【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2016年3月8日火曜日

落石ネイチャークルーズ(AM便)エトロフ祭り!! 517,128

2016年3月8日(火)
<落石ネイチャークルーズAM便>   Byイーグル
朝から南風が強く、気温はプラス3℃。波も2-3mと高め。安全運航可能ではありましたが、ギリギリの状況でした。案の定、港を出た後、かなり大きな波浪に見舞われました。
それでもほぼ満席のお客様はへこたれません。
今日もアイルランド人と日本人の混合クルーズという事で、日英2か国語でのガイドとなりました。
今年は本当にこのようなケースが多い。
来年度は、更に外国人バーダーのご乗船が増えそうな気配です。

今日は何と言っても「エトロフウミスズメ」!
まず、落石の港の中に1羽の立派な冠羽のエトロフがぷかぷかやっていました。
漁師さんが船をとめて色々作業をされている岸壁のすぐそばまで近づいてきます。
漁師さんの話によりますと、この個体、実はもう3日間も落石漁港の中に滞在しているそうです。
知らなかった!
所用が重なり、ここ3日間、落石漁港に顔を出せなかったのが裏目に出てしまいました。
ともあれ、今日は出港後最初に観察した鳥がエトロフウミスズメという事になってしまいました。

その後、クルーズの航路上で、更に10羽のエトロフウミスズメに出会いました。
今日はまさに「エトロフ・デー」と言う感じでした。

その他、コウミスズメ・ウミスズメ・ハシブトウミガラス・ウミバト・ケイマフリなどなど、順調にウミスズメ類をお見せする事が出来ました。

やはり、海鳥の場合、海が荒れている日の方が、観察パフォーマンスが良いようです。

それから、今日はラッコを4頭見ることが出来ました。


**エトロフウミスズメ観察のピークシズンは「毎年3月上旬・中旬」ですが、今年も例年通りの状況となってきております。
エトロフを見たい方。落石の海にお急ぎください!!

【観察種】
シロエリオオハム(1)
ハジロカイツブリ(4)
ウミウ(1)
ヒメウ
スズガモ
クロガモ
ビロードキンクロ(1)
シノリガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
オジロワシ
オオワシ
ハヤブサ(1)
ウミネコ(1)
カモメ
セグロカモメ(1)
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ハシブトウミガラス(2)
ウミバト(1) 
ケイマフリ(4)
ウミスズメ(2)
エトロフウミスズメ(11)
コウミスズメ(20+)
 *ラッコ(4)

エトロフウミスズメ
Crested Auklet

落石漁港内

落石漁港内
エトロフウミスズメ

ウミスズメ
Ancient Murrelet


ラッコ
Sea Otter


ハシブトウミガラス
Brunnich's Guillemot


エトロフウミスズメ
落石ネイチャークルーズの航路上。

外洋に浮かぶラッコ

エトロフウミスズメ





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