【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2013年6月5日水曜日

2013年6月5日(水)  207,310
<落石ネイチャークルーズ> By イーグル
今日はAM便のみの運航。今シーズンの実質的初便となりました。気温は10℃。無風。波は1mと凪に近い状態。ガスもなく絶好のコンディションでした。

いきなり、何とツノメドリ(1)を発見。エトピリカ2羽と共に行動していました。
距離は約500m。双眼鏡をお持ちでないお客様には少し酷な距離でしたが、10倍の双眼鏡ではっきり確認することが出来ました。場所はユルリ島とモユルリ島の間の海峡付近。我々は海峡内には絶対に入りません。海峡の外でじっくり待つことにしました。

待つこと10分。予想通り、2羽のエトピリカが我々に興味を示し、徐々に近づいてきます。しばらくすると、そのうちの1羽が飛翔。我々の船に向かって飛んできました。前方15m位のところを通り過ぎた後、旋回し船を周回し、元の方向に戻って行きました。
これは明らかに我々の様子を見に来たと思われました。やはり、エトピリカという鳥は人間に興味があるのでしょう。追いかけるのではなく、じっくり、待っていると必ず向こうから近づいてきてくれます。その後、いきなり船の横25mの海面に別個体の2羽のエトピリカが浮上。慌てる我々を面白がるように、プカプカと余裕の浮遊姿を披露してくれました。

結局、30分間船を止めて待ちましたが、ツノメドリは我々の方には近づいてきてくれることはありませんでした。
写真は距離500mから、Canon PowerShot SX50HSでかろうじてとらえたツノメドリの姿です。
揺れる船からの手持ち撮影ですので、不鮮明な点はご容赦ください。







  ≪確認種≫
ウトウ(100+)
ウミスズメ(2)
ケイマフリ(50+)
エトピリカ(9)
ツノメドリ(1)
シノリガモ(1)
スズガモ
ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス(F1)
アカエリカイツブリ(1)
ウミネコ
オオセグロカモメ
オオハム(S1)

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