【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2019年8月21日水曜日

番外編:道東の野鳥観光振興 戦略の中間点検  828,399

2019年8月21日(水)
<道東の野鳥観光=過去取り組みとこれからの方向性=>   By イーグル

久々に過去の道東野鳥観光振興への自らの取り組みをおさらいしていたら、こんな記事が見つかりました。北海道に引き取った孫が6年生の頃です。根室から釧路に活動拠点を移すことを決断した頃の北海道新聞のインタビュー記事です。自分のライフワークである「野鳥観光による道東活性化プロジェクト」が第2段階へ入る頃です。
現在はその第3段階(Skype/Lineによるガイド英語教育の実践とガイド養成)を神奈川県から進めています。そろそろ、第4段階(落石ネイチャークルーズPLUS戦略)の準備も始めなければなりません。
自分だけのオンリーワンのライフワークを見つけ、地域の為に、仲間とともに息長くじっくり取り組み、その間に人生の様々な「節目」を乗り越えてゆく。本当にしんどいけど、楽しい。








2017年2月18日<当時の新聞記事です>
北海道新聞朝刊。

今日(2017年2月18日)の北海道新聞朝刊。釧路・根室版に私の活動についての記事が載りました。
4月から道東「野鳥観光」振興の取り組みを第2ステージに進めたいと考えています。(そのために釧路市に活動拠点を変更予定)
第1ステージには7年かかりましたが、「地元の啓蒙」「世界へ向けた情報発信」「オンリーワンの素材を生かした野鳥観光の商品づくり(海鳥クルーズやハイド建設等)」「その黒字化」の4点でした。色々ありましたが、これは何とか達成できました。
第2ステージは、「受け入れ態勢の深化」と「雇用創出」が重点取り組み内容になります。そのための基軸になる取り組みが「英語教育」と「ガイドネットワークの構築」です。







あれから3年経ちました。ハイドの評判もいいようですし、落石NCのお客様も順調に伸びています。その間1000円の乗船料値上げに踏み切ったにもかかわらずです。地元ガイドによるクルーズの本当の良さを理解していただく取り組みが進展しているようです。外国人も増えているらしい。次は本当に「英語」だと思います。ますます英語ガイド養成に力を入れてゆきます。シーズンにはガイド応援にもゆきます。

また、長年にわたり野鳥観察の楽しさを教授させていただいた根室市の職員の一人が、昨年、副市長に就任されました。これで、根室市は野鳥観光の何たるかを行政TOPが自分の事として肌感覚で感じられる(たぶん)日本でオンリーワンの自治体になったわけです。特に副市長はただの野鳥好きではありません。英語で言えばまさにKeen Bird-watcherなのです。極寒の春国岱を一人で片道3時間も歩いてユキホオジロを探しに行くような現職の市役所TOPは根室市にしかいません。また、部長クラスにも凄腕のBird-watcherが根室市役所にはいます。すごい事でしょう?やっと、日本もそういう国になってきました。



2019年8月14日水曜日

番外編:コシジロウズラシギ(2回目) 826,398

2019年8月13日(火)
<千葉県一の宮>
また、コシジロウズラシギ(White-rumped Sandpiper)を見てきました。今日はやっと、腰の白い部分を見ることが出来ましたが、容易には見せてくれません。非常に手ごわい。

左手前がコシジロウズラシギ。
トウネンより大きくミユビシギより小さい。
翼の先端が尾羽の先端を大きく越えている。
体形がとてもスマートに見える。
腰の白い部分はなかなか見せてくれない。
コシジロウズラシギ。
同上。
キアシシギが巨大に見える。
 雨が降ってきて、やっと飛び上がってくれた。

コシジロウズラシギ
White-rumped Sandpiper
腰の白い所がよく見えました。真ん中に黒い線はありません。

2019年8月10日土曜日

番外編:コシジロウズラシギ! 824,842

2019年8月10日(土)
<千葉県のコシジロウズラシギ>   By イーグル
 野鳥親友から朝10:10にメールをいただき、これは大変!ということで、10:30には車のハンドルを握っていました。お盆休みの初日ということで多少渋滞に巻き込まれましたが、14:00頃には現着。10名ほどのカメラマンの方々が既に集まっておられました。
 直前に飛んでしまったとのことで、見つけるまで1時間ほどかかりましたが、何とか同じ場所に戻ってきてくれました。100羽弱のミユビシギの群れが採餌と飛翔を繰り返していましたが、コシジロウズラシギはミユビシギと群れて飛ぶことはなく、単独で行動しているように見えました。
夏羽~冬羽の中間くらいでしょうか、2006年8月7日に多摩川河口で初めて見た個体のようには赤いところはほとんどありませんでした。腰が白くまるでウミネコの尾部のようなパターンの色であるほか、やはり初列風切が長く尾をはるかに越えていて、全体的にとてもスマートな体形に見えました。ずんぐりしたミユビシギとは明らかに違う体形です。嘴は少し下に曲がっていました。非常によく動き回り、盛んに餌を探し回っていました。ハマシギやメダイチドリより小さく、トウネンより大きいというサイズでした。久々に珍鳥に会え、非常に有意義な1日となりました。


コシジロウズラシギ
腰の白いところが少しだけ見えています。

 コシジロウズラシギ
White-rumped Sandpiper

メダイチドリより小さい。






ミユビシギ




 オオメダイチドリ(若)
Greater Sand Plover



ソリハシシギ Terek Sandpiper

 メダイチドリ
Lesser Sand Plover