【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2019年7月23日火曜日

久々に落石ネイチャークルーズをガイド  821,440

2019年7月22日(日)
<落石ネイチャークルーズ>    By イーグル
 ほぼ1年ぶりに落石ネイチャークルーズのガイドをさせていただきました。
天候は曇り。気温20℃。波高は2.5m。うねりが大きくかなりハードなクルーズとなりました。南風の割には海鳥の数は少なく、結構苦労しましたが、ツノメドリ(若鳥2)やエトピリカ(成鳥4、若鳥2)を見つけることが出来ました。チシマウガラスも2羽確認。定番のケイマフリ・ウミスズメやアカエリヒレアシシギなども現れてくれました。
 今シーズンはエトピリカの成鳥が少なく、連日、苦労してきましたが今日は特別でした。ベテラン漁師さんの巧みな操船技術により、定置網周辺に浮かんでいるエトピリカの成鳥には10mの至近距離まで接近することができました。その個体が潜ったり逃げたりしなかったことから、観察圧力も最小限にとどめることが出来たと思われます。
お客様はご機嫌で、至近距離からの観察や撮影を楽しんでおられました。
8年間にわたり熱心に協力していただいているベテラン漁師のHさんの、海鳥の習性を肌で理解した上での高い操船技術とサービス精神が光った瞬間でした。
また、今日のクルーズは、この時期としては奇跡的に霧もなく、視界が良好であった事がラッキーでした。
 個人的には、久々のガイドでしたが、港を出た瞬間から昨年まで9年間にわたり800回以上ガイドしてきた落石ネイチャークルーズの過去の記憶が一瞬にして蘇り、全身から喜びと探鳥意欲が沸々とわき上がってきました。しびれるような喜び。至福の瞬間でした。
 また、お客様の中に長年の友人であるプロのネイチャーフォトグラファーのO氏の姿もありました。ユルリ島近海では、久々の友人との再会を祝福してくれるかのように、2羽のエトピリカ(成鳥、別個体)が我々の船の上空・周辺を何度も何度も旋回してくれるという幸運にも恵まれました。
【観察種】
ウミウ    
チシマウガラス(繁殖羽2)
ヒメウ     
オジロワシ(3)
アカエリヒレアシシギ(F2)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ケイマフリ(50+)
ウミスズメ(1)
ツノメドリ(若鳥2)
エトピリカ(成鳥4+若鳥2)
アマツバメ
ハクセキレイ

*今週末の7月27日(土)まで応援ガイドしています。お近くにお越しの方は落石NCにぜひともご乗船ください。スタッフ一同皆様のお越しをお待ちしております!!

コンデジ撮影
ウトウ
 エトピリカ若鳥
 エトピリカ若鳥


ウミスズメ+ツノメドリ(若鳥)

 ツノメドリ

エトピリカ


 エトピリカトとユルリ島

船の上空をかすめて飛ぶエトピリカ(成鳥)


いつも可愛いケイマフリ

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