【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2011年2月10日木曜日

2011年2月10日(木)    50,298
<根室市内イーストハーバーホテルのレストラン前>
キレンジャク(20+)
*レンジャクは根室市内にまだいます。

★ここ1週間、スイスからの団体バードウォッチングツアーの添乗をやっていました。
鶴居村→養老牛→羅臼→野付→根室と周り、6泊7日の道東滞在を地元ガイドとしてお手伝いして来ました。
北海道でのすべて日程を無事終了し、先ほど、イーストハーバーホテルで皆さんをお見送りをしてきました。
なんと、皆さんがバスに乗り込む直前に、キレンジャクの群れが"We have to say good-by"と言わんばかりに飛来。思いがけない幸運にスイスの方々は大感激でした。

スイスからのバーダー団体誘致は初めて。道東では、15名×6泊=90泊しましたので、宿泊・交通・買い物・飲食等新たな経済効果もありました。また、一同全員が道東の野鳥の素晴らしさに感動してくれました。
これから、中標津→羽田→北陸→湯田中→軽井沢→宮崎→鹿児島と、日本の野鳥を求めて旅はつづくそうです。
道東では、北海道で見たい鳥はすべて見られたこともあり、高い評価をいただきました。
もちろん、ただ鳥をお見せするだけではなく、「希少種の保護の現状」や「野鳥を通じた観光振興や地域活性化の現状と展望」なども、バスの中や宿で、英語で説明し、共感を集めるよう努力しました。

成果としては、ツアー会社の社長(スイス人)が、来年も道東に来ると約束してくれました。
また、道東から6年間連続で参加している「英国バードフェア」の今年(8月)の会場で再会したい、そこで更に具体的な情報交換をしたい、とのコメントもいただきました。

地元としても、バーダー受け入れ態勢の充実が急務です。
地元に住んでいるからこそ「気づかない」地元の魅力(=世界に通用する野鳥生息地)に、多くの地元の方に気づいていただき、「誇りと節度」を持って、地元の魅力を世界にアピールしてゆくことが今望まれます。(イーグル)
                   

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