曇り。風少々。気温マイナス3℃。
<温根元ハイド>
チシマシギ(4) 左から3番目の岩礁。
**岩礁の前面手前側にある独立した浅瀬の波打ち際を盛んに歩き回っていました。波をかぶっても、あまり気にしない様子。大きな波が来ると、ジャンプしてかわしていました。気温はマイナス5℃以下の北の荒海。他の鳥たちが敬遠するような厳しい環境を好み、もう何十年もこの岩礁を越冬地として利用し続けているのだと思います。以前はハイドがなかったため、長時間の観察が不可能でした。その為、毎年来ているチシマシギをほとんど確認することが出来ませんでした。昨年1月にハイドが出来てから、風雪を避け快適に観察が可能となりました。ハイドのおかげで、貴重なチシマシギの観察記録を、これからも積み上げてゆくことが出来ます。正にハイド様様です!!
**陸地から1,000m弱と言う距離の為、正直言って写真撮影の方にはあまりお勧めできませんが、ウォッチング派の方には、この貴重なシギを是非見に来ていただきたいと思います。できるだけ高倍率のスコープをお持ちくださいね。
**昨年の状況でいえば、このハイドからハギマシコ・ベニヒワの群れ等も可能性大です。
<納沙布岬ハイド>
アカエリカイツブリ
ヒメウ
ウミウ
チシマウガラス(冬1、浮遊) *目の前に浮かんでいるウの群れを見ていたら、何と1羽入っているではありませんか。ラッキー!
アビ(5+)
シロエリオオハム
オオハム
クロガモ
シノリガモ
ホオジロガモ
オオワシ(2) *貝殻島灯台の上。
ユリカモメ
ウミネコ
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
カモメ
ウトウ(冬1)
ケイマフリ(冬3)
ウミスズメ(冬5)
ウミバト(チシマ型冬羽3+カムチャッカ型冬羽1)
<トーサムポロ湖周辺>
オオワシ(4)
オオハクチョウ(50+)
タンチョウ(2) *まだ、居ります。
チシマシギ(Rock Sandpiper)=右上の鳥。 下の鳥はシノリガモ(♀)です。 |
チシマシギ。荒波が大好きのご様子です。今日は4羽でした。 |
納沙布岬ハイドの真下に来ていました。チシマウガラス(Red-faced Cormornat) ヒメウ(右上の2羽)のクチバシも白く見えます。チシマウガラスは白いクチバシの稜線に黒い線があり、クチバシ先端部も黒い事が決め手です。 |
チシマウガラスとヒメウ。両者の違いが良くわかる。 |
今日の貝殻島灯台。オオワシが2羽とまっている。 |
ウミアイサ。 (Red-breasted Merganser) ハイドの下に来てくれました。 |
ウミスズメ(Ancient Murrelet) こちらも納沙布岬ハイドの下に来ていました。 |
ウミスズメ。 |
美しいトーサムポロ湖。オオハクチョウは60羽程度。 |
トーサムポロ湖。 |
タンチョウ。(Red-crownd Crane) トーサムポロ湖周辺の牧草地にまだ残っています。 |
牧草地のタンチョウ。 |
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