【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2014年9月28日日曜日

納沙布岬ハイド361,691

2014年9月28日(日)
<納沙布岬ハイド> By イーグル
 今日も納沙布岬に行って来ました。昨夜来の強風は収まらず、今日の落石ネイチャークルーズAM便は欠航となってしまいました。欠航を確認してからゆっくり納沙布へ向かいました。
温根元漁港・納沙布岬と巡回しましたが、風はますます強くなるばかり。ただ、強風好きの海鳥たちは非常に活発に飛び回っていました。特に今日もトウゾクカモメの数が多かった。最低30羽はいました。強風の中をスマートな体を更に細くしながらカモメを追尾する様子を何度も見ることが出来ました。時折、ずんぐりした量感のあるオオトウゾクカモメも追尾劇に参戦していました。でも、威嚇攻撃の成功率はトウゾクカモメの方がはるかに高い様でした。今日はミツユビカモメが多く、体が小さい為か、トウゾクカモメに海面に抑え込まれたりしていました。空中で威嚇し、食べ物を吐き出させる瞬間もスコープで観察出来ました。3.7km沖合にある「貝殻島灯台」を目安にトウゾクカモメたちの位置を推定すると、約2kmと思われました。Canon PowerShot SX50HSの能力を遥かに超えている距離でした。
≪確認種≫
トウゾクカモメ(30+)
オオトウゾクカモメ(3)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ミツユビカモメ
ヒメウ
ウミウ
チシマウガラス(成鳥中間羽1)
オジロワシ
ウトウ(冬3)
ケイマフリ(冬1)


今日の納沙布ハイドから。強風でしたが南風の為、ドアーは静かでした。


今日の貝殻島灯台。The closest disputed island.



中間ライン(ハイドから1850m沖)付近にイワシが集まっているようでした。
 


 




 2km沖合を通過中のクロガモの群れ。Several flocks of Black Scoters could be seen.Winter is just around the corner.




 

ハイド前を通過するウミネコ。Black-tailed Gull.

カモメを追尾するトウゾクカモメ。A Pomarine Skua was chasing a gull.


貝殻島付近でミツユビカモメを下から狙うトウゾクカモメ。A Black-legged Kittiwake was his target. 

貝殻島灯台は最も近い「北方領土」で、納沙布ハイドから3.7kmしかありません。その半分の距離(=1850m)を日本の漁船が越えるとロシアの国境警備隊に拿捕されます。その中間ライン付近に今日は沢山の海鳥が見られました。鳥はいいなぁ!

ハイド前を横切るミツユビカモメ。Black-legged Kittiwake

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