【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2014年10月19日日曜日

納沙布岬ハイド366,520

2014年10月19日(日)
<納沙布岬ハイド>   By イーグル
今日も、明治公園定例探鳥会の後、納沙布岬を巡回致しました。
昨日までの肌寒さとは打って変わり、気温14℃と厚手のフリースでは汗ばむ程の陽気となりました。
国後島の爺爺岳が見えるほど空気が澄んでいて、波もほとんどなく、観察には絶好の条件がそろっていました。
 アビ類は更に数を増し、最低でも2,500羽はおりました。ハイドから約1kmの沖合に数百羽がいくつかのグループを作り浮遊していました。シロエリオオハムが90%以上ですが、夏羽の個体も多く、喉の紫色がはっきりスコープで確認できるほど近くまで来ているものもおりました。
また、浮遊しているものの数を大きく上回る数の個体が飛翔していました。南風に逆らいながらを10羽から20羽の群れを成して飛んで行く姿はまさに壮観!息を飲むほどの感動を覚えました。夏羽・冬羽・若鳥等見た目のバリエーションも大きく、オオハム・アビも混じっており識別は大変ですが、だからこそ海鳥観察の醍醐味を味わうことが出来ました。
 この群れはまだしばらくは滞在すると思われますが、アビ類にご興味のある方は、スコープ持参で出来るだけ早めに納沙布岬ハイドを訪れてみてくださいね。
 それから今日もラッコの可愛い姿を見る事が出来ました。こちらも、ここ1週間連日ハイド前に出没しています。
≪確認種≫
シロエリオオハム、オオハム、アビ(2,500+)
ミツユビカモメ(500+)
オオセグロカモメ
ウミネコ
シロカモメ(1)
ワシカモメ(1)
ユリカモメ(3)
ウトウ(500+)
ケイマフリ(中間羽1)
トウゾクカモメ(1)
ハイイロミズナギドリ(2)
ヒメウ
ウミウ
チシマウガラス(若鳥1f)
シノリガモ(♂2、♀1)
クロガモ(8)
タヒバリ(2)
キジバト(2)
*ゼニガタアザラシ(2)
*ラッコ(1)

今日の貝殻島灯台。

水晶島のロシアン教会。

水晶島。日本の作った農場?

無数のアビ類が飛翔。Innumerable numbers of divers are flying in  front of the hide.

シロエリオオハムが大半を占める。It looks like a Pacific Diver.

ゼニガタアザラシも顔を出してくれました。

It looks like a Arctic Diver?




0 件のコメント:

コメントを投稿