2016年7月5日火曜日

環境省との会議 555,232

2016年7月6日(水)
<環境省釧路事務所との打ち合わせ>    Byイーグル
 7月5日(火)13:30-14:30、落石漁協会議室にて、今季2回目の打ち合わせを行いました。環境省からは課長以下3名、落石側から専務・総務部長・海鳥ガイド3名、根室市観光協会から1名が出席いたしました。
 
 今日は、環境省が7月23日から5日間にわたり実施を希望されている「ユルリ・モユルリ島への宿泊調査」の可否およびその実施方法などについて、検討を行いました。
 
 結論としては、
①7月23日から28日にかけて、ユルリ島へ3名、モユルリ島へ3名の調査員が入島。宿泊しながら、エトピリカ・ケイマフリ・ウミスズメ・チシマウガラス・コシジロウミツバメを中心に繁殖状況の調査を行うもの。これについては、当方から事前に打診した「日程の後ろ倒し案」を、環境省も誠意をもって検討されましたが、調査員の確保の問題から断念。環境省から予定通りの日程で調査を進めるにあたっての「調査員が守るべき注意事項」や「落石ネイチャークルーズの運行時間帯を避けた調査時間」などが示されました。この提示案には誠意ある姿勢が見られたため、落石NC側も当該入島調査について認める事になりました。

②調査の実施にあたっては、落石ネイチャークルーズの運航がある場合には、早朝4時から10時、午後3時から5時の時間帯で調査を実施することでほぼ合意。運航の有無については、前日に双方で連絡を取り会い、確認してゆくことになりました。

③調査の実施にあたっては、テントを張る場所・テントや服の色・調査員の低い姿勢の維持など、海鳥への刺激・影響を最低限に留めるための注意事項について確認いたしました。

④また、小舟でチシマウガラスの繁殖地である岩礁に近づく場合は、最低100m程度の距離を保ちながら調査を実施する事なども確認されました。

⑤その他、今後の調査についても、「必要な調査は条件付きで認めてゆく」方針も確認され、今後、調査の海鳥への影響を最低限にとどめるための「調査指針」「ガイドライン」などを策定し、調査員に徹底することも提案させていただきました。

 会議は終始、友好的な雰囲気で進められました。
双方のコミュニケーションの重要性についても、再度確認され、有意義な未来志向型の議題検討ができたと思います。

 今後、「調査員のマナー」や「ガイドライン(今後策定)の順守状況」などには、厳しい目を光らせてゆきますが、半面、環境省の調査にも更なる理解を示し、落石側からも出来る限りの協力を惜しまないことも確認されました。

 今般、環境省とフェイス・ツー・フェイスで、建設的・未来志向の会議ができた意義はとても大きく、
今後の落石地区の「観光と自然保護の良きバランス」を追求してゆく上で、大きな前進があったと思われます。

 本ブログ紙面を通じ、読者の皆さまには色々とご心配をおかけしていたかもしれませんが、今回の2回の会議を持ちまして、地元と環境省の間に「直接話せる関係・ルート」が構築できました。
 今後も観光・自然保護の間には、様々な軋轢が予想されます。それは仕方がない事かもしれません。大切なことは、その軋轢が小さな内に、素早く双方が集まり、ひざ詰めで話し合いができる関係づくりではないでしょうか。

 今後も環境省とは密接なコミュニケーションを維持・発展させてゆきたいと考えます。

【お願い】
7月23日―28日に落石ネイチャークルーズをご利用予定のお客様は、環境省の調査団が入島していることをご了解の上、ご予約・ご利用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
落石ネイチャークルーズの運航時間帯に調査が行われることはございませんが、当日、海鳥にどのような影響が出ているかは予想がつきません。
その点、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

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