【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2012年6月14日木曜日

2012年6月14日(木)  111,639
<落石ネイチャークルーズ速報> くもり・7℃(8時現在)
今日はAM便のみ。まだ低温が続いている道東地方ですが、早朝は7℃と本州の真冬並みの気温でしたが、11時くらいから急に気温が上がり、午後には14℃位まで気温が上がりました。早く本格的な夏になってほしいものです。
今日はウトウ・ケイマフリ・オオハムなどが目立ちました。エトピリカも7羽出て、最接近20m位で約3分間美しい夏羽を堪能させてくれました。エトピリカは何度も現れ、カメラマンの方々は大忙し。ところが、今日はもっと凄い事が起こりました。エトピリカを観察している最中に、船の真横30m位のところに2羽のチシマウガラス(夏羽)がプカリと浮かび上がって来たのです。驚きました。今まで見ることが出来ても必ず遠くの岸壁や垂直の岩の上と相場が決まっていましたが、今日は海に浮かぶチシマウガラスを至近距離から全員がゆっくり確認できたのです。首が太く、顔は真っ赤、クチバシは白く、その稜線と先端部が黒い。正に典型的なチシマウガラスの夏羽でした。しかも2羽。今日はエトピリカに加え、エトピリカよりはるかに貴重な体験を皆様に味わっていただけました。ちなみに、チシマウガラスとの遭遇地点はカモ岩近辺ではなく、ユルリ島の外洋側のいつもエトピリカを観察している場所でした。こんな沖合でチシマに遭遇するなんて。。こんな事もあるのですね。
(観察種)
ウトウ(100+)
ケイマフリ(60+)
エトピリカ(7)
ウミスズメ(5)
ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス(夏2)
オオハムsp(15)
ウミネコ
オオセグロカモメ
オジロワシ(3)
スズガモ

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