【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2015年6月11日木曜日

花咲港(巡回)

2015年6月10日(水)
<花咲港>   Byイーグル
落石ネイチャークルーズが風と波(3m)という悪天候の為、欠航。
予約のお客様は明日のAM便に移られました。

こんな日は漁港に走れ!の原則通り、今日は花咲港をじっくり巡回しました。

期待ほどの成果は上がりませんでしたが、港の中にウトウが3羽入っており、盛んに浮沈を繰り返していました。

その他、漁港の中のちょっとした草地に目をやると、コヨシキリが盛んにさえずっていたり、ベニマシコ・ノビタキが巣に出入りしたりしている様子も見ることが出来ました。
電線にはカッコウがとまり、大きな声で鳴いていました。

花咲港は根室の市街地から車で5分。根室の探鳥地としては最高の立地を誇ります。
根室内外から入港する大小の漁船は勿論の事、豪華客船や米軍艦船なども接岸する北海道でも有数の「多目的港」ですが、バードウォッチャーにとりましても、海の鳥と小鳥類・ワシ類などが同時に楽しめる「多目的」探鳥地として有名です。

皆様も、季節を問わず、根室にお越しの際は最低1回は花咲港での探鳥を楽しんでみて下さい。きっと、思いがけない「出会い」があると思いますよ。
ただし、漁師さんの漁業活動に支障をきたすことが無いように十分注意するようお願いいたします。

≪今日の確認種≫
ヒメウ
ウミウ
ウミネコ
オオセグロカモメ
ユリカモメ
スズガモ
クロガモ(♂2)  *まだおります。
シノリガモ(10+)
ウトウ(3)
カワラヒワ
コヨシキリ(1)
ベニマシコ(♂1、♀1)
スズメ
カッコウ(1)
アマツバメ(2)

ウトウ
Rhinoceros Auklet
花咲港の中に入っていましたが、距離は400mくらいはありました。

ウトウ
Rhinoceros Auklet
港の中には3羽入っていました。
クロガモ
Black Scoter
若鳥または雄の非繁殖羽。
くちばしの黄色の大きさ・鮮やかさから成鳥だと思います。
クロガモ
Black Scoter

オオセグロカモメ
Slaty-backed Gull
ウミネコ
Black-tailed Gull
に混じって
ユリカモメ
Black-headed Gull
が1羽だけおりました。
花咲港の草地。
カワラヒワ
Oriental Greenfinch

同じく、ベニマシコ(♂)
Long-tailed Rose Finch。

港の中の草のある部分も要注意です。






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