【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2015年7月29日水曜日

落石ネイチャークルーズAM便  455,948

2015年7月28日(火)
<落石ネイチャークルーズAM便>  Byイーグル
お二人で3人分の料金をお支払いになり乗船されるという本州からのすごいご夫婦にご乗船いただきました。そのお気持ちにお応えしなければなりません。
ガイド役としては、何としても有意義なクルーズにしなければなりません。
夏の海鳥シーズン真っ只中。連日の乗船で少し疲れが出てきている体にむち打ち、普段通り、気合いを入れてガイドさせていただきました。
風、うねりや波はありませんでしたが落石名物の濃霧が低く垂れこめていました。

ところが海鳥は大当たり!
出港直後より、フルマカモメ・ヒレアシシギ2種・エトピリカ(若鳥5+成鳥10)・ツノメドリ(若鳥1)・カンムリウミスズメ(冬羽10羽)・トウゾクカモメ(淡色型成鳥1)と次々といい鳥が出て、クルーズの最後まで息をつく暇がありませんでした。

特にツノメドリは若鳥でしたが、最短距離7mで3分程度じっくり観察・撮影できました。
エトピリカの方も、ユルリ島に着く前に若鳥が5羽次々と現れました。ユルリ・モユルリ島のポイント付近では、きれいにペアーになった成鳥が5組現れ、最短4mの近さで美しい姿を楽しませてくれました。抱卵時期が終了し、ペアーで行動する時期になったようです。

カンムリウミスズメはやっと例年どおり現れるようになりました。今日は1羽の単独個体が出た後、9羽の群れが船の横7mくらいのところで、何度も何度も浮沈を繰り返してくれました。場所はユルリ島南方1km位の沖合だと思われます。
後半も、ヒレアシシギの比較的大きな群れに遭遇したり、トウゾクカモメ(1)が海面に浮いていたり
最後まで息が抜けない時間が続きました。

やはり、海鳥は「濃霧」の時がBESTであることを再認識したクルーズでした。

【観察種】
フルマカモメ(100+)
ハシボソミズナギドリ(1)
ウミウ
ヒメウ
シノリガモ(1)
オジロワシ(1)
ハイイロヒレアシシギ(↓)
アカエリヒレアシシギ(300+)
トウゾクカモメ(1)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ケイマフリ(100+)
カンムリウミスズメ(冬羽1+9羽)
ウトウ(200+)
ツノメドリ(若鳥1)
エトピリカ(成鳥10+若鳥5)
アマツバメ(1)
エトピリカ(若鳥A)
Tufted Puffin
エトピリカ(若鳥B)
Tufted Puffin
エトピリカ (若鳥B)
Tufted Puffin
ツノメドリ (若鳥)
Horned Puffin
ツノメドリ
Horned Puffin

カンムリウミスズメ(冬羽)

カンムリウミスズメ
10羽もいました。いずれも冬羽。
カンムリウミスズメ
こんなに近くで観察可能です。
エトピリカ(若鳥C)
Tufted Puffin



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