【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2015年10月25日日曜日

根室港でのカモメ観察(巡回)

2015年10月25日(日)
<根室港>   Byイーグル
朝から凄い強風。風そのものも昨日までと違う冷たさ。気温も4℃まで下がっていました。
根室もついに午後から夕方にかけて、今年の「初雪」を観測しました。

今日は久々に根室港でカモメ観察に集中いたしました。
とにかく朝からすごい強風。こういう日は根室港がカモメ観察のベスト・ポイントとなります。
普段は港と外海の境にあるいくつかの堤防の上に集結していてなかなか間近で観察できないカモメたちが、強風による高波を避け、港の中に避難してきます。こういう日は、港の中の道路際にたくさんのカモメが姿勢を低くして集団を形成。車の中から容易にその様子が観察できるのです。

今日も、珍カモメはみつかりませんでしたが、基本8種類を簡単に至近距離で観察することができました。
また、強風に逆らって飛翔するカモメの姿も至近距離で観察。種類の違うカモメたちの、大きさや体・翼・足の色の違い、飛翔の巧みさの違いなども興味深く観察することができました。

根室港は一日中「順光」になる港でもあり、根室半島随一の「カモメ観察ポイント」です。
市の中心部に位置し、市内のホテルから徒歩で訪れることも可能です。

皆様も根室にお越しの際は、ぜひ、「根室港」も探鳥ポイントの一つに加えてみてください。
カモメ類・ワシ類・ウ類・海ガモ類などが中心ですが、海が荒れた日などには、思いがけない出会いが期待できます。
私も過去に、ウミバト(夏羽)・ハイイロウミスズメ・ケイマフリ・ウミスズメ・オオハム・シロエリオオハム・ウミガラス・ハシブトウミガラス・チシマウガラスなどと出会った思い出があります。

【観察種】
オオハム  *外海側
ウミウ
ヒメウ
トビ
オジロワシ
ハジロカイツブリ
アカエリカイツブリ *外海側
クロガモ  *外海側
シノリガモ  *外海側
ウミアイサ *外海側
オオセグロカモメ
セグロカモメ
シロカモメ
ワシカモメ
ウミネコ
カモメ
ユリカモメ
ミツユビカモメ
ウトウ *外海側





強風に姿勢を低くして、じっと耐える姿が健気。
今年は セグロカモメの数が多い。
Vega Gull

カモメ
Common Gull
ウミネコ
Black-tailed Gull

シロカモメ
Gloucous Gull



ミツユビカモメ
Black-legged  Kittiwake

強風が大好きなミツユビカモメも今日は流石に避難モード。

港内で様々な飛翔が見ることができます。

ユリカモメ・カモメ・ミツユビカモメなどの小型化カモメは小さい分だけ強風の影響が少ないようです。飛翔も非常に巧みです。

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