【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2015年6月16日火曜日

落石ネイチャークルーズ AM便 442,777

2015年6月16日(火)
<落石ネイチャークルーズ AM便>  By イーグル
今日も朝から濃霧。視程は150m程度でした。この程度の霧なら海鳥観察にはほとんど支障はありません。

エトピリカには、ユルリ島のいつものポイントのずっと手前で遭遇。かなり沖合にまで採餌に出かけているようでした。霧の中から船の左前方に突然現れたエトピリカ(成鳥1)は、稀に見るサービスの良い個体で、我々の目を10分程度にわたり楽しませてくれました。ほとんど潜ることもせず、距離も最短5m弱。撮影を始めても一向に意に介さず、船縁をぷかぷかやりながら、盛んに羽ばたいたり、羽繕いを始めたりと、本当にリラックスした姿を見せてくれました。
10分ほどそのような状態が続き、お客様も十分撮影に満足された様子でしたので、「1つの個体に長時間執着しない」という本クルーズのポリシーをご説明し、その場を去りました。
その後、1度だけでしたが、船の後ろから1羽のエトピリカが我々を追い抜いてゆきました。

その他、今日もフルマカモメの数が多くなって来ました。復路では、いわゆる「潮目」に出会い、30羽以上のフルマカモメが採餌している場面に出合いました。その中には、6羽程度の白色型のフルマカモメも混ざっていました。
フルマカモメは大好物の「クラゲ」を食べている様子でした。

後はウミスズメが3羽出たり、オオハム6羽の群れが船の前方を横切ったりしましたが、全体的には海鳥の数はかなり少なめでした。

≪確認種≫
オオハム(6)
フルマカモメ(60+)  *うち白色型は6羽。
ウミウ
ヒメウ
スズガモ
ウミネコ
オオセグロカモメ
ケイマフリ(100+)
ウミスズメ(3)
ウトウ(200+)
エトピリカ(2)
アマツバメ(5+)

ウトウ
Rhinoceros Auklet
かなりの男前です。
エトピリカ。
Tufted Puffin。
距離は10m。
フルマカモメ
Northern Fulmar
エトピリカ
Tufted Puffin

エトピリカ
Tufted Puffin

エトピリカ
水浴びを始めました。
船縁10m。
なんと羽繕いまで始めました。

羽繕い中のエトピリカ。
正面からの顔はこんな感じ。
羽繕い中のエトピリカ。
船縁4m位の至近距離。
全く我々を意識していないようでした。

船縁から見下ろすくらい近い!!
エトピリカ
Tufted Puffin

フルマカモメ
Northern Fulmar
白色型(中間型)
フルマカモメ
飛び立ち。
船縁に仲良く並ぶフルマカモメ。

フルマカモメ
Northern Fulmar
平気で船に近づいてきます。
白色型の白は純白。
美しい!

フルマカモメ
Northern Fulmar



0 件のコメント:

コメントを投稿