【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2015年6月24日水曜日

落石ネイチャークルーズAM便 (速報)444,877

2015年6月24日(水)   Byイーグル
<落石ネイチャークルーズAM便>
曇り。中程度の北風。霧はほとんどなし。波1.5m。悪くないコンディションでした。

出航後25分ほどで、七つ岩付近を飛翔中のエトピリカ(2)を見つけましたが、一瞬で飛び去ってしまいました。
その後、ユルリ島・モユルリ島近海のポイントに到着。少し苦労しましたが、5分ほどで、300m位の距離で浮かんでいるエトピリカ(4)を発見。船を微速前進にして待ちましたが、ほどなく、飛び上がり沖の方へ飛び去ってしまいました。その後、何度も数百m先の個体は発見しましたが、いずれも「船の乗り入れ制限エリア」内でした。
更に20分ほどして、やっと、モユルリ島近海で浮遊中の3羽を再発見。しばらく見ていると、飛行を開始し、何と船の周りをぐるぐると何度も大回りで旋回し始めました。1羽は船首に向かって飛んできました。全員息を飲んで、彼らの美しい飛翔姿に見とれてしまいました。
最後の5分には、外海側に浮遊している2羽を発見。慎重に距離を取りながら、最短15mで観察・撮影。皆さま大満足の結果となりました。

その他、ケイマフリ・ウトウは数百羽単位で見ることができています。
フルマカモメ・コアホウドリ・ウミガラス・ハシブトウミガラス・ウミスズメ・トウゾクカモメなどもだんだん数が増えてきています。

現在、まだ気温・海水温ともに低く、4月の冬末期のような天候ですが、この後、気温・水温が上昇してくれば、本格的な夏の海鳥シーズンが始まるのではないかと思われます。

【観察種】
フルマカモメ(4+)
ウミウ
ヒメウ
オジロワシ(2)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ケイマフリ(100+)
ウミスズメ(1)
ウトウ(200+)
エトピリカ(11)
ハクセキレイ(1) *落石漁港内
**ゼニガタアザラシ(3)

エトピリカ
Tufted Puffin
船の周りを旋回中

エトピリカ
Tufted Puffin
船の近くを通過

後ろから来たエトピリカにビックリのウミネコ。
エトピリカの飛翔。高い所を飛ぶのが特徴です。
エトピリカ
Tufted Puffin
冠羽の伸びは中程度。
ケイマフリはまだ求愛行動を繰り返しています。
Spectacled Guillemot

ケイマフリ
Spectacled Guillemot
翼下面の色・パターンはこんなかんじ。ウミバト(チシマ型)よりすっきりした感じ。
求愛中のケイマフリ。
果たして?
甘いささやき?
情熱が通じた様です。



0 件のコメント:

コメントを投稿