【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2015年8月31日月曜日

落石ネイチャークルーズPM便 465,773

2015年8月31日(月)
<落石ネイチャークルーズPM便>   Byイーグル
晴れ。波は1m、風もほとんどなし。コンディションに恵まれました。
ただ、やはりもうウミスズメ類の繁殖期は完全に終了したようで、エトピリカの姿は全く見ることが出来ませんでした。ウトウ・ケイマフリの数も1-2羽とさみしく、かろうじてウミスズメ(2)をモユルリ島近海で見かけたくらいでした。
オオミズナギドリは今日も健在。100羽以上の群れが船から比較的近いところまで来てくれました。
また、今日は珍しくミンククジラ(1)とマンボウ(1)にも出会いました。

【観察種】
オオミズナギドリ(100+)
ハイイロミズナギドリ(10+)
ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス(3)
シノリガモ(20+)
オジロワシ(6+)
ハイイロヒレアシシギ・アカエリヒレアシシギ(3+)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ケイマフリ(1)
ウトウ
ウミスズメ(2)
ハクセキレイ(1)
**マンボウ(1)
**ミンククジラ
**ゼニガタアザラシ(1)

オオミズナギドリの群れ。
Streaked Shearwater.

ウミスズメ
Ancient Murrelet
可愛い!
ケイマフリ
Spectacled Guillemot

ケイマフリ
Spectacled Guillemot
きれいな夏羽。1羽だけ残っていました。
落石では1年中見ることが出来る貴重な海鳥ですが、この時期、一時的に数が激減致します。
モユルリ島近海で 出会ったウの群れ。
よく見ると、チシマウガラスが2羽混じっていました。
Red-faced Cormorant
Temminck's Cormorant

ユルリ島。
オジロワシが2羽岩に上に。
White-tailed Sea Eagle

ウトウ
Rhinoceros Auklet

2015年8月30日日曜日

風蓮湖東部 (スワン44・春国岱) 

2015年8月29日(土)  報告: 根室自然野鳥観光推進員S.A

<根室市酪陽 道の駅「スワン44ねむろ」>
コガモ      38羽 エクリプス羽
キジバト
アオサギ
タンチョウ
メダイチドリ
キアシシギ
トウネン      250羽+ ※メダイチドリなどと合わせて
ウミネコ
オオセグロカモメ
トビ
オジロワシ
コガモ ≪Eurasian Teal≫

オジロワシ ≪White-tailed Sea Eagle≫

飛んでいる白い点は、小型シギ・チドリ類の群れ

道の駅「スワン44ねむろ」の桟道デッキからみた
『風蓮湖・春国岱』




































































2015年8月30日(日)
<根室市春国岱>
アオサギ
タンチョウ
ホウロクシギ
キアシシギ
ウミネコ
オオセグロカモメ
トビ
オジロワシ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ヒバリ
ミソサザイ
ハクセキレイ
カワラヒワ
ホウロクシギ ≪Far Eastern Curlew≫

2015年8月29日土曜日

落石ネイチャークルーズAM便 465,021

2015年8月29日(土)
<落石ネイチャークルーズAM便>    Byイーグル
快晴。久々のうねりが小さい比較的穏やかなクルーズでした。

皆様のお目当てのエトピリカは現れてくれませんでしたが、その代わり、すごい光景に出合いました。落石岬の沖合でミズナギドリ類中心の「鳥山」を見つけたのです。

オオミズナギドリ・アカアシミズナギドリ・ハイイロミズナギドリ・ハシボソミズナギドリ・フルマカモメ・オオセグロカモメ、そしてコアホウドリなどが、大きなイワシの群れを追って、我先に海に飛び込んだり、乱舞しています。その数数千羽!!

カマイルカの50頭くらいの群れもジャンプを繰り返します。
クルーズ船のお客様からは歓声が上がります。船長もガイド役の私も正直かなり興奮いたしました。

更に船を進めてゆくと、とうとう、ミズナギドリ達の群れの中に入り込むのに成功しました。
さすがベテラン船長さん。腕が違います。
船内からは「すごい!」「すごい!」の連呼。感嘆詞付きの声しか上がりません。
船首も船尾もどこを見渡しても、鳥・鳥・鳥!
まさに「落石マジック」とでも言うべきすごい光景でした。

ミズナギドリの大群に出会うだけなら、ラウスを含め今までに何度も経験がありますが、今日の群れの凄さは、種類が多い「混群」であることと、イワシを取り合いながら乱舞する為、動きがあり、迫力とその躍動感がすごいことでした。

20分ほど「落石マジック」を堪能した後、いつも通りユルリ島方面へ向かいました。

【観察種】
コアホウドリ(3)
フルマカモメ(20+)
オオミズナギドリ(400+)
ハイイロミズナギドリ(300+)
ハシボソミズナギドリ(20+)
アカアシミズナギドリ(20+)
ウミウ
ヒメウ
シノリガモ(20+)
オジロワシ(5+)
ハイイロヒレアシシギ・アカエリヒレアシシギ(10+)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ウミバト(チシマ型2)
ケイマフリ(夏3)
ウトウ(2)
ハクセキレイ(10+)
**ゼニガタアザラシ(10+)
**カマイルカ(50+)

フルマカモメ
Northern Fulmar

コアホウドリ
Laysan Albatross

カマイルカモ50頭以上いました。

オオミズナギドリ
Streaked Shearwater

ハイイロミズナギドリ
Sooty Shearwater
コアホウ+オオナギ

目の前で、イワシの奪い合い!


ユルリ島の上には馬の姿が見られました。
ケイマフリ
Spectacled Guillemot

ウミバト
Pigeon Guillemot

ゼニガタアザラシ

ユルリ島

八雲町から来ているイカ釣り船。


落石ネイチャークルーズAM+PM便 464,881

2015年8月29日(土)
<落石ネイチャークルーズAM+PM便>   By イーグル
快晴。北風が冷たい。うねり2.5mと大変厳しいクルーズとなりました。
夏休みの終盤の追い込み観光でしょうか。ご家族連れの姿が目立ちました。
AM便は22名の団体さん。2隻で運航させていただきました。
夏の海鳥繁殖シーズンは、ほぼ終了したようで、ウトウ・ケイマフリの姿はめっきり減少。
かわりにチシマ型ウミバト・オオミズナギドリの姿が目立つようになりました。少数ですが、アカアシミズナギドリの姿も見かけます。

【観察種】  *AM便・PM便統合記録
オオミズナギドリ(150+)
アカアシミズナギドリ(3+)
ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス(1)
シノリガモ(20+)
オジロワシ(3)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ウミバト(チシマ型1)
ケイマフリ(5+)
ウトウ(2)
アマツバメ(5+)
ハクセキレイ
*ゼニガタアザラシ(10+)
*ラッコ(1)

オオミズナギドリ+アカアシミズナギドリ。
Streaked Shearwater
Flesh-footed Shearwater

オオミズナギドリ
Streaked Shearwater


オオミズナギドリ
Streaked Shearwater

オオミズナギドリ
Streaked Shearwater
ミズナギドリの群れに船が囲まれました。
ミズナギドリの群れ

ラッコ
Sea Otter

美しいユルリ島

船上より落石岬 方面を望む。

石漁港の中はウミネコでいっぱい。

2015年8月28日金曜日

風蓮湖北部・別海町上風蓮・奥行

2015年8月26日(水)  報告: 根室自然野鳥観光推進員S.A

<別海町 奥行・上風蓮>
キジバト
タンチョウ    
トビ
オジロワシ
ハシブトガラス
ヒヨドリ
ノビタキ
スズメ
ハクセキレイ
カワラヒワ
ベニマシコ
アオジ
<別海町本別海 走古丹漁港>
カワアイサ
ウミネコ
オオセグロカモメ

















<風蓮湖 風蓮川河口>
カルガモ
スズガモ
カワアイサ
キジバト
アオサギ
タンチョウ
アオアシシギ
キアシシギ
ユリカモメ
ウミネコ
オオセグロカモメ
トビ
オジロワシ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ハシブトガラ
ヒガラ

















<風蓮湖 走古丹周辺>
スズガモ
キジバト
ダイサギ
アオサギ
タンチョウ
ウミネコ
オオセグロカモメ
トビ
オジロワシ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ノビタキ
スズメ
ハクセキレイ
カワラヒワ

















⇒詳しい内容やほかの写真は

納沙布岬ハイド(巡回) 464,574

2015年8月27日(木)
<納沙布ハイド>  Byイーグル
曇り。東の風が強く、波も2m以上。肌寒さを感じる今日の納沙布岬でした。
海鳥の方も、相変わらず低調で、かなりの沖合をオオミズナギドリの群れが飛んでいるくらいでした。
【観察種】
ウミウ
ヒメウ
アオサギ(1)
オジロワシ(1)
シノリガモ(1)
ウミネコ
オオセグロカモメ
オオミズナギドリ(100+)  *2-3km沖合。
ハイイロミズナギドリ(1)
ハシボソミズナギドリ(1)
ウミガラス(夏1)
ウトウ(2) *うち1羽は幼鳥
ノビタキ(1)
アマツバメ(1)


海上保安庁の巡視艇。
後ろは北方領土の「貝殻島灯台」















ウトウの幼鳥。
Rhinoceros Auklet
ハイドのすぐ前。










2015年8月26日水曜日

納沙布岬ハイド 464,213

「2015年8月26日(水)
<納沙布岬ハイド>  Byイーグル
晴れ。昨日までと打って変わって無風状態。波もほとんどなく、鏡のような水面に近い。こういう日は海鳥は低調。やはり、カモメとウばかり目立ちました。
2km以上沖合にはウトウを中心に極少数のウミスズメ類の姿がちらほらみえました。スコープを使って詳細に観察してみると、驚いたことに、その大半が 「ウミバト」でした。数えてみると9羽もいます。今更ながら、根室半島の太平洋側のウミバトの多さには驚かされます。9羽の内、2羽は大雨覆に白いパッチの痕跡が見られる「アリューシャン型(またはカムチャッカ型)ウミバト」でしたが、残りはすべて「チシマ型ウミバト」でした。2週間ほど前までは、1羽も見当たらなかったチシマ型ウミバト。やはり、千島列島で繁殖を終え、帰ってきたのですね。
領土問題が厳しい納沙布岬の海ですが、海鳥たちは政治などどこ吹く風。自由に行き来しているというわけです。

【観察種】
オオミズナギドリ
ウミネコ
オオセグロカモメ
ヒメウ
ウミウ
ウミバト(9) *チシマ型(中間羽)7+アリューシャン型中間羽2
ウトウ(5)
ケイマフリ(中間羽2)
*アザラシsp。1
*ラッコ(1) *2km沖合をプカプカ。
ネズミイルカ(1)

沖合600m付近に集まるウミネコ。魚がいるのか、外敵から逃げているのか?
Black-tailed Gull

ハクセキレイ(若鳥)
White Wagtail
















モエモシリ島(北方領土の歯舞群島の一部)
難破船の残骸が見える。
秋勇留島のロシア施設。
水晶島の左端。アンテナのようなものが見えます。

今日はハイドから「水晶島」が良くみられました。完全にフラットなテーブルのような横長の島です。
貝殻島灯台。
昭和12年に戦前の日本が建てたものです。
一番上にオジロワシの姿が見られます。
White-tailed Sea Eagle