2012年1月16日(月) 75,178
<春国岱> Byイーグル
オジロワシ
オオワシ
トビ
コミミズク(1)
コオリガモ
ホオジロガモ
クロガモ
ウミアイサ
ハマシギ(3)
ハギマシコ(25+5)
ユキホオジロ(♂2、♀1)
ハマヒバリ(1)
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
カモメ
オオハクチョウ(2)
ハシブトガラス
ハシボソガラス
**マイナス8℃の快晴の1日。久しぶりに春国岱を先端まで往復歩いてきました。根元の駐車場を朝9時30分に出発。帰りついたのは15時30分。風が冷たく、体感温度はマイナス15℃を下回っていたと思います。
往路はほとんど何も出ず、ただ、無言で歩く苦行のような歩行が続きました。氷の上には50羽以上のオオワシやオジロワシが集まっていて、時折、近くを飛んでくれるのが唯一の慰めでした。
先端部分に差し掛かった時、雪上に小鳥の足跡を発見。カメラに収めていると、ふいに前方から4羽の小鳥が飛んできました。ユキホオジロ!日の光に純白の体が光って見える。50m位離れたところに舞い降りました。感動と寒さでふるえる手で望遠鏡を操作。画面には何とユキホオジロが♂2、♀1、そして、最後の1羽は何とハマヒバリ。黄色い顔の黒い縁取りやちょこんとした冠羽がはっきり識別できました。
決して鳥を追いかけない主義に従い、その場の氷の上に腰を下ろし、じっくり観察することにました。彼らは盛んに地面の何かを食べています。こちらに敵意がないと判断したのか、そうこうするうちに、向こうから少しずつ近づいて来ました。そして、約30m位の距離を保って採餌を始めました。正に至福の瞬間でした。
距離があるので写真には不向きですが、ユキホオジロはこちらが近づかなければ逃げることはない鳥なのかもしれません。30mの距離感で大満足すべき鳥なのでしょう。ハマヒバリも30mの距離でじっくり観察できました。
結局、おにぎりを食べながら30分ほど観察を続け、そっとその場を後にしました。
強風と厳しい寒さに加え、距離があるので、写真撮影には全く不向きですが、望遠鏡で観察するだけで十分な感動を味わえる鳥たちです。
ただ、往復6時間体感温度マイナス15℃の苦行。一見の価値はありますが、行かれる方は、体調管理は万全の状態でお願い致します。春国岱は、倒れても誰も助けに来てくれる場所ではない事を十分ご理解ください。また、決して彼らを追いかけ回さないで下さい。地面に座り、じっくり観察していれば、向こうから30m位まで近づいてきますので。皆が双眼鏡・望遠鏡で「見る」事に専念すれば、彼らが1冬滞在する事も夢ではないでしょう。
帰路、ハマシギ(3)、ハギマシコ(25+5)、コミミズク(1)にも出会いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿