【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2012年7月13日金曜日

2012年7月13日(金)  118,986
<ハシブトウミガラス訂正> By イーグル
7月6日の落石ネイチャークルーズでハシブトウミガラス(1)を観察しました。
当初、「夏羽の成鳥」と軽く考えて船内でもご案内致しましたが、同乗されたハイレベル・バーダーのお客様からの指摘を受け、後刻写真等を見直したところ、「成鳥夏羽」と決めつけるのは誤りと気づきました。
このハシブトウミガラスは喉の白さが残っている事やくちばしの下部のふくらみが足りない事、風切羽が褐色っぽく摩耗している事などの特徴から、「成鳥夏羽」と判断したのは誤りでした。
正しくは「生まれて1年目の、換羽せずに冬羽のまま夏を迎えた若いハシブトウミガラス」でした。
外国の文献にも、「1年目は夏羽へ換羽しない(←羽の摩耗度が高い)(←のどの白さが残る)」「風切り羽は茶色っぽい」「嘴は小さい」という記述がありました。
私の勉強不足・観察不足でした。慎んで訂正させていただきます。
S様、ご指摘ありがとうございました。とても勉強になりました。
今後とも遠慮なくご指摘・ご意見よろしく願い申し上げます。


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