2015年7月14日(火) Byイーグル
<落石ネイチャークルーズAM便>
今日は、東京の大手旅行代理店の団体31名様のご乗船でした。
この代理店さんからのご送客は今年が初めてですが、8月末までに120名以上のご乗船が確定しています。ありがたいことです。
ただ、1回に30名程度で来られますので、3隻による運航体制が必要となります。
大量送客は痛しかゆし。収入増はありがたいのですが、根室の漁師さんたちはとてもRICH。生活に困っているのでクルーズを運航されているのではありません。最優先の漁業活動に支障が出ないように漁師さんと漁船に対して、最大限の配慮が必要となります。漁師さんやガイド役の肉体的・精神的負担が増すことにもちゃんと目を向けておく必要があります。
お客様が増えたので多少無理してでも運航するのでは、本末転倒になります。
クルーズそのものの品質が低下したのでは、何度もご乗船いただいている常連の個人客の皆さまにも失礼な結果となります。
この点に十分気配りをしながら、皆が無理をすることなく、いつも笑顔で前向きに運航できるよう工夫を重ねてゆく必要がある時期を迎えています。
やはり、年間の利用人数は現在の1,000名程度を維持し続けるのが良いと考えられます。
「人数集めに走ることなく、クルーズの品質を高く保ちながら、地域の活性化を最大限の目標とする。」という当初目的を常に肝に命じながら、安全運航を常に最優先し、これからも落石の海鳥の魅力を、日本中に、そして世界中に発信し続けていきたいと決意を新たにしています。
【今日の確認種】
フルマカモメ(50+) 内、白色型1羽
ハイイロミズナギドリ(1)
ウミウ
ヒメウ
オジロワシ(4)
アカエリヒレアシシギ(3)
トウゾクカモメ(1)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ケイマフリ(150+)
ウトウ(100+)
エトピリカ(7)
アマツバメ(5+)
結構波はありましたが、風の方向が「出し風」でよい感じでしたので、状況は悪くありませんでした。
七つ岩。ユルリ島沖合の海鳥ポイントでエトピリカの出現を待つ。
ケイマフリ
Spectacled Guillemot
イワシをくわえています。
エトピリカ
Tufted Puffin
モユルリ島の近海。
エトピリカ
Tufted Puffin
抱卵時期は終わったようです。
オオセグロカモメの雛と親。
Slaty-backed Gull
無事に大きくなってほしい。
落石の住宅街。
エゾシカも我が者顔で暮らしています。
雄のエゾシカ。
0 件のコメント:
コメントを投稿