【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2012年4月22日日曜日

2012年4月22日(日)   100,324
<番外編=沖縄本島探鳥旅行>  By イーグル
道東の野鳥情報なので番外情報です。
先週、沖縄本島に鳥を見に行って来ました。
天候にも恵まれ、5日間で80種を観察できました。念願のヤンバルクイナ・ノグチゲラ・アカヒゲにも会う事が出来ました。また、何の情報も持たずに行ったのですが、南部の米須海岸ではシマアジ(♂1、♀2)に、金武町では日本ライファーのオウチュウに出合いました。ラッキー!その他、ヒクイナ・リュウキュウヨシゴイ・タマシギ・ズアカアオバトなどもじっくり観察出来ました。
ヤンバルクイナは道東のシカの様に、道路の脇から突然出て来ておりました。もっと、山奥の林道に行かないと見れないかと思っていたので、ちょっと意外でした。ただ、この習性が災いして、最近多くの個体が轢死しており、大きな問題になっているそうです。ちょっとシマフクロウに似ているな、と思いました。
また、野鳥観察の合間に地元のバーダーの方々や役所の課長さん・漁協の幹部の方々・自然愛好家の方々とも意見交換の機会がありました。パワーポイントを使って、根室の野鳥観光振興策の狙いや現状について簡単にプレゼンさせていただきました。
「豊かでオンリーワンの自然」という有力な地域資源を生かして旅行需要を喚起し、地域の活性化につなげたいがやり方が分からない、もどかしい、という地元の思いも伝わってきました。この点で道東で自分たちが目指している方向性とヤンバルが模索しておられる方向性に共通点がある事に気づきました。肝心の地元にリーダーシップを取れる人がなかなか現れないなどの問題点も似ていました。今後、出来れば定期的にヤンバルを訪れ、共通点の多い我々道東との連携なども模索してゆければいいなと感じました。

突然道路わきから出てきたヤンバルクイナ。あせりました。

ズアカアオバト。思ったより大きい!

アカヒゲ♂。繁殖期のため♀の気を引くのに必死の様子でした。

米須海岸にシマアジ(♂1、♀2)がいました。

アカヒゲ♀。巣作りに忙しい様子でした。

遠くのこずえにノグチゲラを確認。なかなか近くへ来てくれませんでした。ヤンバルの森に乾いたドラミングの音が響き渡っていました。

金武の田んぼに突然現れたオウチュウ。超ラッキー! 日本ライファーでした。

早朝。早起きは三文の得。やっぱりいましたタマシギ嬢。

(確認種)
アオサギ
クロサギ
ダイサギ
アマサギ
チュウサギ
コサギ
ササゴイ
ゴイサギ
リュウキュウヨシゴイ *喜如嘉・奥間
クロツラヘラサギ   *豊崎
ミサゴ
サシバ (1)       *喜如嘉
ヒドリガモ
コガモ
シマアジ(♂1、♀2)  *米須海岸
カルガモ
オナガガモ
ハシビロガモ
ヒクイナ(1)   *喜如嘉・奥間
シロハラクイナ
ヤンバルクイナ  *安田集落周辺
オオバン
バン
セイタカシギ
メダイチドリ
コチドリ
シロチドリ
ムナグロ
ダイゼン
オグロシギ
オオソリハシシギ
チュウシャクシギ
ツルシギ
アカアシシギ
コアオアシシギ
アオアシシギ
クサシギ
タカブシギ
イソシギ
キアシシギ
トウネン
オジロトウネン
ヒバリシギ
ウズラシギ
ミユビシギ
オバシギ
タシギ
タマシギ   *・奥間
カラスバト(S)
キジバト
ズアカアオバト  *奥間・ヤンバル
リュウキュウコノハズク(S)
カワセミ
アカショウビン(S) *喜如嘉
コゲラ
ノグチゲラ  *喜如嘉・ヤンバル
リュウキュウツバメ
キセキレイ
ハクセキレイ
ヒヨドリ
サンショウクイ
シロガシラ
シマアカモズ  *奥間
アカヒゲ(♂・♀)   *喜如嘉
イソヒヨドリ
シロハラ
ウグイス
セッカ
サンコウチョウ(S)  *喜如嘉
ヤマガラ
メジロ
アオジ
スズメ
コシジロキンパラ
コムクドリ
オウチュウ(1)  *金武町
ハシブトガラス

0 件のコメント:

コメントを投稿