【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2012年6月15日金曜日

2012年6月15日(金)  111,845
<落石ネイチャークルーズ速報> 快晴。15℃。
急に気温が上がり、霧もない素晴らしい快晴の好天となりました。
AM便のみ運航。お客様も8名とにぎやかなクルーズとなりました。
今日はエトピリカ・デー。数は5羽と控え目でしたが、2羽のペアーが船から30m位の所にかなり長い間プカプカやってくれました。1羽は長い海藻のような巣材をくわえていました。出来るだけ刺激しないように距離を保つようにし、カメラのレンズもシャッターを切る瞬間だけエトピリカに向けるようお客様にお願いしました。20分程そのような状態が続きましたが、最後には我々の存在を認めてくれたのでしょうか、20m位まで近づき、しばらくして、2羽同時に飛び上がりました。順光の中、エトピリカの離陸風景をカメラに収めることが出来た方も多かったと思います。
その後、2羽のエトピリカはペアーで10分間くらい編隊飛行を繰り返し、我々の目を楽しませてくれました。ユルリ島の岩肌をバックにペアード・フライトを繰り返していましたが、我々の船を2回にわたりかすめる様に飛び、最後には、船の真上を通り過ぎて、沖合遠くに飛び去って行きました。皆様、「筋書きのないエトピリカ・ショー」を堪能されたご様子でした。私もこんなに長く、エトピリカの飛翔風景を観察したのは初めてでした。
繁殖期を迎えた2羽が仲良くじゃれあうように飛行するのを見るのは、本当にほほえましく素晴らしい体験でした。
それから、エトピリカ・ショーの最中、かなり離れた沖合いに夏羽のチシマウガラスが1羽浮かんでいるのが見えました。ほんの一瞬の出来事でしたが。。。。
今年もユルリ島近辺で最低2羽以上のチシマウガラスが繁殖しているようです。(イーグル)
(観察種)
ウトウ(150+)
ケイマフリ(100+)
エトピリカ(5)
ウミスズメ(3)
ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス(夏1)
オオハム(10+)
ウミネコ
オオセグロカモメ
オジロワシ(3)
シノリガモ(5)
アマツバメ(20+)

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