【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2014年10月15日水曜日

根室半島(東部)巡回 アビ類爆発! ラッコの波乗り!365,612

2014年10月15日(水)  By イーグル
  天気が回復し、久々の青空の下、気持ちの良い巡回となりました。気温は11℃とかなり低めですが、暖かな日差しが照りつけ、体感温度は実際よりもずっと高めでした。まさに小春日和と言っていい今日の根室半島でした。
  今日のハイライトは、何と言ってもアビ類でした。納沙布岬ハイドからスコープで観察。沖合約1000mの辺りにアビ類(3種類)とカモメ類(ミツユビ中心)がごっちゃり固まっていました。特に、アビ類の数は尋常ではありません。少なく見積もっても2,000羽は下らないと思いました。シロエリオオハムが全体の9割以上を占めていましたが、次にオオハム、アビはごく少数でした。アカエリカイツブリの姿もチラホラ見かけることが出来ました。
 10月はアビ類の渡りの季節ですが、昨日までの台風19号に南下を阻まれていたのでしょう。今日は魚が集まる納沙布岬に一気に姿を現した模様です。
 アビ類の観察に飽きた頃、納沙布岬ハイドの目の前に1頭のラッコが現れました。しばらく仰向けになってお腹の上の何かをつついていました。今日はかなり大きな波が打ち寄せていましたが、流石にラッコは意に介さず。悠々と波乗りを楽しんでいるかのようでした。
≪確認種≫
<根室港>
オオセグロカモメ(500+)
セグロカモメ(20+)
ウミネコ(1000+)
ミツユビカモメ(2000+)
カモメ(10+)
ユリカモメ(30+)
シロカモメ(10+)
ワシカモメ(15+)   **漁港内の駐車場で簡単にカモメ基本8種類の観察が可能です。距離も10m以内。車から降りなければ、アップの写真も容易です。
ウミウ
ヒメウ
タヒバリ(1)
キジバト(2)  *もうそろそろ南へ渡って行きそう。

<トーサンポロ漁港>
チョウゲンボウ(♀若1)
ハクセキレイ(1)
オオセグロカモメ
ウミネコ
ユリカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ウミウ
ヒメウ

<温根元漁港>
カモメ基本8種類
ヒメウ
ウミウ
タヒバリ(10+)

<納沙布岬ハイド>
アカエリカイツブリ(20+)
シノリガモ(10+)
クロガモ(5)
ビロードキンクロ(6)
シロエリオオハム、オオハム、アビ(2,000+) *納沙布岬は渡りの途中の中継点の様です。
ウトウ
ヒメウ
チシマウガラス(f1)
トウゾクカモメ(黒1)
ワシカモメ
シロカモメ
ミツユビカモメ(1000+)
ウミネコ
ユリカモメ
*ネズミイルカ(2+)
*ゼニガタアザラシ(1+)
*ラッコ(1)




根室港の駐車場。カモメであふれています。

車の中から、簡単にカモメ基本8種を観察出来ます。

ミツユビカモメの数が一番多い。Black-legged Kittiwake.

根室港。車の中から写真も撮り放題です。

カモメ。Common Gull.

ヒメウのアルビノも健在です。

ウミウ+ヒメウ(Temminck's Cormorant+Pelagic Cormorant)。距離300m。

ワシカモメ。Glaucous-winged Gull.

納沙布岬。シノリガモ。Harlequin Duck.

シノリガモ(♂)。かなり綺麗になって来ています。

ゼニガタアザラシ。納沙布岬。眠そう!

ラッコ。距離200m。納沙布岬ハイド前。

ラッコ。

ラッコ。Sea Otter.

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