腰痛が悪化。大事を取って今日の落石ネイチャークルーズPM便のガイドはT氏に交代していただきました。
 午前中の休養で腰はすっかり回復。
こうなると、家にじっとしていられない。仕方がない性分です。
 
 「嵐の後は港へ」のセオリーに則り、午後から釧路市西港・星が浦川河口へ行って来ました。
 西港ではほとんど何も見かけませんでしたが、果して、星が浦川河口は今日も大当たりでした。
 まず、現着後すぐ目の前の干潟の水面に、何とヒレアシシギの群れ12羽。アカエリでしたが、距離は50mくらい。三脚を立てて観察を開始しても一向に逃げる気配なし。それどころか、しゃがんでいると向こうからどんどん近づいて来て、こちらが大慌て。とうとう、最終的には20mくらいのところでクルクルやり始めました。ラッキー! 船からはよく見かけている鳥ですが、陸上からこんな近くでじっくり観察したのは久しぶりの事でした。

 その後、海岸線を歩いて干潟の反対側に行ってみました。途中、ハヤブサが現れ、干潟の鳥を全部飛ばされてしまいましたが、根気よく、彼らの帰りを待ちました。
その甲斐あって、今度はキアシシギ・トウネン・イソシギ・シロチドリ・タカブシギ・ミユビシギなどとともに、キリアイ(1)を観察することが出来ました。
 帰路、波打ち際で1羽のキョウジョシギにも出会い、大満足のシギチ観察となりました。

 午前中には、チュウシャクシギ・オオソリハシシギ・オグロシギを見たという情報もありました。

【観察種】
ウミウ             Temminck's Cormorant
ヒメウ             Pelagic  Cormorant
カンムリカイツブリ(4)   Great Crested Grebe
トビ(2)            Black-eared Kite
ハヤブサ(成鳥1)      Peregrine Falcon
スズガモ(2)         Greater Scaup
クロガモ(♂1)         Black Scoter
マガモ(50+)           Mallard
コガモ(50+)          Eurasian Teal
ウミネコ             Black-tailed Gull
オオセグロカモメ       Slaty-backed Gull
ユリカモメ(2)         Black-headed Gull
シロチドリ(1)         Kentish Plover
キアシシギ(3)        Grey-tailed Tattler
キリアイ(幼1)         Broad-billed Sandpiper
トウネン(3)          Red-necked Stint
イソシギ(5)          Common Sandpiper
キョウジョシギ(♀1)      Ruddy Turnstone
タカブシギ(1)         Wood Sandpiper
ミユビシギ(1)         Sanderling
アカエリヒレアシシギ(12)  Red-necked Phalarope
ハクセキレイ           White Wagtail
カワラヒワ(2)         Oriental Greenfinch
タヒバリ(4)           Buff-bellied Pipit
ヒバリ(3)            Eurasian Skylark

トウネン
Red-necked Stint

アカエリヒレアシシギ
Red-necked Phalarope

キリアイ
Broad-billed Sandpiper


キリアイ
Broad-billed Sandpiper

キリアイ
Broad-billed Sandpiper

キリアイ
Broad-billed Sandpiper




アカエリヒレアシシギ
Red-necked Phalarope

全部で12羽を確認。
昨日の嵐を避けて干潟に入ったト思われます。

どんどん近づいてくる!

アカエリヒレアシシギ
Red-necked Phalarope



嵐のあと。
久々の気持ちの良い秋晴れとなりました。

釧路市星が浦川河口地帯。




 

                  

2017年9月17日日曜日

英語個人レッスン受講生募集(再掲示)680,418

2017年9月17日(日)   By イーグル

==再掲示==
<英語個人レッスンの受講生追加募集>    
【イーグル英語教室・個人レッスン受講生の募集案内(第2期・10名程度)】
あと5名様の入会を募集いたしております。詳細は以下の通り。
***************************...
初心者、大歓迎!!
「英会話」といっても、集合教育は苦手な方も多いですよね。また、レベルが違う方々が一緒に学習すると効率もよくありません。かといって、個人レッスンは高い!
でも、英語ができないと今後、時代から取り残されてしまう。。(不安)
そんなお悩みをお持ちの方が増えているのではないでしょうか?
でも、ご安心ください!!
 
 イーグル野鳥案内舎は、完全個人レッスンをご指定の場所まで「出前(出張レッスン」しております。
しかも、料金は格安(1時間2,000円、2時間4,000円)(+出張料1,000円)です。
**釧路市緑が丘の「イーグル野鳥案内舎」でのレッスンも可能です。

   その場合は、出張料1,000円はいただきません。
**教材や学習方法・ペースも各人のご希望にあわせて柔軟に行います。
**英語検定受験指導にも対応できます。
**レッスン可能な曜日・時間帯は、毎日9:00から21:00の間です。(完全予約制)
   ただし、15時以降開始のレッスンの場合は出張レッスンはございません。
**講師はイーグル(新谷耕司)です。8年前に神奈川県から道東へ移住した日本人です。

   英検1級・通訳案内士の資格免許も持っており、プロの英語観光ガイドや野鳥ガイドもやって   
   います。ハーバード大学院では行政学修士号(MC・MPA1991年)も取得しており、ビジネス
   英語や自然ガイド英語のレッスン経験も豊富です。
☛レッスンにご興味のある方は、080-3173-7175(新谷)まで。
  メールの場合は ☛ kniiya@y8.dion.ne.jp まで。
*「出前=出張レッスン」の範囲は釧路から大体片道1時間圏内に限らせていただいております。
*片道1時間を超える場合は、チャーターレッスン(2時間20,000円+交通費、1名から10名
    までの集合教育)がございます。ご相談いただければ幸いです。
  
 
 道東を訪れる外国人観光客は、今後ますます増加しそうです。もちろん、個人の外国人バードウォッチャーも!
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2017年9月13日水曜日

「ヒバリシギ」ではなく、やはりオジロトウネンでした。 679,455

2017年9月13日(水)
<星が浦川河口付近>    Byイーグル
 9月8日に見かけた足の黄色いトウネン大の鳥は、ヒバリシギ(Long-toed Stint)と一度訂正いたしましたが、やはり、当初直観的に考えた「オジロトウネン(Temminck's Stint)」が正しいと判明いたしました。再度、訂正させていただきます。

 9月8日に釧路市星が浦川の最下流でこの鳥を観察した時、直感的にオジロトウネンと考えました。ただ、オジロトウネンを北海道で見るのがはじめてで、川の中という生息場所が正直しっくりせず、念のため、東京の信頼できる友人に同定していただきました。
 その回答はヒバリシギというものでした。
やはり、ヒバリシギなのかとちょっと失望しながらも、余りこだわらずに、本ブログの記述を訂正いたしました。

ところがその後、今日の夕方に、「やはりオジロトウネンでいい」という返事が再度来ました。

自分の直感や考え方にこだわらず、自説をすぐに変えてしまった自分に、今回の誤情報の発信の全責任があります。お忙しい中、同定をしていただいた友人には感謝するのみです。

いずれにしましても、再度、オジロトウネンに訂正し、自分の間違いを深く反省したいと思います。

シギチ、もっと勉強したいと思います。

反省!

でも、オジロトウネンでやはりうれしい。

オジロトウネン(前)
Temminck's Stint



トウネン
Red-necked Stint

オジロトウネン(右)
Temminck's Stint



オジロトウネン(前)
Temminck's Stint

2017年9月12日火曜日

落石ネイチャークルーズPM便 679,225

2017年9月11日(月)
<落石ネイチャークルーズPM便>  By イーグル
 9月に入って初めての落石ネイチャークルーズのガイドでした。
天候は曇り時々晴れ。気温18℃。少し肌寒い気温でしたが、風も弱く波もほとんどなく比較的快適なクルーズとなりました。
 今日は東京・神奈川からの団体さま12名。自然愛好家の皆さまでした。
もう時期的にエトピリカは無理と知り、かなりがっかりされていました。
ただ、ラッコが5頭も出たり、ゼニガタアザラシやオジロワシ、ユルリ島の野生化した馬3頭などを見ることが出来てクルーズそのものには満足された様子でした。
企画される旅行代理店にはエトピリカの見られる時期について口を酸っぱくして申し上げているのですが、その情報が必ずしも正確にお客様のご理解につながっていないこともある様です。
 オジロワシも5羽も見ることが出来ました。
 ウミバトとの識別が難しいケイマフリも2羽いました。
夏と冬の海鳥の端境期に入り、落石の海もかなり寂しい状況になっています。
【観察種】
ウミウ        Temminck's Cormorant
ヒメウ         Pelagic  Cormorant
シノリガモ(2)    Harlequin Duck
トビ           Black-eared Kite
オジロワシ(5)    White-tailed Sea Eagle
ウミネコ         Black-tailed Gull
オオセグロカモメ   Slaty-backed Gull
ケイマフリ(中間2)     Spectacled Guillemot
ウトウ(中間2)    Rhinoceros Auklet
アマツバメ       Pacific Swift
ハクセキレイ      White Wagtail

ラッコ(5)            Sea Otter
ゼニガタアザラシ(10+)  Harbor Seal



ユルリ島
馬の背中が見える。
馬の背中。3頭。

ケイマフリ
Spectacled Guillemot

最初、距離もありウミバトかと思いましたが、上面には白い所が皆無、目の後方に薄い線もあることが後刻写真で判明。
ケイマフリ
Spectacled Guillemot
の中間羽としました。
ラッコ
Sea Otter

きょうは5頭見られました。


7頭のファミリーの一部。
別個体のケイマフリ
Spectacled Guillemot
まだ夏羽に近い。
目の後ろの白線は不明瞭ですがあります。
クチバシも長い。

オジロワシ
White-tailed Sea Eagle

ウミウ、ウミネコを狙っています。
オジロワシ
White-tailed Sea Eagle

2017年9月9日土曜日

星が浦川河口 678,564

2017年9月8日(金)
<砂浜+河岸>   By イーグル
 今日もシギチの確認。砂浜に人が出ていたためか、トウネンの群れは川を少しさかのぼった1番最初の橋のあたりで盛んに採餌していました。その中に1羽だけ足が黄色いトウネンがいました。
【確認種】
ウミウ                     Temminck's Cormorant
カンムリカイツブリ(3)           Great Crested Grebe
ハジロカイツブリ(1)            Black-necked Grebe
トビ                       Black-eared Kite
コガモ                     Eurasian Teal
マガモ                     Mallard
ウミネコ                     Black-tailed Gull
オオセグロカモメ               Slaty-backed Gull
ユリカモメ(冬1)                Black-headed Gull
ワシカモメ(1)                 Glaucous-winged Gull
アオアシシギ(2)               Common Greenshank
イソシギ(5)                  Common Sandpiper
トウネン(50+)                Red-necked Stint
ミユビシギ(1)                 Sanderling
クイナ(1)                    Eastern Water Rail        
ハクセキレイ                  White Wagtail
キセキレイ(1)                 Grey Wagtail
ヒバリ(2)                    Eurasian Skylark
カワラヒワ(1)                 Oriental Greenfinch
ノビタキ(若2)                 Siberian Stonechat
コヨシキリ(1)                 Black-browed Reed Warbler

ワシカモメ
Glaucous-winged Gull

ワシカモメ
Glaucous-winged Gull


トウネン
Red-necked Stint


イソシギ
Common Sandpiper


トウネン
Red-necked Stint

トウネン
Red-necked Stint