【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2016年8月29日月曜日

納沙布ハイド。当面使用禁止! 571,924

2016年8月29日(月)
<お知らせ>
 本日、根室市観光協会からご連絡をいただき、「納沙布ハイド」が当面の間、使用できなくなったことを知りました。
 理由は灯台に向かって左側の崖に「地滑り」が発生。念のため、納沙布岬灯台の敷地内全部を海上保安庁さんが「立ち入り禁止」にしたのだそうです。
 9月の観光ピークシーズンを控え、迅速かつ適切な処置だと思います。
灯台前の「駐車場」は利用可能だそうです。

 残念ですが、安全確保のためなら仕方がありません。

 それにしても、今年は台風や大雨に悩まされます。
羅臼の例もあります。地盤が緩んでいると思いますので、納沙布岬灯台の敷地内には、絶対に入らないようにお願いいたします。
(イーグル)

灯台が立っている「敷地全体」が立ち入り禁止であることにご注意願います。
灯台前の駐車場は使用可能です。

地滑り発生 !

納沙布岬ハイド。

しばらく、使用禁止です。

2016年8月24日水曜日

根室半島(巡回) 570,777

2016年8月24日(水)  By イーグル
 早朝より根室半島はひどい海霧に覆われ、視界がきかない状態でした。
 根室港☛春国岱と巡回いたしましたが、ほとんど30mくらいしか視界が利きません。
例年、8月の終わりといえばもう霧が出なくなる頃なのですが、昨日までの複数の台風の置き土産の強い南風がいけません。なかなか、BWによいコンディションに恵まれません。
 落石ネイチャークルーズ(PM便)も連日の欠航。全く散々な日が続いています。
 春国岱にはトウネンの小さな群れがいました。時期が時期だけに、ヘラシギに期待して1羽1羽丁寧に観察しました。残念ながら、今日の群れはすべてトウネンでした。
 その後、花咲港☛牧之内を経て、温根元ハイド・納沙布ハイドへ。昨日までの連続台風の強風がハイドに影響を与えていないことを確認。両ハイドはビクともしていませんでした。ほっとしました。
 今日の納沙布岬は、風もおさまり、海の様子はとても穏やかでした。ウミスズメ(1)・ケイマフリ(1)・ウトウ(5+)を双眼鏡で確認。
 台風一過に期待して巡回を繰り返した昨日今日でしたが、残念ながら特別なものは見つけることができませんでした。

【観察種】
<根室港>
オオセグロカモメ
ウミネコ

<春国岱>
ウミウ
アオサギ
オオセグロカモメ
ウミネコ
シロカモメ(1)
ワシカモメ(1)
イソシギ(2)
キアシシギ(2)
トウネン(10+)
ホウロクシギ(1)
カワラヒワ
アオジ
ホオアカ(1)
ハクセキレイ

<花咲港>
アマツバメ(100+)
ウミウ
ヒメウ
オオセグロカモメ
ウミネコ

<牧之内>
トビ
オジロワシ
ハイタカ(♀1)
タンチョウ(2)
キジバト
カワラヒワ
アオジ
ノビタキ
ベニマシコ
ヒガラ(若3)
タヒバリ
オオジシギ(1)

<温根元ハイド>
カワラヒワ
ノビタキ
オジロワシ(2)
ウミウ

<納沙布岬>
ウミウ
ヒメウ
オオセグロカモメ
ウミネコ
スズメ
ウトウ(5+)
ケイマフリ(1)
ウミスズメ(1)

トウネン
Red-necked Stint

距離10m。
春国岱にて。
トウネン
Red-necked Stint
採れたてのホヤ。
根室港。

アオサギ
Grey Heron

春国岱の周辺には少なくとも200羽以上確認できます。

キアシシギ
Grey-tailed Tattler

春国岱

キアシシギ
Grey-tailed Tattler

春国岱でなぜ?

キアシシギ
Grey-tailed Tattler

トウネン
Red-necked Stint

花咲港
台風一過。

タンチョウ
Red-crowned Crane

牧之内 。


道路際。
温根元ハイド
台風にもビクともしていませんでした。
温根元ハイド

温根元ハイド
健在!

納沙布岬灯台 横の地滑り。
納沙布ハイドは健在でした!


2016年8月23日火曜日

根室半島(東部)巡回 570,307

2016年8月23日(火)
 台風が道東を縦断。今朝の根室は、天気は回復したのですが、ひどい強風に見舞われました。何かすごいものが流されてきているかもしれないと思い、半島を1周しましたが、 根室港にコチドリが1羽いたぐらいで、完全な空振りに終わりました。
 今日はまだ台風の通過と同時のタイミングになってしまいましたが、存外、台風通過後の明日以降の方が面白いかもしれません。
 ただ、強風は残りそうで、落石ネイチャークルーズは、まだしばらく欠航が続きそうです。
しばらく海鳥ガイドで海に出ていないため、どうも調子が出ない毎日です。
早く海に出たい!

<根室港>
ウミウ
ヒメウ
オオセグロカモメ
ウミネコ
コチドリ(若鳥1)  *半島内で繁殖しています。
ショウドウツバメ
ハクセキレイ

<納沙布岬>
強風で観察不能。

<歯舞港>
強風・波浪出観察不能。

<引臼沼>
スズガモ

<厚床ー奥行>
タンチョウ(2)
キジバト
オジロワシ
トビ



根室港
強風に耐えるウミネコ・オオセグロカモメ
Black-tailed Gull
Slaty-backed Gull


Slaty-backed Gull
オオセグロカモメ


ウミネコの若鳥

オオセグロカモメの若鳥

根室港外は大荒れ。
根室港内の水たまり。
コチドリ(若1)

コチドリ (若)

コチドリ
10mくらいまで近づいてきた。
強風の中エサ取りに余念がない。

温根元漁港
今日は収穫ナシ。
牧草地のタンチョウ。

台風一過の夕やけ。

2016年8月19日金曜日

花咲港 569,334

2016年8月19日(金)
<花咲港>    Byイーグル
 今日も朝から濃霧におおわれた根室市。花咲港も視界が利かない状況でした。
おまけに、サンマ漁に従事する「サンマ棒受け網漁」の装備(棒状のライト)をつけた船で港はごった返していました。船の所属港を見ると、地元「根室市」「歯舞漁港」をはじめとし「日立市」「富山県魚津市」や東北地方から等の大型サンマ船の姿が目立ちました。

<観察種>
ヒメウ
ウミウ
ウミネコ
オオセグロカモメ
スズメ
オジロワシ(1)
カワラヒワ
ベニマシコ
アマツバメ
ハクセキレイ
根室以外から来ている大型船モ多く、今朝の花咲港は活気にあふれていました。
ウミネコ
Black-tailed Gull


オオセグロカモメ (若どり)
Slaty-backed Gull






Black-tailed Gull


アマツバメ

派手なサンマ船。

2016年8月18日木曜日

濃霧の花咲港・根室港 568,870

2016年8月18日(木)
<花咲港・根室港>    Byイーグル
 長らくお休みさせていただいておりましたが、本日より本ブログを再開させていただきます。

 昨日の未明に根室に戻りました。今回の帰省は台風にたたられました。往路はフェリーが欠航。仕方なく苫小牧から函館まで走り、津軽海峡フェリーで青森に渡り、東北自動車道により神奈川県へ。復路は仙台から台風6号と7号の間隙を縫って苫小牧へ。結局、根室から神奈川県の往復で、約3,000kmを走破。わずか1週間ほどの間の移動でしたので、正直、少し疲れました。ただ、15日仙台発のフェリーに乗らなかったら、まだ、北海道に帰りついていないと思われ、その点ではかなりラッキーだったのかもしれません。

 復路のフェリー(仙台→苫小牧)は揺れが激しく、苫小牧入港直前2時間くらいまで、海鳥観察は不可能でした。そのため、わずか2-3時間の観察となり、ほとんど海鳥は観察できませんでした。

 本日は台風一過と言うことで、セオリー通り、早朝から花咲港へゆきましたが、ひどい濃霧。
視程はわずか20m。注意していないと、対向車にぶつかりそうになるほどでした。
サンマを求めて出漁する漁船が多く、港は活気に包まれていましたが、20mの視程では港内を観察することは不可能。
 その後、根室港に移動しましたが、状況は変わらず。わずかに、渡りの準備に余念のないショウドウツバメやコムクドリを認めるのみでした。

<フェリー8月16日>
オオセグロカモメ
ウミネコ
オオミズナギドリ(50+)
ウミスズメ(2)
ウトウ(1)
*マンボウ(1)

<花咲港・根室港>
ウミウ
ヒメウ
オオセグロカモメ
ウミネコ
スズメ
コムクドリ(20+)
ショウドウツバメ(20+)

ウミネコ
Black-tailed Gull
















ウミネコ(若鳥)
Black-tailed Gull

*背中の鱗模様が鮮明。

繁殖を終えたウミネコの数が急増する時期です。




2016年8月5日金曜日

お知らせ+落石ネイチャークルーズ(AM) 566,360

2016年8月5日(金)
<お知らせ>   By イーグル
 本日より8月21日(日)まで根室を離れるため、本ブログは一時的にお休みさせていただきます。
8月7日に開催されます小学生剣道の全北海道大会に孫が出場するため、その応援を兼ねて、札幌・小樽・苫小牧を回ります。その後、フェリーで仙台へ。孫の希望により「伊達政宗ゆかりの地」を巡った後、神奈川県の自宅に帰省いたします。
 道中、野鳥観察の時間が確保できるかわかりませんが、出来るだけ頑張りたいと思っています。特にフェリーは今から非常に楽しみです。

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 昨日は、久々に落石ネイチャークルーズのガイドをして来ました。
南風が吹く濃霧の1日。水温はかなり上がってきましたが、まだ、海鳥は沖合に集まる傾向が続いています。それでも、昨日はコアホウドリが良く出てくれました。1羽は船のすぐ近くに浮かび、最短10mくらいの距離でじっくり観察することが出来ました。
 その他、フルマカモメ・ハイイロヒレアシシギ・ハイイロミズナギドリ・オオミズナギドリ・エトピリカ・ケイマフリ・ウトウなどを見ることができました。残念ながら、ミナミオナガミズナギドリやカンムリウミスズメには出会うことは出来ませんでした。

【観察種】
ウミウ
ヒメウ
シノリガモ(♀1)
オジロワシ
ウミネコ
オオセグロカモメ
ウトウ
ケイマフリ
エトピリカ(4)
アマツバメ

コアホウドリ
Laysan Albatross

コアホウドリ
Laysan Albatross

こんなに近い!

コアホウドリ
Laysan Albatross

ウトウ
Rhinoceros Auklet

ケイマフリ
Spectacled Guillemot

 何かくわえている。
エトピリカ
Tufted Puffin




エトピリカ
Tufted Puffin