【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2015年10月30日金曜日

今年もJBF(ジャパンバードフェスティバル)にブース参加いたします!

2015年10月30日(金)

【今週末はジャパンバードフェスティバルに!】
10月31日、11月1日は、ジャパンバードフェスティバルに別海町とともにブース出展します。
お近くの方はぜひご来場ください。
根室ブースでは、2016年1月29.30.31日に開催する『ねむろバードランドフェスティバル2016』のPRも行ないます。


「エトピリカせんべい」「オリジナル缶バッチ」入りのNBLF告知グッズもお配りしています。(今年のバッチはエゾライチョウ!)
そのほか、「根室バードランドフェスティバル2016の観察プログラム」のチラシも配布します。
昨年はあいにく荒天にたたられ、ツアーがすべて中止となりましたが、今年度は、荒天時プログラムも考えリベンジ・プランを計画しています。ツアーご参加のご相談もお気軽に!

そのほか、「道東野鳥観察パンフレット」「野付半島の野鳥観察パンフ」などもご用意しております。この冬、道東への野鳥旅行をお考えの方はぜひお立ち寄りくださいね。

また、  釧路・十勝とひがし北海道各地のブースも出展していますので、千葉県安孫子市で情報収集して、この冬はぜひ「ひがし北海道」へ行きましょう!

皆様のお越しをお待ちしています!

根室市観光協会

*なお、小生イーグルは11月1日(日)のみ、根室ブースにおります。お気軽にお声をかけていただければ幸いです!!


 

根室バードランドフェスティバル2016 開催内容決定!!  478,513

2015年10月30日(金)
<広報第一弾>    By イーグル
「根室バードランドフェスティバル2016」の開催概要が決定いたしました。
以下は、そのお知らせの第一弾です。
「公式ポスター」「公式チラシ」「おまかせガイドツアーの申込書」などです。
自由にコピーしてご利用ください。

概要は以下の通り。
①開催日:2016年1月29日(金)夕刻-31日(日) 2.5日間
②冬道の運転を気にすることなく、根室でのバードウォッチングを気軽に楽しめる「おまかせガイドツアー(営利を目的としない体験プログラム)」を合計16コースご用意いたしました。もちろん根室の野鳥に精通したバード・ガイドがご案内いたします。参加費も格安特別価格です。(申し込み受付も開始いたしました。)☛詳細は以下のチラシ参照。
③「野鳥保護の夕べ(講演会)」も開催。
④協賛・協力団体のブース展示あり。
⑤根室地域の子供たちがえがいた「野鳥イラスト・コンテスト」も開催。
⑥お客様・関係者・市民出交流を温める「交流会」も開催予定。
⑦メイン会場は「ベル・クラシック根室」。根室市街地の中心に室内会場を集約いたしました。
⑧本バードランド・フェス終了後も、落石・風連湖を周回する「シャトルバス」を週末運行いたします。野鳥観察最盛期の2月の週末に、自前の足がない方に朗報です。公共交通機関のない「落石ネイチャークルーズ」へのアクセスや風連湖でのワシ観察などにご利用ください。
☛運航日は「2月6・7・13・14・20・21日」のみです。詳細はチラシを参照ねがいます。

なお、詳細はFacebook:「ねむろバードランドフェスティバルFB」も参照願います。

今年の公式ポスター
「おまかえガイドツアー」参加申込書(表)
「おまかせガイドツアー」参加申込書(裏)

「公式チラシ(裏)」
「公式チラシ(表)」






2015年10月28日水曜日

納沙布岬ハイド+周辺(巡回) 

2015年10月28日(水)
<納沙布岬ハイド>     By イーグル
快晴。18℃。生温かい南風の強風。少し気持ちが悪い陽気。
強風の為、波が高く観察には苦労しました。
海鳥の方もどんどん冬鳥が増えて来ています。
今日はコオリガモをはじめて観察しました。距離は2500m位沖合。スコープトPowerShotで確認しました。もうすっかり冬羽になった♂個体でした。
クロガモもどんどん数を増やしてきております。
アビ類の大移動も距離が遠く(3000m位沖合)その実数の把握はむずかしいですが、スコープで見る限り、少なくとも1000羽以上が飛んだり会場に浮遊したりしているようでした。
ウトウはすっかり冬羽の装いですが、まだ、50羽程度確認できました。
【確認種】
アカエリカイツブリ
ウミウ
ヒメウ
アビ
オオハム
シロエリオオハム
チシマウミウガラス(若1)
オオセグロカモメ
セグロカモメ
シロカモメ
ワシカモメ
ウミネコ
カモメ
ユリカモメ
ミツユビカモメ
クロガモ(50+)
シノリガモ(50+)
コオリガモ(♂1) *根室半島先端部では初認。
ウミアイサ
ウトウ(50+)
ウミガラス(2)
トビ
ノスリ
ヒメウ
Pelagic  Cormorant

貝殻島灯台

2km先飛翔中のクロガモ
Black Scoter
どんどん増えてきています。
ハイド前500mをミツユビカモメが通り過ぎる。

距離2500m。
ハイド前方のロシアの実効支配海域。
コオリガモ
Long-tailed Duck
ハイドからは今年の初認です。

コオリガモ
Long-tailed Duck
今年は早め。
冬羽のアビ。
Red-throated Diver/Loon
ハイド前500m。

アビ
Red-throated Diver/Loon




2015年10月27日火曜日

根室野鳥観光ビジネススクール(2学年授業を実施) 478,064

2015年10月27日(火)
<BBS 2学年:第2回座学講座の様子>   By イーグル
道東を訪れる外国人バードウォッチャーの増加対策として、地元の受け入れ態勢の充実に努めています。
今年度の根室野鳥観光ビジネススクール2学年の授業は、すべて「英語ガイド」に関するものです。
今日の授業は、
18:30-21:15まで、英語ガイドの基礎授業(第2回)を行いました。
☛1時間目は「外国人バードウォッチャーと交わす英文e-mailの実例」ということで、昨年実際にご案内したシンガポールからのお客様との「事前e-mail」を教材にして、英文e-mailの読み方・書き方の注意事項・定番表現や情報確認のやり方などについて学習いたしました。
☛2時間目は、「タンチョウをテーマに英語でガイドしてみる」というロールプレイング。
☛3時間目は、根室の野鳥の英語名を確認するための「筆記テスト」でした。

流石に2学年の皆様は職業意識や問題意識も高く、英語でガイド技術を学び取ろうという意欲あふれる授業となりました。
NHKの方も、基礎取材にお越しになっていました。



 今日は「タンチョウ」をいかに英語で説明するかがテーマ。
学生一人一人に、皆さんの前でロールプレイしていただきました。
小学生のオブザーバー参加。
学生以外の受講も大歓迎です。

イラストを駆使した学生のユニークなプレゼンテーション。

2015年10月26日月曜日

野付半島自然情報 477,676

2015年10月26日(月)
<野付半島NCからの情報>   Byイーグル
野付半島では、今、こんな野鳥たちが観察可能です。

オオハクチョウ
コクガン
アオサギ
アオジ
ウミガラス
ウミネコ
オオセグロカモメ
オジロワシ
オナガガモ
カワアイサ
キョウジョシギ
クロガモ
コガモ
シロカモメ
スズカモ
タイゼン
タヒバリ
タンチョウ
トビ
ノピタキ
ハクセキレイ
ハシフトガラ
ハシポリガラス
ハシブトガラス
ハジロカイツプリ
ヒドリガモ
ペ二マシコ
マガモ
ミサゴ
ユリカモメ
ヨシガモ  

2015年10月25日日曜日

根室港でのカモメ観察(巡回)

2015年10月25日(日)
<根室港>   Byイーグル
朝から凄い強風。風そのものも昨日までと違う冷たさ。気温も4℃まで下がっていました。
根室もついに午後から夕方にかけて、今年の「初雪」を観測しました。

今日は久々に根室港でカモメ観察に集中いたしました。
とにかく朝からすごい強風。こういう日は根室港がカモメ観察のベスト・ポイントとなります。
普段は港と外海の境にあるいくつかの堤防の上に集結していてなかなか間近で観察できないカモメたちが、強風による高波を避け、港の中に避難してきます。こういう日は、港の中の道路際にたくさんのカモメが姿勢を低くして集団を形成。車の中から容易にその様子が観察できるのです。

今日も、珍カモメはみつかりませんでしたが、基本8種類を簡単に至近距離で観察することができました。
また、強風に逆らって飛翔するカモメの姿も至近距離で観察。種類の違うカモメたちの、大きさや体・翼・足の色の違い、飛翔の巧みさの違いなども興味深く観察することができました。

根室港は一日中「順光」になる港でもあり、根室半島随一の「カモメ観察ポイント」です。
市の中心部に位置し、市内のホテルから徒歩で訪れることも可能です。

皆様も根室にお越しの際は、ぜひ、「根室港」も探鳥ポイントの一つに加えてみてください。
カモメ類・ワシ類・ウ類・海ガモ類などが中心ですが、海が荒れた日などには、思いがけない出会いが期待できます。
私も過去に、ウミバト(夏羽)・ハイイロウミスズメ・ケイマフリ・ウミスズメ・オオハム・シロエリオオハム・ウミガラス・ハシブトウミガラス・チシマウガラスなどと出会った思い出があります。

【観察種】
オオハム  *外海側
ウミウ
ヒメウ
トビ
オジロワシ
ハジロカイツブリ
アカエリカイツブリ *外海側
クロガモ  *外海側
シノリガモ  *外海側
ウミアイサ *外海側
オオセグロカモメ
セグロカモメ
シロカモメ
ワシカモメ
ウミネコ
カモメ
ユリカモメ
ミツユビカモメ
ウトウ *外海側





強風に姿勢を低くして、じっと耐える姿が健気。
今年は セグロカモメの数が多い。
Vega Gull

カモメ
Common Gull
ウミネコ
Black-tailed Gull

シロカモメ
Gloucous Gull



ミツユビカモメ
Black-legged  Kittiwake

強風が大好きなミツユビカモメも今日は流石に避難モード。

港内で様々な飛翔が見ることができます。

ユリカモメ・カモメ・ミツユビカモメなどの小型化カモメは小さい分だけ強風の影響が少ないようです。飛翔も非常に巧みです。

2015年10月24日土曜日

トーサムポロ漁港・温根元ハイド周辺 477,303

2015年10月24日(土)
Byイーグル
アビsp(1)  *オホーツク海側にはほとんどいない。
ウミウ
ヒメウ
オオセグロカモメ
セグロカモメ
ウミネコ
シロカモメ
ワシカモメ
ユリカモメ
ミツユビカモメ
カモメ
シノリガモ
コガモ
トビ
オジロワシ
ウミスズメ(3)  *久々に陸からも姿を見かけるようになってきました。ゴメ岩の後ろ。
ヒガラ
カワラヒワ
ベニマシコ(1)

2015年10月22日木曜日

納沙布岬ハイド 

2015年10月22日(木)
<納沙布ハイド>岬   Byイーグル
1.アビ類3種類  *数千羽が沖合3km以遠に帯をなして浮遊中。すごい数に増えて来ています。ただ本番はこれからです。
2.ウトウ(50+)
ヒメウ
ウミウ
アカエリカイツブリ
ハジロカイツブリ
ミツユビカモメ
ウミネコ
オオセグロカモメ
シロカモメ
ワシカモメ
シノリガモ

2015年10月20日火曜日

根室野鳥観光ビジネススクール(BBS) 知床羅臼観光観光協会による特別講義を聞く。476,670

2015年10月20日(火)
<BBS1学年:「野鳥保護と野鳥観光の良きバランス」について学ぶ> Byイーグル
18:30より、知床羅臼観光協会から3名の精鋭(佐藤先生、池上事務局長、中村地域おこし協力隊員)にわざわざ根室までお越しいただき、特別講義をお願いいたしました。
めったに聞けない特別講義ということで、BBSとしても1学年・2学年全員に招集をかけ、中林校長以下12名の関係者・学生が集まりました。また、大地みらい信金の地域みらい創造センターから2名、北海道新聞根室支局からも記者の方1名がご参加いただきました。

講義は、知床羅臼町が取り組んでおられる「鷲の宿のシマフクロウ観察方法の画期的改善の歴史と現状」「シマフクロウの保護増殖活動とその観光利用の良きバランス」等についてでした。
佐藤先生の講義はとても分かりやすいものでした。新型ライトの発明やシマフクロウには適度の明かりを求める習性がある話や新給餌方法により野生の採餌能力が落ちるものではない話など、従来からの発想にははない新しい知見に触れることができました。
また、関係者の皆様が試行錯誤の末、苦労してたどり着いた新しい給餌方法・観察方法・顧客のコントロールの仕方なども非常にユニークな要素を含んでおり、将来の他地域での応用を含め、とても興味深い内容でした。

個人的には、科学的なご説明もさることながら、「やっと地域ぐるみで鷲の宿を応援してゆこうという気運が羅臼の町に生まれつつある」という話に深い感動を覚えました。
日本でもやっと「地域住民が野鳥観光の有望性を認知した」地域が生まれたということが素晴らしい。そして、鷲の宿の「おばちゃん(河村さん)」の長年のご苦労が報われたわけでもあります。
私は、このことが心底うれしく思いました。おばちゃん、本当によかったですね!

そして、羅臼に起こった今回の大きな変化が、道東全体の野鳥観光の明るい未来につながるよう、我々も頑張ってゆかなければならないと、決意を新たに致しました。

羅臼の皆様、本日は本当にありがとうございました!







2015年10月18日日曜日

市民の森定例探鳥会(+根室野鳥観光ビジネススクール 1学年:野外研修B)476,012

2015年10月18日(日)  Byイーグル
<根室市民の森探鳥会>
今日は根室野鳥観光ビジネススクールの1学年の生徒さんが、定例の「市民の森探鳥会」に参加。探鳥会やお客様のご案内の実際について研修いたしました。

市民の森ハイドには、もうすでに、ハシブトガラ・カワラヒワ・ミヤマカケスなどがおり、間近で見ることができました。森の中へ進み、ウォーキング探鳥も経験いたしました。

今日のハイライトはクロジ。動きが速いため、双眼鏡でとらえても、写真を撮るのは至難のわざです。

根室市民の森は「クロジ観察の隠れた穴場スポット」として、今後、更なる情報発信に務めてまいりたいと思います。

急に、エゾシカの家族がハイド前を通過しました。特に角の生えている♂はかなりの迫力でした。


**探鳥会終了後、後片付けをしていたら、なんとシマエナガ(9羽)の群れが、駐車場内を通り過ぎてゆくのが見えました。
焦りました。車から飛び出し、彼らが飛び去った方向へ急ぎました。その結果、ほんの2分間程度でしたが、久々にシマエナガの姿をじっくり観察することが出来ました。
根室の市街地の中(=市民の森)でシマエナガの群れに会うことができたのは本当にラッキーでした。
早めに帰ってしまわれた方々には何と言ってよいかわかりませんが、やっぱりシマエナガは可愛い!
【観察種】
オオセグロカモメ(1)*上空通過
トビ
コゲラ(1)  *ハイドから
アカゲラ(2+)
(ミヤマ)カケス
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ハシブトガラ
シジュウカラ
ゴジュウカラ
ヒヨドリ
カワラヒワ
ベニマシコ
アオジ
クロジ(2+)
オオジュリン(1)




 シカの親子がハイド前を通り過ぎてゆきました

ミヤマカケス

ミヤマカケス


 
 カケス
 シマエナガ

 シマエナガ

 シマエナガ。
今日はついていました。

シマエナガ

2015年10月17日土曜日

根室野鳥観光ビジネススクール(1学年)野外研修Aを実施。475,797

2015年10月17日(土)
<根室野鳥観光ビジネススクール・1学年 野外研修A>  Byイーグル
午前9:00から午後4時まで、根室野鳥観光ビジネススクールの1学年・野外研修Aを実施いたしました。参加学生は1学年5名中3名、2学年1名+事務局2=合計6名で、根室半島の主な探鳥地を回り、根室を訪れるバードウォッチャーがどこで野鳥を見ており、その理由は何なのかについて研修いたしました。
主な野鳥の識別方法についても時間の許す限り解説も致しました。
根室市役所☛根室漁港☛北方原生花園☛温根元ハイド☛温根元漁港☛納沙布岬☛珸瑶瑁漁港☛歯舞漁港☛友知漁港☛引臼沼☛南部沼☛桂木浜☛花咲漁港☛温根沼大橋☛学習林☛春国岱☛川口漁港☛ソウサンベツ☛槍昔☛伊藤牧場☛厚床駅☛根室市役所と、非常にハードな行程でした。
皆様、各所で貪欲に知識を吸収しようと熱心に我々の説明に耳を傾けたり、質問をしたりしておられました。
根室に生まれ育った研修生ばかりでしたが、何か所かでは「初めて行った!」との声もあがり、研修効果は大きかったと思われます。

温根元チャシ跡
納沙布岬

納沙布岬灯台
灯台の裏に「納沙布岬ハイド」があります。

花咲漁港
花咲漁港
シノリガモ(♂)
もう綺麗になってきています。
明郷伊藤☆牧場