<落石ネイチャークルーズAM便> Byイーグル
強風。曇り。うねりもありコンディションは良くありませんでした。
お客様は21名。久々の2隻での運航となりました。
風が強く波も比較的高いお客様にとっては少し厳しいクルーズとなりました。
しかし、こういう「すこしつらい」くらいの日の方が、エトピリカに良く出会えるように思います。
今日はユルリ島とモユルリ島を結ぶ「クルーズ船の乗り入れ制限ライン」のライン上付近に集団で浮かぶ7羽のエトピリカを発見。盛んに求愛行動を繰り返していました。くちばしをすり合わせるのが求愛行動の一つです。
20-40mの距離を保ちながら観察・撮影をしていると、なんと2羽のエトピリカが我々の目の前で「交尾」しました。一瞬の出来事でしたが、素早いお客様はこの決定的瞬間を逃さず撮影されていたようです。
エトピリカは「海上」で交尾するのですね。
その他、ウトウやケイマフリの数もどんどん増えてきています。
特に、ケイマフリはペアーで求愛のフライトを繰り返したり、盛んにさえずったり、とても活発に行動していました。
《観察種》
オオハム(2)
ウミウ
ヒメウ
スズガモ(8)
シノリガモ
オジロワシ
オオセグロカモメ
ハシブトウミガラス(1)
ケイマフリ(50+) *群れを形成し、大きな声でさえずっていました。ペアー・フライトもよく観察できました。
ウミスズメ(8+) *また数が増えてきました。
ウトウ(100+) *増加中
エトピリカ(7) *ペアーでじゃれあっていました。2羽は海上で交尾。
アマツバメ
ハクセキレイ
**ラッコ(1)
ウトウ
Rhinoceros Auklet
くちばしの白い突起が良く見えます。
距離は最短20mくらいでした。 |
綺麗な成鳥。 |
求愛行動。くちばしをすり合わせるようにします。 |
求愛行動。1羽はかわいそう。 |
求愛行動を繰り返していました。 |
寄り添う2羽。 |
冠羽が貧弱な若鳥? |
かなり興奮している様子でした。 |
この2羽は、この後交尾しました。 |
仲良く去ってゆきました。 |
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