【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2015年9月16日水曜日

落石ネイチャークルーズ (速報) 469,284

2015年9月16日(水)
<落石ネイチャークルーズAM便>  Byイーグル
快晴。無風。気温20℃+。納沙布岬まで見通せ、視界は抜群。
久々のクルーズ案内。今日はオーストラリアからのお客様と日本人のお客様に対するバイリンガル・ガイドでした。天気も良く、久しぶりのガイド。非常に燃えました。
オオミズナギドリの数が先月に比べ激増。昔は道東のオオミズナギドリは珍鳥の類でした。
オオミズナギドリがうじゃうじゃの今の状況は異常ともいえますが、これも「地球温暖化」の影響なのでしょうか。オオミズナギドリの群れの中には、小さめの黒っぽいミズナギドリも散見されました。飛び方・額の角度・くちばしの長さなどから、ハイイロミズナギドリ(Sooty Shearwater)と判断いたしました。
また、モユルリ島付近では、2羽のチシマウガラスも確認。また、1羽でしたが中間羽のチシマ型ウミバトにも至近距離で出会うことができました。
1年でも最も海鳥の少ない時期ですが、今日はそれなりに面白い海鳥をお見せすることができたと思います。

【確認種】
オオミズナギドリ(700+)
ハイイロミズナギドリ(50+)
ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス(2)
シノリガモ(2)
オジロワシ(1)
ハイイロヒレアシシギ(50+)
アカエリヒレアシシギ(20+)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ウミバト(2)  *C.c.snowi 中間羽2

今日の落石漁港近海。
快晴の空の下、逆光にきらめくコンブ漁の船が美しい。

ウトウ
Rhinoceros Auklet
まだおります。
ハイイロミズナギドリ

オオミズナギドリ
Streaked Shearwater
船に向かってきます。
オーストラリアからのお客様は大喜び。

オオミズナギドリの群れ。
昔はこんなにいなかった。
ハイイロヒレアシシギ
Red Phalarope
アカエリヒレアシシギ
Red-necked Phalarope

ウミバト
Pigeon Guillemot
チシマ型の中間羽と思われます。

0 件のコメント:

コメントを投稿