2016年10月10日(月)
<落石ネイチャークルーズAM便> BY イーグル
本当に久々のクルーズガイド。昨日は欠航しただけに、今日も天気が心配でした。
比較的強めの北風が吹き、少し大きめの波でしたが、「出し風」ということでもあり運航に支障はありませんでした。
今日は何といってもミズナギドリ。
ユルリ島裏側の沖合に比較的大きな「鳥山」を発見。船を進めてゆくにつれ、ミズナギドリの大群に船が囲まれました。カマイルカも集まってきています。オオミズナギドリが95%ですが、わずかながらハイイロミズナギドリの姿も確認できました。
そして、たった1羽だけでしたが、ミナミオナガミズナギドリも確認できました。オオミズナギドリの群れの外縁部に単独で浮んでいることが多く、翼が細長く見え、翼上面部の独特の模様など、いつもの特徴をばっちり備えていました。波しぶきがすごく、とても写真を撮ることはできませんでしたが。。
その他、予想通りアビ類の渡りが始まっていました。アビ類の80%がシロエリオオハムでしたが、最低でも50羽以上の個体が、2-8羽くらいの小さな群れを作って南へ渡ってゆく様は、本当に壮観でした。しかし、アビ類の渡りは始まったばかり。今後、11月初旬のピーク時へ向けて、数万羽のアビ類が落石の海を渡って行くことになります。
【確認種】
アビ(1) Red-throated Diver/Loon
オオハム(1) Black-throated Diver (Arctic Loon)
シロエリオオハム(50+) Pacific Diver/Loom
アカエリカイツブリ(1) Red-necked Grebe
オオミズナギドリ(300+) Streaked Shearwater
ハイイロミズナギドリ(50+) Sooty Shearwater
ミナミオナガミズナギドリ (1) Buller's Shearwater
ウミウ Temminck’s Cormorant
ヒメウ Pelagic Cormorant
シノリガモ Harlequin Duck
オジロワシ(3) White-tailed Sea Eagle
トウゾクカモメ(3) Pomarine Skua
ウミネコ Black-tailed Gull
セグロカモメ Vega Gull
オオセグロカモメ Slaty-backed Gull
ワシカモメ Glaucous-winged Gull
シロカモメ Gloucous Gull
ミツユビカモメ(100+) Black-legged Kittiwake
ウトウ (冬羽10+) Rhinoceros Auklet
久々の落石ネイチャークルーズ。
天気は最高ですが、北風が強く、かなりの揺れでした。
ウトウ(冬羽)
Rhinoceros Auklet
まだ居ます。
シロエリオオハム
Pacific Diver/Loom
渡りの途中。
まだ、夏羽が残っている。
シロエリオオハム
Pacific Diver/Loom
ミツユビカモメ
Black-legged Kittiwake
船のすぐそばを通過するオオミズナギドリ。
Streaked Shearwater
オオミズナギドリ
Streaked Shearwater
ミズナギドリの「鳥山」に遭遇。
すごい 迫力でした。
鳥山に 遭遇。
モユルリ島。
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