【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2012年7月16日月曜日

2012年7月16日(月) 119,799
<落石ネイチャークルーズ速報> By イーグル
AM便のみ運航。曇り空。霧は薄く風もない。気温は15℃程度。絶好の観察日和。8名のお客様の半数以上がリピーター。ありがたいことです。
今日は2時間半のクルーズの間、ほぼ途切れることなく海鳥が出続けていました。ウトウとミズナギドリが中心でしたが、ウミガラス・ウミスズメ・ハイイロウミツバメ・ヒレアシシギ・トウゾクカモメなども出てくれ、いつもよりバラエティに富んだ内容となりました。
エトピリカはいつもの場所を中心に19羽を数えました。最接近7m位の個体がこちらを気にするでもなく、しばらくの間船のそばをプカプカ。至福の時でありました。お客様も大満足の様子。写真撮影もかなりの成果があった様子でした。
いよいよ島を後にしようかという頃になって、皆様のお目当て「ツノメドリ」も無事出てくれました。ユルリ海峡の奥深くに浮いておりかなりの距離がありましたが、双眼鏡で何とか確認ができました。顔が真っ白な夏羽の個体でした。10分ほど観察していると少し距離が近くなってきましたが、エトピリカよりかなり警戒心が強いのか、簡単には近くへは来てくれません。しかし、こちらからは近づけません。「ユルリ・モユルリ島を結ぶ線から海峡の中には入らない」という自主規制を敷いていることをお客様に説明し、こちらから近づかない事に対する理解をいただきました。ほどなく時間も切れ、目視できるツノメドリを後に帰路に着きました。今日ほど後ろ髪を引かれる思いのクルーズはありませんでした。
その他、成鳥のオロロン鳥(ウミガラス)も2回出てくれ、白黒の美しい姿を楽しめました。
今日の様子では、ツノメドリはまだまだあと1か月はユルリ海峡に滞在してくれるのではないかと感じました。(エトピリカは毎年8月末まで滞在しています。)
≪確認種≫
ウトウ(2500+)
ケイマフリ(80+)
エトピリカ(19)
ツノメドリ(1)
ウミウ
ヒメウ
ハシボソミズナギドリ(↓)
ハイイロミズナギドリ(2000+)
フルマカモメ(5+)
オオセグロカモメ
ウミネコ
オジロワシ(2)
トウゾクカモメ(2)
ハイイロヒレアシシギ(↓)
アカエリヒレアシシギ(200+)
ウミスズメ(2)
ウミガラス(2)

0 件のコメント:

コメントを投稿