【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2012年1月22日日曜日

2012年1月22日(日)   76,351
<納沙布岬のケイマフリ飛行部隊> Byイーグル
現在、納沙布岬から「ケイマフリ」の大移動の様子が観察できます。
望遠鏡で水晶島(目と鼻の先にうかぶ北方領土の一つ)方面を見ると、5-20羽ぐらいのケイマフリが無数の編隊を組み左から右へ(北から太平洋方向へ)猛スピードで移動しているのが観察できます。普段はこのように多くのケイマフリの編隊飛行を冬に観察できることはありません。これはオホーツク沿岸への流氷の到来に呼応し、氷のない太平洋側へ大移動しているのだと思います。冬季に落石ネイチャークルーズや歯舞パノラマクルーズで夏と変わらず多くのケイマフリに会えるのも、もともと太平洋側で繁殖したグループにオホーツク方面から移動してきたグループが加わるためではないでしょうか?もちろん、太平洋出身ケイマフリの中には南へ移動しているものもいるとは思いますが。
いずれにしても、「オホーツクに流氷のニュースを聞いたら納沙布に走れ!」という楽しみがまた出来ました。(イーグル)

0 件のコメント:

コメントを投稿