【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2014年6月16日月曜日

落石ネイチャークルーズ328,304

2014年6月16日(月) By イーグル  濃霧(視程50mしかない) 気温10℃

 今日は午前中に2便のガイドをやりました。
 濃霧がひどく海鳥を発見するのに苦労致しましたが、エトピリカには2便とも何とか出会う事が出来ました。特に2便目では、人間に強い興味を示す個体に遭遇。船べり4mまで近づいてきてくれました。写真を撮っても一向に気にせず、一向に潜ったり逃げたりしません。こんなに人なっこい個体は初めてかもしれません。エトピリカの様な鳥は個体差がほとんどない為、ついつい性格も同じなのかと思ってしまいますが、1羽1羽ちゃんと個性があるのですね。
 その他、フルマカモメが船から至近距離に浮いていたり、可愛いウミスズメがちょくちょく出てくれました。
 それから、1便目の最後、落石漁港へ入港する際、クロハラアジサシ(1)と思われる個体が船の上空を通過致しました。2日前に長節湖でも目撃話がありましたので、同じ個体かもしれません。
 2便目では、久々にウミバト(チシマ型の夏羽)が出ました。

濃霧の日は観察に適しないと思われがちですが、海鳥の場合その様な事はありません。むしろ、濃霧の日の方が海鳥との距離が近いように思えてなりません。船や人間がぼやけるため、安心感が高いのでしょうか?
  

<早朝便>
アビ(s1)
オオハム(s1)
シロエリオオハム(s1)
フルマカモメ(30+)
ハシボソミズナギドリ(6+)
ウミウ
ヒメウ
ウミネコ
オオセグロカモメ
ケイマフリ(20+)
ウミスズメ(7+)
ウトウ(100+)
エトピリカ(2)
ハクセキレイ(1)
クロハラアジサシ(f1)

<午前便>
アビ(1)
オオハム(1)
シロエリオオハム(1)
フルマカモメ(10+)
ハシボソミズナギドリ(3)
ウミウ
ヒメウ
ウミネコ
オオセグロカモメ
ウミバト(チシマ型、夏羽=全身黒。白い線も不明瞭)
ケイマフリ(20+)
ウミスズメ(6+)
ウトウ(100+)
エトピリカ(3)
アマツバメ(1)


漁船の横を飛ぶウミスズメ。


帰路。まだまだ波が高い。お客様は船橋の後ろへ避難されました。

フルマカモメが至近距離でプカプカやっていました。






最短4mまで来てくれました。警戒心がない。お客様は大喜びでした。

エトピリカ。濃霧の中でもCanon PowerShot SX50HSが大活躍。

エトピリカ。タモですくえる! とジョークも出ました。

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