【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2015年7月3日金曜日

落石ネイチャークルーズ[AM便] 447,882

2015年7月3日(金)
<落石ネイチャークルーズAM便>   Byイーグル
落石岬や島が全く見えないほどの濃霧の中での運航となりました。少しうねりはありましたが、波は1.5m程度。カメラの方を中心に7名様のお客様でした。

島への途中は、フルマカモメ以外はほとんど鳥が出ませんでしたが、ピンポイントでハシブトウミガラス(1)とウミスズメ(1)が出ました。

島へ着く直前、突然、濃霧の中からエトピリカが飛び出してきました。3羽の編隊でしたが、突然の事で、「エトピリカ!」と叫ぶのが精一杯でした。

ユルリ島近海のポイントにはほとんど鳥が居ませんでした。最悪!
ユルリ・モユルリ島間を何度か往復しましたが、エトピリカは見つかりません。しばらくして、霧が晴れてきました。海峡内の500m先に1羽のエトピリカが浮いているのが見えましたが、双眼鏡でやっと確認できる程度。

居るにはいるのですが、皆様これではご満足いただけないないというイライラするような状況が続きました。少し時間を延長し、更に粘りました。すると最後の5分に奇跡が起こりました。
500m以上離れたところにいた1羽が飛行を始め、船のすぐ前方に着水してくれたのです。
これなら、少し近づけます。慎重に距離を縮め、最短8mで観察。カメラのお客様も大満足のご様子でした。

帰りは、時間短縮の為、全速力で帰港。
心身共に疲れ切ったクルーズとなりましたが、帰港後のお客様の笑顔に疲れも吹っ飛びました。
皆様、そして船長さん、乗組員さん、今日は本当にお疲れ様でした。

【観察種】
フルマカモメ(30+)
ウミウ
ヒメウ
オジロワシ(1)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ハシブトウミガラス(1)
ケイマフリ(30+)
ウミスズメ(1)
ウトウ(30+)
エトピリカ(4)
ハクセキレイ(1)  *海上を移動中

フルマカモメ
Northern Fulmar
エトピリカ
Tufted Puffin
逆光の中。美しい!
エトピリカ
Tufted Puffin
エトピリカ
Tufted Puffin

*一度、後ろ髪を引いてみたい。

オオセグロカモメ
Slaty-backed Gull
堤防の上で抱卵中。

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