現在、東京で開催中のIOC(世界鳥学会)のオプショナル・ツアー参加者20名様がAM便・PM便に10名づつ乗船していただきました。世界中で活躍中の野鳥関係者に対し、英語でガイドするのは初めての経験ではありませんでしたが、やはり緊張いたしました。好天にも恵まれ、エトピリカ・ケイマフリ・ウミスズメ・ウミバト・ヒレアシシギ・ラッコ等も順調に見つけることが出来き、2便とも満足していただけるクルーズとなりました。流石に突っ込んだ質問が多く、それに出来るだけ丁寧にお答えする様努めました。また、海鳥の繁殖活動への影響を最小限に抑えるために細心の注意を払っている話も致しました。クルーズ終了時に「このクルーズの海鳥を見せる際のポリシーが素晴らしい」「また冬に乗船したい。」とのうれしいコメントもいただきました。
我々のやってきたことが世界に認められた瞬間でした。5年間の苦労が報われました。
また、「あなたの海鳥のガイディングや話の内容も面白かった。」とのコメントもいただきました。
プロの英語野鳥ガイドとして、ガイド冥利に尽きる瞬間でした。
≪確認種≫
<AM便>
ハシボソミズナギドリ(1)
ウミウ
ヒメウ
オジロワシ(2)
アカエリヒレアシシギ(20+)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ケイマフリ(50+)
ウミスズメ(20+)
ウトウ(200+)
エトピリカ(成鳥3)
アマツバメ(10+)
*ラッコ(2)
<PM便>
シロエリオオハム(亜成鳥4)
ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス(冬1、F)
シノリガモ(10+)
オジロワシ(4)
ハイイロヒレアシシギ(1+)
アカエリヒレアシシギ(4+)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ウミバト(夏1) *チシマ型
ケイマフリ(50+)
ウミスズメ(20+)
ウトウ(200+)
エトピリカ(成鳥4+若鳥1)
アマツバメ(10+)
ICO.野鳥研究者の皆様。 |
撮影よりも観察が主体の方々。突っ込んだ質問にお答えする快感を味わうことが出来ました。 |
ウトウ。すっかり冬羽になって来ています。 |
エトピリカ。まだおりますが、もう最後だと思われます。 |
モユルリ島付近のラッコ2頭。 |
今日は天気が良く、すっかり寛いだ様子。 |
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