【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2015年6月2日火曜日

落石ネイチャークルーズAM便  438,154

2015年6月2日(火)
<落石ネイチャークルーズAM便>   Byイーグル
強風。曇り。うねりもありコンディションは良くありませんでした。
お客様は21名。久々の2隻での運航となりました。
風が強く波も比較的高いお客様にとっては少し厳しいクルーズとなりました。
しかし、こういう「すこしつらい」くらいの日の方が、エトピリカに良く出会えるように思います。

今日はユルリ島とモユルリ島を結ぶ「クルーズ船の乗り入れ制限ライン」のライン上付近に集団で浮かぶ7羽のエトピリカを発見。盛んに求愛行動を繰り返していました。くちばしをすり合わせるのが求愛行動の一つです。
20-40mの距離を保ちながら観察・撮影をしていると、なんと2羽のエトピリカが我々の目の前で「交尾」しました。一瞬の出来事でしたが、素早いお客様はこの決定的瞬間を逃さず撮影されていたようです。
エトピリカは「海上」で交尾するのですね。

その他、ウトウやケイマフリの数もどんどん増えてきています。
特に、ケイマフリはペアーで求愛のフライトを繰り返したり、盛んにさえずったり、とても活発に行動していました。

《観察種》
オオハム(2)
ウミウ
ヒメウ
スズガモ(8)
シノリガモ
オジロワシ
オオセグロカモメ
ハシブトウミガラス(1)
ケイマフリ(50+) *群れを形成し、大きな声でさえずっていました。ペアー・フライトもよく観察できました。
ウミスズメ(8+)  *また数が増えてきました。
ウトウ(100+)  *増加中
エトピリカ(7)  *ペアーでじゃれあっていました。2羽は海上で交尾。
アマツバメ
ハクセキレイ
**ラッコ(1)

ウトウ
Rhinoceros Auklet

くちばしの白い突起が良く見えます。
距離は最短20mくらいでした。

綺麗な成鳥。

求愛行動。くちばしをすり合わせるようにします。

求愛行動。1羽はかわいそう。

求愛行動を繰り返していました。

寄り添う2羽。

冠羽が貧弱な若鳥?



かなり興奮している様子でした。

この2羽は、この後交尾しました。

仲良く去ってゆきました。

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