【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2015年7月6日月曜日

落石ネイチャークルーズ(早朝便+AM便)  448,792

2015年7月6日(月)
晴れ。波1m。気温10℃。ほとんど霧もない。
やっと海水温が上がり、カタクチイワシの群れが沿岸部に近づいてきたためか、今日は突然海鳥の数が激増しました。数が増えただけではなく、海鳥たちがとても活動的になっており、イワシをくちばしにくわえた様々な海鳥を観察・撮影することも出来ました。
今年最高のコンディションに恵まれた1日となりました。

早朝便・AM便を通じて、エトピリカ・ウミガラス・ハシボソウミガラス・ウトウ・ケイマフリなどいずれも最短3-8mの最短距離で観察することができました。
それから、今日はラッコもよく現れてくれました。
**AM便はツアーのお客さまが多く、36名3隻での運航となりました。早朝便も神奈川県からの野鳥観察ツアーの皆様で満席運航。今日の午前中だけで、50名近くのお客様をガイドいたしました。今年はおかげさまで、乗船されるお客様の数が急増中です。ありがたい事です。感謝!!

【観察種】
<早朝便>
コアホウドリ(1)
フルマカモメ(100+)
ウミウ
ヒメウ
オジロワシ(1) *船のすぐそばまで飛んできて、目の前で海中からイワシを鷲づかみにして飛び去りました。すごい光景に一同唖然としました。
ウミネコ
オオセグロカモメ
ハシブトウミガラス(1)
ケイマフリ(150+)
ウミスズメ(4+1)
ウトウ
エトピリカ(24+)  *ポイントに居た20分ほどの間、様々な方向にエトピリカが浮いていたり飛んでいるのが見えました。まさに、「エトピリカ祭り」の様相を呈していました。今シーズン最高の出現状況でした。
**ラッコ(1)

<AM便>
シロエリオオハム(1)
コアホウドリ(1)
フルマカモメ(100+)
(ハイイロ、ハシボソ)ミズナギドリ(sp1)
ウミウ
ヒメウ
シノリガモ(♀1)
オジロワシ(10+)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ウミガラス(1)
ケイマフリ(150+)
ウトウ(200+)
エトピリカ(16+)
アマツバメ(1)
**ゼニガタアザラシ(30+)
**ラッコ(1)

ウミスズメ
Ancient Murrelet
いつ見ても可愛い。
ハシブトウミガラス
Brunnich's Guillemot

霧の中、エトピリカ祭りが開催中です!
エトピリカ
Tufted Puffin
立派な冠羽の成鳥です。
もう1枚。
ウミスズメ
Ancient Murrelet
船べりまで来ました。
ウミスズメ
Ancient Murrelet

アザラシ
浅いため船からの距離はかなりあります。
ウトウ
Rhinoceros Auklet
群れで見ることができます。
エトピリカ
Tufted Puffin
船の横を通過中。他の鳥はわざわざこんな所を飛びません。明らかにエトピリカの人間への好奇心を示す行動です。
ウミガラス
Common Guillemot
識別上の特徴がよく出ています。
ウミガラスはいつもこんな感じになります。あまり人間を恐れないようです。
ウミガラス
Common Guillemot
体側のモヤモヤ模様が重要。
胸・お腹の白色部分が喉の下方で止まっている点、ハシブトウミガラスとの相違点の一つです。
今日はユルリ島の稜線に、野生化した元労働馬がたくましい姿を現しました。
エトピリカ
Tufted Puffin
冠羽が短い若鳥。
エトピリカ
Tufted Puffin
の短い 若鳥が島の近くまで来るようになりました。イワシが沿岸部に
近づいたためだと思われます。
船の真上を飛ぶエトピリカ。
ウトウやケイマフリには見られない行動です。明らかに我々の様子を見に来ています。
ケイマフリ
Spectacled Guillemot
イワシをくわえています。
今日はラッコも至近距離でじっくり観察することが出来ました。

オジロワシ
White-tailed Sea Eagle
は10羽以上見かけました。










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