【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2009年6月23日火曜日

2009年6月21日(日)
<野付半島>
最近の野付半島の野鳥情報をお届けします。
(湾):オジロワシ、トビ、タンチョウ、アオサギ、チュウシャクシギ
(淡水池):カイツブリ、オオバン、オナガガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、ハシビロガモ、 スズガモ、キンクロハジロ、コガモ、アカアシシギ、セイタカシギ
(草原):シマセンニュウ、コヨシキリ、ノビタキ、ノゴマ、オオジュリン、ベニマシコ、カワラヒワ、アオジ、ヒバリ、カッコウ、オオジシギ
(森林):ハリオアマツバメ、ハシブトガラ、シジュウカラ、アカゲラ、コゲラ、キクイタダキ、キバシリ、サメビタキ、コサメビタキ、コムクドリ、ムクドリ
(外海):クロガモ、ウミアイサ、オオセグロカモメ、ウミネコなど、です。
エリアで重複するものは一番見やすい場所で現してみました。
別海町 野付半島ネイチャーセンター 
河口真梨
〒086-1645 
北海道野付郡別海町野付63番地
TEL 0153-82-1270/Fax 82-1296
E-mail notsukenc@aurens.or.jpURL http://www.aurens.or.jp/~todowara/
ブログhttp://betsukai.net/blog/todowara/

2009年6月18日木曜日

2009年6月18日(木)
「風蓮湖便り」
しばらく霧や曇りの日が続いていましたが、今日は久しぶりに青空が 広がりました。オノエヤナギの白い綿毛が飛び始めました。ポプラの綿毛のように、ユキムシのように小さな白い綿毛が空中を漂っ て流れています。湿原ではヒオウギアヤメやエゾカンゾウも咲き始めた ようです。ハナマスの蕾みも膨らんできました。いよいよ初夏です。
民宿 風連
松尾武芳
〒086-0074 
北海道根室市東梅213-7
Tel & Fax: 0153-25-3919
E-mail: matsuo-t@plum.plala.or.jp

2009年6月16日火曜日

2009年6月13日(土)
「風蓮湖便り」
風蓮湖では、ここのところ本州の梅雨を思わせるような雨の日が続い ています。春国岱は霧でかすんだ森を背景に、アカエゾマツの立ち枯れ が浮かび上がって幻想的な風景を見せています。エゾセンニュウが家の 回りで「トッピン、カケタカッ」と盛んに鳴いて、夜、寝付けないくら いです。地元では、「じょっぴん(錠前)掛けたか?酒、肴(さか な)?」と聞き做しています。夕方、戸締まりをして、さあ飲もうとい うのでしょう。
民宿 風蓮 
松尾武芳
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2009年6月11日木曜日

2009年6月6日(土)  イーグル
<野付半島>
6月1日に原生花園付近で、アカアシチョウゲンボウが出たそうです。すごい! だめもとで、本日行ってみましたが、やはりもう見当たりませんでした。
2009年6月6日(土)
根室市観光協会 熊谷です
イーグルさんこんにちわ。 ご無沙汰しております。
最近は空いてる時間に納沙布岬に滞在しているクーちゃんを観察しに行ってます。人馴れしているせいか、警戒心はナシです。割りと近いところまで寄ってくれます。

6月6日 濃霧 無風
<春国岱> 4:25開始
コムクドリ3羽 タンチョウ2羽 ミヤコドリ1羽 ホウロクシギ(?)3羽
キョウジョシギ2羽 ハクセキレイ ヒバリ オジロワシ1羽 ノゴマ1羽  アオジ ウグイス エゾシカ
(植物)センダイハギ オオヤマフスマ ツマトリソウ マイズルソウ
<北方原生花園> 7:50開始 霧晴れる
アオジ ヒバリ コムクドリ1羽 ノビタキ1羽 ベニマシコ2羽 カッコウ(声) オオジシギ(声)
(植物)ハクサンチドリ ミズバショウ エゾノクサイチゴ エゾノオオサクラソウ
クマゲラを期待して早朝から開始しました。結局見れませんでしたがコムクドリ、ベニマシコを初めて発見できました!原生花園の奥のほうの木道は周りが低木なので小鳥がよくとまり、見つけやすいです。
2009年6月9日(火)
「風蓮湖便り」
遂にマキノセンニュウが来ました。早朝には鳴いていなかったのに、日没後に行ったら、あの虫の声のようなジーーーーーッという囀りが少なくとも4カ所から聞こえました。まだ見ていないのはハリオアマツバメだけですが、大きな広葉樹の森へ行けば既に来ているような気がします。
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2009年6月8日(月)
「風蓮湖便り」
今朝は、新しい地点でノゴマがさえずっていました。その向かいで、いつものノゴマが張りあって鳴いていました。新しく到着した者が隙き間を見つけて縄張りを宣言すると、その近くの先着組も負けじと盛んに鳴くようになるようです。どうやら到着して暫くは余り鳴かない理由は、こんなことのようです。6日の便りでお伝えした、家の回りで今いる鳥のリストに次の鳥を追加できます。林の奥から時折、トラツグミ、オオアカゲラのドラミング、ルリビタキ、ヤチハンノキ林からクイナのギュヒーッ、ギュヒーッ、ギュヒーッという声、センダイムシクイ、ハシブトガラ、ヒガラ、コゲラ、開けた所で、ウソ、コムクドリ、ハクセキレイ、水辺では、ヒドリガモ、オナガガモ、スズガモ、オオセグロカモメ、ウミネコ、時にシロカモメ、干潟にホウロクシギ、ミヤコドリ、アオサギ、タンチョウとオジロワシ、それにトビとスズメにカラス2種といったところです。
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2009年6月7日(日)
「風蓮湖便り」
昨夕、家の前でついにエゾセンニュウが鳴きました。昨年より2日早い初認でした。不思議なことに4回鳴いただけで、その後は全く鳴きません。縄張り宣言を続ければ良さそうなものですが、お腹が空いていて食べるのに懸命なのでしょうか?同じようなことはオオジシギやアカハラ、ベニマシコ、シマセンニュウでも気がついています。例年エゾセンニュウは最後にやって来る種なので、マキノセンニュウは既に来ているかもしれません。まだ、その生息環境である春国岱の木道には行っていません。これでまだ見ていない夏鳥は、ハリオアマツバメくらいになりました。
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2009年6月6日(土)
「風蓮湖便り」
今朝は、アシ原でコヨシキリが盛んにさえずり、霧の中からカッコウツツドリの鳴き声が響いてきて、いよいよ初夏の感じがしてきました。そこで、今どんな鳥がいるのか、この2日間ほどの家の回りの鳥の様子を記してみましょう。林の中からアカハラ、アオバト、キジバト、ウグイスの囀りが聞こえ、時おりコルリの声もし、今では少なくなったアカゲラのドラミングも。空にはオオジシギの急降下、マガモが飛び、林縁ではベニマシコがペチャラ、クチャラと早口で囀り、ノゴマアオジ、シジュウカラハシブトガラの囀り、ニュウナイスズメ、カワラヒワ、アシ原にはノビタキ、オオジュリンも。あまり鳴かなくなったけどアリスイも、ゴジュウカラも。林縁ではコサメビタキがカッコウを追いかけています。
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2009年6月5日(金)
「風蓮湖便り」 
昨日、アマツバメを初めて見ました。又、シマセンニュウが一声鳴き、この春の初認でした。今日は、ワタスゲが黒っぽい銀色の穂から白い穂へと変わり始め、白いワタスゲ群落が広がり始めました。この地方の野生のリンゴの木、エゾノコリンゴに花が開き始めました。鮮やかな 緑の樹冠にクリームを帯びた淡いピンクの蕾みが一面に散らばっていて、とてもきれいです。他にはオオアマドコロ、チシマフウロ、カラマツソウ、などが初見でした。
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2009年6月4日(木)
「風蓮湖便り」
今朝は深い霧でした。遠くで花咲灯台の霧笛の音がしています。ヤチハンノキの林の中も向こうが霞んでいます。葉の出ていない小灌木の枝に、ぽわぁっと白く光る固まりがあちこちに掛かっています。よく見ると、無数に張り巡らされた細い細いクモの糸に、水滴とも見えない霧がついて光っているのでした。ほぼ平らな、非常に密に張り巡らされた底網があって、そのハンモックを吊り下げるように沢山の縦糸が不規則な向きで上の枝に掛かっています。底網には2カ所ほど小穴があって、クモが出入りしています。縦糸に触れて下に落ちた昆虫を待ち受けているのでしょう。触ってみると、丸網のクモ糸と違って粘っていません。クモの図鑑を見るとハンモックサラグモというのが当てはまりそうです。霧の日でないと気がつかないことです。
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2009年6月4日木曜日

2009年6月3日(水)
「風蓮湖便り」 
今朝は、クマゲラ2羽が東梅の森から春国岱の森へ、高いところを水路を超えて飛んで行きました。キョロロッ,キョロロッと鳴き ながら、前と後ろに並んで飛んで行きました。春国岱の干潟には、6羽 のホウロクシギがお腹まで水に浸かりながら餌を獲っていました。体と 同じくらい長い、下へ曲がった細い嘴を時々水の中へ入れています。取り出したのはシャコです!普段見ることがないのにいるんですね。直 ぐに飲み込めないでいると、ウミネコハシブトガラスが空から横取り に来ました。嘴にくわえて飛んで逃げましたが、終いに落とさせられて しまいました。ウミネコが御馳走にあずかりました。
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2009年6月3日水曜日

2009年6月1日(月)
「風蓮湖便り」 
知床の山々が初夏の粧いを見せてきました。沢にだけ雪が残る、角がとれた穏やかな山容です。東梅岬のタンチョウの繁殖地で、草のへりに佇んでいた2羽のうちの雄が、潮の下げ始めた水辺へゆっくりと歩きだ しました。雌が草の縁から出てきて、つっと足許の木切れをつまみ上げ、上へ放りなげ、一人で小さく舞いを踊りました。雄の後を追ったその足許には、ヒナの姿がありません。草の中に隠れているとばかり思っていたのに、ヒナはきっと食べられてしまったのでしょう。そうするとさっきの小さいダンスは何だったのでしょう? 悲しさを紛らわそうと したのか、それとも、もう一度雄の気を引こうとしたのでしょうか? 
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2009年5月30日(日)
「風蓮湖便り」
今日は花の好きな人たちと、野の花を観て回りました。温根沼のトド マツの林では、恐らくこのトドマツの林が続く限りに広がっているので はないかと思うほど、エゾオオサクラソウの花株が点々と咲いて広がっ ていました。その有様に胸うたれて、自然と私たちの会話は穏やに、息 が長くなりました。落石岬では、海霧で夏でも寒い崖の斜面に小型のサクラソウの仲間、ユキワリコザクラが濃いピンクの帯になって張りつい ていました。他の植物が入り込めない厳しい環境にだけ見られる、極く 背の低い植物です。岬の上のアカエゾマツの林に囲まれた高層湿原で は、濃いピンクのサカイツツジが見頃でした。日本統治時代の樺太、北 緯50度線の国境いにあるツツジということでサカイツツジと呼ばれる この花は、そこから南ではこの落石岬にだけ生えていて、氷河時代の遺存種と言われています。それだけ、海霧に包まれるここの夏が寒いとい うことでしょう。またここの高層湿原もユニークで、ブラシのようにアカエゾマツの枝が海霧を絡みとって、水滴となし、湿原に水を供給しているそうです。私たちは木道に腰を下ろし、おにぎりを食べながら、いろんな話をして根室の花見を楽しみました。

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2009年6月2日(火)
<根室半島各所>
スケジュールと天候に恵まれず、
5月後半はほとんど野鳥観察に出れませんでした。
5月18日は、納沙布岬にラッコのクーちゃん確認しに行ったけど、
もの凄い風と波で、まともに立っていることすら難しい状況でした。
すでにニュースなどでも報じられている通り、
釧路川河口→浜中町→珸瑤瑁・納沙布岬(根室市)→尾岱沼漁港(別海町)と移動して再びもどり、
6月1日現在、納沙布岬に滞在中です。














5月18日、暴風荒波のため海岸に群れて休む、キョウジョシギ
5月18日、珸瑤瑁(ゴヨウマイ)漁港で綱渡りを楽しむ(?)キアシシギ
同じく5月18日、北方原生花園でさえずるヒバリ


<6月1日、厚床>
この辺はほとんど牧草地帯ですが防風林も多く、野鳥の種類は決して少なくないよう。
今年は私用があり、このエリアへ来ることが多いので、植物とともに野鳥のチェックもしています。
この季節は今のところ
アオジ・カワラヒワ・ノビタキ・ベニマシコ・ヒバリ・キジバト
・オオジシギ・ヤマシギ・タンチョウ(牧草地に来る)
など
を確認しました。










樹木の少ない牧草地周辺は電柱・電線をいろいろな野鳥が利用している。
オオジシギ。ディスプレイ フライトは速過ぎて追えなかった…
6月1日、これは風蓮湖(第一トウバイ川河口)のタンチョウ














森 利博
〒087-0012
北海道根室市駒場町2-15-10
E-mail:
mori-to_coa@blue.plala.or.jp

2009年6月1日月曜日

2009年5月27日(水)
「風蓮湖便り」
今日は風蓮湖の回りを鳥を見て回りました。非常に沢山のシギ・チド リが滞在していました。新たにやって来た鳥は、コルリ、コヨシキリ、 カッコウ、ツツドリ、ジョウドウツバメ、コサメビタキでした。キビタ キはここでは初認でした。また他の人によるメボソムシクイの観察もあ りました。野の花では、センダイハギ、ハマエンドウ、ヒメイズイ、ハ マハタザオなどが咲き始めました。
民宿 風蓮 
松尾武芳
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北海道根室市東梅213-7
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2009年5月29日(金)
<阿寒湖鳥便り>
阿寒湖温泉のMr.SALTです。阿寒は春真っ盛りです。5月28日に林道、遊歩道そして白湯山という軽登山(上り1時間30分)で阿寒の類まれなる自然を満喫できるお勧めコースにいってまいりました。アマツバメの群れ(30羽前後)が上空を旋回。山中ではセンダイムシクイや留鳥がいましたが、鳴き声中心なので私には???でした。林道ではアカハラや、アカゲラを見かけましたが、お目当てのクマゲラにはまだ会えてない状況です。野草は、フッキソウ、オオサクラソウ(特に目につく)ヒメイチゲ、ニリンソウ、クリンソウ等々が咲き、北海道の桜であるシウリザクラも咲き始めております。クマゲラを見たら、また、報告します。
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085-0467
北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉2-6-20
阿寒湖まりも館
阿寒町行政センター
観光商工課長 塩 博文
(Hirofumi Shio)
Tel (0154)67-2505 
Fax (0154)67-2839e-mail:ku4152@city.kushiro.hokkaido.jp
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