2016年10月7日(金) By イーグル
今日は根室半島の先端部を1周して来ました。
今朝から日本各地で今年の初冠雪の便りが聞かれましたが、根室半島も急に冷え込みました。
曇り空のもと、気温は昼間でも10℃。
フリースの上に思わず羽毛のジャケットを羽織ってしまいました。納沙布ハイドでは軍手も必要なくらい寒かった。
鳥の方もここわずか2日くらいの間に、がらりと夏鳥から冬鳥への入れ替わりが進みました。
納沙布岬では、一昨日までたくさん飛んでいたオオミズナギドリの姿が皆無になりました。トウゾクカモメもわずか1羽しか確認できませんでした。ウトウの数も激減。
代わりに、ミツユビカモメ・カモメ・ユリカモメが到着し、冬の道東のカモメ類基本8種が出そろいました。中でもミツユビカモメはたぶん昨日、数千羽単位で根室半島の各漁港に到着したと推定されます。「赤い足のミツユビ探し」も楽しみな季節です。
アビ類の渡りも始まりました。まだまだ夏羽のアビ・シロエリオオハムなどを中心とする小規模な最初の群れです。本格的なアビ類3種の渡りは10月下旬から11月にかけてで、納沙布岬やユルリ島近海を通過します。最盛期には、オホーツク海から太平洋に回りこんでゆく数万羽のアビ類の渡りが納沙布ハイドから観察できます。まさに壮観!その光景が待ち遠しい季節になってきました。
その他、ウミバトの数も増えてきました。今日はアリューシャン型ウミバトを2羽じっくり観察できました。2羽とも頭の先まで白くなった完全な冬羽個体でした。大雨覆の白い切れ込みも鮮やかでした。
帰路、引臼沼を通りかかった時、3羽のオオハクチョウが羽を休めていました。
明治公園ではすでに先週確認されていますが、ツグミの姿も見かけました。
オオワシの到着も時間の問題だと思います。
【観察種】
<温根元漁港>
アオサギ Grey Heron
オオセグロカモメ Slaty-backed Gull
セグロカモメ Vega Gull
ウミネコ Black-tailed Gull
ユリカモメ Black-headed Gull
ミツユビカモメ Black-legged Kittiwake
ワシカモメ Glaucous-winged Gull
シロカモメ Gloucous Gull
カモメ Common Gull
スズガモ Greater Scaup
シノリガモ Harlequin Duck
<納沙布岬>
ウミウ Temminck's Cormorant
ヒメウ Pelagic Cormorant
アビ Red-throated Diver/Loon
オオハム Black-throated Diver (Arctic Loon)
シロエリオオハム Pacific Diver/Loom
トウゾクカモメ Pomarine Skua
ハイイロミズナギドリ Sooty Shearwater
オオセグロカモメ Slaty-backed Gull
セグロカモメ Vega Gull
ウミネコ Black-tailed Gull
ユリカモメ Black-headed Gull
ミツユビカモメ Black-legged Kittiwake
ワシカモメ Glaucous-winged Gull
シロカモメ Gloucous Gull
カモメ Common Gull
スズガモ Greater Scaup
シノリガモ Harlequin Duck
ウミアイサ Red-breasted Merganser
ウトウ(5+) Rhinoceros Auklet
ウミバト(冬2) *C.c.kaiurka
ツグミ Dusky Thrush
【引臼沼】
オオハクチョウ(3) Whooper Swan
ヒドリガモ Eurasian Wigeon
カルガモ Eastern Spot-billed Duck
スズガモ Greater Scaup
ウミネコ
Black-tailed Gull
セグロカモメ
Vega Gull
カモメ
Common Gull
ラッコの名所「トーサムポロ漁港」
ラッコ
Sea Otter
アオサギ
Grey Heron
ミツユビカモメ
Black-legged Kittiwake
スズガモ
Greater Scaup
シノリガモ
Harlequin Duck
貝殻島灯台
珸瑶瑁漁港
現在工事中です。
オオハクチョウが 帰ってきた。
Whooper Swan
Whooper Swan
オオハクチョウ
風連湖方面へ飛び去った。
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