2016年6月20日(月)
<お知らせ> Byイーグル
本日、落石漁協より、以下の内容で、山階鳥類研究所の調査員2名と協力調査員5名が、ユルリ・モユルリ島に入島するとの連絡・文書をうけました。これも環境省からの委託調査だそうです。
落石ネイチャークルーズ協議会の一員として、落石漁協に繁殖期における調査入島の差し止めをお願いいたしましたが、「5月20日付けで根室市教育委員会が許可を出しているため、差し止めは不可能」との回答を得ました。地主としての独自の判断で繁殖妨害・営業妨害を阻止できないのかと、再度、漁協と議論しましたがダメでした。
無人島に環境省の調査員が入る期間は以下のとおり。
1.ユルリ島 6月28日から7月2日までの4泊5日。
2.モユルリ島 7月4日から7月8日までの4泊5日。
調査内容は、簡単に「海鳥類の生息、繁殖状況調査」とだけ記されています。
また、「特別保護地区内の工作物の新築許可については、環境省釧路自然環境事務所に申請中です。」との意味深な記述も見られます。デコイのことなのか、無人カメラなのか?
この時期に、落石ネイチャークルーズにご予約のお客様は、エトピリカ等の観察に支障が出る恐れがありますので、その点、ご了解の上、ご乗船いただければ幸いです。
また、6月19日から23日にかけては、5日間にわたり、やはり環境省から委託を受けた「自然環境研究センター」・「環境省釧路事務所」の調査員7名が入島許可を得て入島しています。
こちらの日付に関しましても、同様です。
環境省は、7名X5日間+7名X5日間+7名X5日間=105人・日
海鳥繁殖期に105人・日もの人間がユルリ島・モユルリ島に宿泊し、「調査」するわけです。
これらは、すべて環境省による委託調査です。
調査圧による海鳥の繁殖活動への影響がなければいいのですが。。。。
落石ネイチャークルーズの観察にはすでに影響が出ており、お客様からもクレームが出ていますが、こちらから呼びかけている「事前説明会の開催」という「日本国民からのささやかなお願い」に、環境省は聞く耳を貸さないおつもりでしょうか?
書類上の手続きさえやれば、「話し合いは無用」との行政。いつか地元からしっぺ返しを食らわなければいいのですが。。。
その時には「赤いテープ」で傷口を治療するのでしょうか?(笑)
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