2016年2月2日(火)
<落石ネイチャークルーズPM便> Byイーグル
今日は3日間にわたり「添乗ガイド」を続けてきた米国からのバードウォッチャー団体一行が落石ネイチャークルーズPM便に乗船されました。
アメリカ人のみのクルーズであるため、ガイドはすべて英語のみ。日英混在便に比べると集中力が増し、海鳥の発見・識別共に好調でした。
また、今日のお客様は大きなレンズのカメラを持つ人は皆無。識別と確認種数を増やすことに喜びを感じる典型的なバードウオッチャーの団体でした。撮影機会が少ないためか、次々と現れる海鳥の識別に皆が集中。自分の解説している事も、お客様にきちんと伝わっている実感があり、ガイド役としても、とても楽しいクルーズとなりました。
皆が狙ってきていた海鳥。世界一小さなウミスズメ類である「コウミスズメ」も見逃すことなくガイドすることが出来ました。
もちろん、たくさん現れてくれたケイマフリに歓声が上がったことは言うまでもありません。
ウミバト亜種の説明に熱心に耳を傾けていただけた事にも、やりがいを感じることができました。
天気は快晴。波も0.5mと凪の状態。その分、海鳥の個体数は少な目でしたが。。。。
また、ユルリ島付近でラッコが3頭も出てくれ、また船内は大いに盛り上がりました。
【観察種】
ハジロカイツブリ
アカエリカイツブリ
ヒメウ
スズガモ
クロガモ
シノリガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
オジロワシ
オオワシ
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ウミガラス(2)
ウミバト(4) *チシマ型3 非チシマ型1
コウミスズメ(6+)
**ラッコ(3)
**ゼニガタアザラシ(16+)
外洋上。
ワシカモメが魚を飲み込もうとしていました。
シノリガモとコウミスズメ。
コウミの小ささが際立っています。
ウミスズメの約半分の大きさです。
コウミスズメ。
Least Auklet
今年も順調に数を増やしてきています。ピークは3月上旬です。
コウミスズメ。
Least Auklet
目は無機質な「白」。
小さな体を左右にローリングさせながら高速で飛ぶのが特徴です。
ウミスズメ。
Ancient Murrelet
いつ見ても、可愛い。
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