【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2016年3月6日日曜日

霧多布周辺(巡回) シラガホオジロ! 516,469

2016年3月6日(日)   Byイーグル
<霧多布周辺>
落石ネイチャークルーズAM便が強風のため欠航。.
急きょ、今日は霧多布周辺の巡回に切り替えました。

10時に現地着。晴れ。強風。気温+1℃。温かい。が、途中から雪が降り始めた。
陸側の海岸線☛陸側漁港周辺☛島側漁港周辺☛島の上のキャンプ場周辺と、じっくり時間をかけて回りました。

2時間以上経過しても、カモ類・猛禽類など普通種しか見つけることが出来ず、そろそろひき上げようかと思った時に、ケアシノスリが上空に現れてくれました。しばらくホバリングをした後、ふっと崖下に姿を消しました。あわてて、崖に駆けつけ断崖を見下ろすと、そこにはホバリングを繰り返すケアシノ姿が。。初めて、見下ろしながら背中からケアシを観察することが出来ました。いつも見上げながら見る鳥なので、今日は幸運に恵まれました。

その後、島の中を巡りましたが、ハギマシコ(1)・ノスリ(1)を見かけたのみ。

最後に、もう一度、霧多布漁港内をチェックしながら霧多布を後にしようとした瞬間、3羽のシラガホオジロを見つけました。ラッキー!先週来、情報だけはありましたが、場所も良くわからず、まさか会えるとは思っていませんでした。

やはり、あきらめずに執念深くあらゆるポイントを貪欲に探し回る姿勢を忘れてはいけませんね。

そして、場所を教えてもらって見に行くのではなく、自分の知識・経験そして勘を働かして、可能性のありそうな場所をチェックして回る。そのような苦労が今日のように実った瞬間、無上の喜びを感じることが出来ます。
「他人の情報に頼る野鳥観察」や「とにかく写真撮影!」という風潮が支配的な昨今。
今日は、デジタルカメラが発明される以前のバードウォッツチングを少し思い出したような気がしました。

【観察種】
ヒメウ
ノスリ(2)
ケアシノスリ(1)
オジロワシ
オオワシ
オオハクチョウ
ウミアイサ
カワアイサ
ホオジロガモ
シノリガモ
コオリガモ
クロガモ
スズガモ
マガモ
ヒドリガモ
オナガガモ
マガモ
ヨシガモ
オオセグロカモメ
シロカモメ
ワシカモメ
カモメ
ミヤマカケス
ケイマフリ
ハシブトガラ
シジュウカラ
ハギマシコ(1)
シラガホオジロ(3)


キタキツネ
Red Fox

ノスリ
Easetern Buzzard

ケアシノスリ
Rough-legged Buzzard

ケアシノスリ
崖から見下ろしながら観察。

シラガホオジロ♂
Pine Bunting
日本で見られるホオジロ類の中で一番大きい。太って見えます。
シラガホオジロ(♂)
Pine Bunting
夏羽へ換羽中。

毎年、霧多布漁港周辺で観察の可能性あり。
シラガ ホオジロ(♀)
Pine Bunting

シラガホオジロ(♂)
Pine Bunting

夏羽に近づいており、かなり白髪が出てきている。

カワアイサ
Goosander



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