【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2016年12月17日土曜日

落石ネイチャークルーズ(PM))601,221

2016年12月17日(土)
<落石ネイチャークルーズPM便>    By イーグル
 今日は久しぶりに落石ネイチャークルーズのガイドをやりました。
日本人ばかり4名様。本州からの有名なカメラマンさんにもご乗船いただきました。
 今日は快晴。波少々,風少々のまずまずのコンディション。
 海鳥の出方も抜群に良かった。この時期に期待される種はほぼすべて出たと言っても過言ではありませんでした。
 特にウミバトが多く、「ウミバト祭り」の様相を呈していました。この時期はもともとウミバトの増えてくる時期ですが、それにしても今日はすごかった。少なくカウントしても12-13羽のウミバトが次々に現れました。ほとんどが、チシマ型(C.c.snowi)の非繁殖羽でした。ケイマフリの非繁殖羽と識別が難しい「例のウミバト」です。大雨覆に白いパッチのあるアリューシャン型(C.c.kaiurka)は2羽しかいませんでした。
ウミバトが数の上でケイマフリを圧倒している今の落石の状況は、世界的に見ても、とてもユニークな状況だと思います。
 その他、ウミガラス、ハシブトウミガラス、ウミスズメ、チシマウガラスなども現れ、極寒の海上で船内は熱く盛り上がりました。

【観察種】
オオハム(1)   Black-throated Diver (Arctic Loon)
シロエリオオハム(3)   Pacific Diver/Loom
アカエリカイツブリ   Red-necked Grebe
ウミウ   Temminck’s Cormorant
ヒメウ    Pelagic  Cormorant
チシマウガラス(1)   Red-faced Cormorant
スズガモ     Greater Scaup
クロガモ      Black Scoter
シノリガモ   Harlequin Duck
コオリガモ   Long-tailed Duck
ホオジロガモ   Common Goldeneye
ウミアイサ    Red-breasted Merganser
オジロワシ    White-tailed Sea Eagle
カモメ    Common Gull
オオセグロカモメ    Slaty-backed Gull
ワシカモメ      Glaucous-winged Gull
シロカモメ      Gloucous Gull
ミツユビカモメ   Black-legged Kittiwake
ウミガラス(5)    Common Guillemot
ハシブトウミガラス   Brunnich’s Guillemot
ウミバト (チシマ型10羽)+ア(リューシャン型2羽)  Pigeon Guillemot
ケイマフリ      Spectacled Guillemot
ウミスズメ      Ancient Murrelet
***ゼニガタアザラシ
***ラッコ(1)

コオリガモ
Long-tailed Duck

海上では「コオリ(氷)」の破片が浮いている様です。

ウミガラス
Common Guillemot


2羽のウミガラス。
Common Guillemot

仲が良い。

ウミガラス
Common Guillemot

求愛中?



ユルリ島の野生化した馬が見えました。

ケイマフリ
Spectacled Guillemot


ウミバト
Pigeon Guillemot



ウミバト
Pigeon Guillemot
ウミバト
Pigeon Guillemot

チシマ型


ハシブトウミガラス
Brunnich's Guillemot

ケイマフリとウミバトが並んでいる。

珍しい!

やはり、ウミバトの方が、「少し小さい」「クチバシも短い」
ウミバト
Pigeon Guillemot

チシマ型


ウミバト
Pigeon Guillemot


アリューシャン型
ウミバト
Pigeon Guillemot



ウミバト
Pigeon Guillemot

ウミバト
Pigeon Guillemot


ウミバト
Pigeon Guillemot

チシマ型




ウミスズメ
Ancient Murrelet



チシマウガラス
Red-faced Cormorant

くちばしの「稜線」に黒い線がある。これが重要な識別ポイントである。


チシマウガラス
Red-faced Cormorant


日本最高の希少種の一つです。











2016年12月15日木曜日

温根元漁港にビロードキンクロ。

2016年12月15日(木)
<温根元漁港にビロードキンクロ>     Byイーグル
   今日はプーチン大統領の訪日に関心があつまる今日。中継・取材が殺到している納沙布岬をさけ、温根元漁港を覗いてきました。
   コオリガモ、クロガモ、ユリカモメ、ホオジロガモ、ウミアイサ、スズガモなどの常連の海ガモ類のに加え、ビロードキンクロ(♂1)が混じっていました。アジア型のビロキンですが、今季はこんなに間近で見るのは初めてでした。
ウミアイサ
 ウミアイサ

漁港の中にビロキン。



2016年12月12日月曜日

「根室野鳥観光ビジネススクール(BBS)」の最終講習会を実施! 598,992

2016年12月12日(月)
<BBS 最終講習会>    By イーグル
  2014年以来、3年間に渡り「英語によるプロの野鳥ガイド養成」を続けてまいりましたが、今般、すべてのプログラムを無事終了することが出来ました。本取り組みの意義を理解し、積極的に企画立案・準備・授業の実施にかかわってきてくださいました根室市観光協会(=主催者)その他の関係者・受講生の皆さまには、この場をお借りし、心より御礼申し上げたいと存じます。
 皆さま、本当に長い間お疲れさまでした!

 通訳案内士の資格問題を議論するだけではなく、とにかく、道東の素晴らしい野鳥をきちんと英語でガイドできる人材の養成に着手する事こそが急務であり、理屈よりまずは始めることが肝要、と考えました。
  供給過多で無資格者による有資格者の利益侵害が起こっているわけでもなく、むしろ、現実は逆でした。きちんとした英語を話す野鳥ガイドを求める海外からのキーンバードウォッチャーの要望に全く応えられていないのが日本の現状。つまり、英語野鳥ガイドのマーケットは、需要が供給を大きく上回っているマーケット。まずは、きちんとした英語力を備えたガイド(=供給)を増やすことが必要と考えました。
 
  このような考えに基づき、自らの知識と経験をやる気のある人材に少しでも身につけていただきたいとの思いから始めた「BBS(=根室野鳥観光ビジネススクール)」。
3年間の基本プログラムを通じ、11名の受講生に2-3年間に渡り、英語のトレーニングのみならずインバウンド顧客の来道目的・ニーズ、野鳥のガイド方法の基本、探鳥場所そのものの勉強、野外における模擬英語ガイド、英語種名の徹底的習得、英語e-mailによる顧客とのやり取りの実際、バードウォッチャーに特化した旅行プラン・旅程の作成実習、などなどかなりハードなカリキュラムを実施してまいりました。
 
  その間、受講生のご努力にも並々ならぬものが見受けられました。50才を超えて、ほぼゼロの状態から初めて「英検3級」に合格、現在2級に挑戦中の民宿経営者(野鳥ガイドでもあります)や野鳥やカヌーガイドを開業された方、英語のニーズが急速に高まってきている「落石ネイチャークルーズ」の予約・受付係の女性、ホテル経営者、ホテル従業員、釧路市や別海町から熱心に通われた現役ガイドの方々、近い将来現役復帰を目指す育児休職中の主婦ガイドさん、などなど。
 本当に千差万別の経歴の方々が集い、英語ガイドという共通の目的に向かって、切磋琢磨されました。講義に加え、テストやロールプレイ、グループ発表、野外でのガイディングの実地講習など、皆さまお忙しい中、授業・講習に臨むための予習屋準備もさぞかし大変だったとおもいます。

  そのようなBBSの取り組みを通じ、プロの野鳥ガイドをどのように養成して行けばよいか?という課題に対しての答えも見つけることが出来ました。その意味で、3年間にわたる今回の取り組みを通じ、今後の「英語ガイド養成事業」の推進方法に関し、多くの事を学ばせていただくことが出来ました。

  イーグルも来年は61才です。今まで7年間にわたり、根室を拠点に、主にバードウォッチャー「受け入れ態勢の整備」と「高密度の野鳥情報発信」に心血を注いでまいりましたが、そろそろ、根室での仕事は「やりつくした感」が心にあふれてきております。
  物事には「潮時」の読みが大切です。  
来年度(2017年4月より)は、躊躇することなく新天地に移り、心機一転、今後急増が予想されるインバウンド顧客に対する「地域英語力」の向上につながるような活動にシフトしてゆきたいと考えております。
 余すところ、根室での時間はあと3か月あまり。落石NCや野鳥ガイドの機会を通じ、皆様と最後の野鳥観察やガイドをできれば、これに勝る喜びはございません。

 今年の冬は、ぜひとも根室に足を運んでいただければありがたいです。。
皆様との出会い・再会を楽しみにしております。

【BBS最終講習会の様子】
受講生の皆さまに、春国岱・川口漁港の野鳥について英語でガイドしていただきました。
その上達ぶりには、目を見張るものがありました。

講習中にユキホオジロ100羽の群れが出現するハプニング!
一時、講習どころではなくなったのはご愛嬌でした。

午後からは、お客様が病気やけがをされた時の「緊急事態英語」について2時間にわたり、座学講習も実施いたしました。その後、皆様と最後の懇親会。3年間の思い出話に花が咲きました。



皆さん、英語で話てしています。
オオハクチョウやカモ類について、S受講生が模擬ガイド。
模擬ガイド中にユキホオジロ(100+)を発見!
Snow Buntings!!!
ユキホオジロの群れが、我々のづ城を通過!
オオハクチョウ
Whooper Swan
T受講生の解説。
もちろん、流ちょう(?)な英語です。
野鳥のみならず、春国岱の自然全般につい手も解説 in English.

Snow Bunting


模擬ガイド講習終了後、大手マスコミの取材を受けました。
PMの座学講習。
最終回は「緊急対応(病気・ケガ)に対する対応」が テーマ。
大切な英会話ですね。



緊急事態対応(英語)について、講師の羅臼町での実体験の話も交えて解説を受けました。

2016年12月8日木曜日

落石ネイチャークルーズ 597,081

2016年12月8日(木)
<落石ネイチャークルーズAM便>    Byイーグル
 久々のクルーズガイド。快晴の空の下、しばれる海の上で心身ともにリフレッシュしてきました。
今日は、英国人の小団体の貸し切り運航でした。オール英語でのガイド。
 ウミスズメが目立ちましたが、ケイマフリ・ウミバト・ウミガラス・ウトウなども姿を現していました。
また、コオリガモの数も多く200羽以上観察できました。
わずか2時間ほどのうちに海の鳥30種を見ることが出来るのは、落石NCならではの特徴だと思います。
 最初から最後まで、ほぼ途切れなく海鳥が出続け、ガイド役としてはかなり忙しいクルーズでした。
 また、是非ぜひ見たいとおっしゃっていましたアザラシ・ラッコも順調に現れてくれ、皆さま大喜びされていました。
【観察種】
シロエリオオハム(冬2)    Pacific Diver/Loom
ミミカイツブリ           Slavonian Grebe
アカエリカイツブリ        Red-necked Grebe
ヒメウ                Pelagic  Cormorant
オオバン              Common Coot
オオハクチョウ           Whooper Swan
スズガモ                                   Greater Scaup
クロガモ              Black Scoter
シノリガモ              Harlequin Duck
コオリガモ            Long-tailed Duck
ホオジロガモ          Common Goldeneye
ウミアイサ            Red-breasted Merganser
トビ                Black-eared Kite
オジロワシ            White-tailed Sea Eagle
オオワシ              Steller’s Sea Eagle
カモメ               Common Gull
セグロカモメ(1)         Vega Gull
オオセグロカモメ         Slaty-backed Gull
ワシカモメ             Glaucous-winged Gull
シロカモメ             Gloucous Gull
ウミガラス(1)          Common Guillemot
ハシブトウミガラス        Brunnich's Guillemot
ウミバト(3)            Pigeon Guillemot
 *すべて、アリューシャン型の冬羽。日光に体色の白さが際立ち美しい。
ケイマフリ            Spectacled Guillemot
ウミスズメ(10+)       Ancient Murrelet
ウトウ(1)            Rhinoceros Auklet
*ラッコ Sea Otter      *ゼニガタアザラシ

 ウミスズメ
Ancient Murrelet

ウミガラス
Common Guillemot

ウミスズメ
Ancient Murrelet


英国人バードウォッチャー
日本に2週間滞在。
軽井沢・九州・道東でバードウォッツチングとのこと。
全旅程を神奈川県のプロ・野鳥ガイド(友人)がフルアテンド。
ウミバト
Pigeon Guillemot

*アリューシャン型冬羽。
陽光の中、非常に美しい!
ウミバト
Pigeon Guillemot

ウミバト
Pigeon Guillemot

翼上面の白いパッチや赤い足が鮮やか。

ウミバト
Pigeon Guillemot

ウミバト
Pigeon Guillemot

*ピンボケご容赦。

*翼上面の白いパッチの様子がよくわかる。
今日の落石は、ウニ漁の漁船がたくさん操業していました。

ウミバト(別個体)
Pigeon Guillemot

*これも同じくアリューシャン型冬羽。
*船からの距離8m。



2016年12月5日月曜日

春国岱のユキホオジロ 596,021

2016年12月5日(月)
<春国岱>   Byイーグル
 3日ぶりに、また、春国岱に行って来ました。
今日の12:00正午頃。約100羽のユキホオジロが観察できました。

 いつユキホオジロの群れが現れるかは予想できませんが、連日、日に何回か春国岱の先端部分方面から飛来してくるようです。
しばらく、砂利道で採餌したり、テトラの上で羽繕いすると、また集団で高く舞い上がり、遠くへ移動して行きます。これを繰り返しています。
 観察にあたりましては、十分な距離を取る必要があります。人や工事車両の接近にはかなり敏感な様子です。
 なお、春国岱の先端部へは道が続いておらず、地上からのアプローチは不可能な状態です。
観察ポイントは、駐車場を出て、最初の木道が途切れるあたり。工事の方々が使用する簡易トイレのわきあたりです。そこから動かずに、じっくりと彼らの飛来を待つスタイルが賢明です。

 防寒対策は十分にお願いします。
また、工事関係者の方々の迷惑にならないように、十分な配慮をお願いいたします。...
植生保護のため、草地には踏み入れないようにお願いいたします。





ユキホオジロ
Snow Bunting
 
 

2016年11月30日水曜日

花咲港 594,801

2016年11月29日(火)
<花咲港>      By イーグル
今日は久々に花咲港へ巡回でした。
ウミネコがいなくなり、冬の海ガモの増加が目立ちました。
特にシノリガモが美しくなってきました。
いよいよ、本格的な冬の到来間近という雰囲気がひしひしと伝わってくる今日の花咲港でした。
  奥の斜路に、コクガン(2)がおり、ヒドリガモ・スズガモがくわえている海藻類を何度も何度も横取りしようとする様が目を引きました。自分で取ればいいのにね。

【観察種】
ウミウ    Temminck's Cormorant
ヒメウ    Pelagic  Cormorant
アカエリカイツブリ   Red-necked Grebe
ミミカイツブリ Slavonian Grebe
ハジロカイツブリ  Black-necked Grebe
シロエリオオハム    Pacific Diver/Loom
シノリガモ   Harlequin Duck
クロガモ  Black Scoter
コオリガモ  Long-tailed Duck
スズガモ Greater Scaup
ヒドリガモ  Eurasian Wigeon
マガモ   Mallard
オナガガモ   Northern Pintail
ウミアイサ  Red-breasted Merganser
コクガン(2)  *斜路   Brent Goose
オオセグロカモメ   Slaty-backed Gull
セグロカモメ   Vega Gull
シロカモメ   Gloucous Gull
ワシカモメ   Glaucous-winged Gull

シノリガモ
Harlequin Duck

シノリガモ
Harlequin Duck

シノリガモ
Harlequin Duck

アカエリカイツブリ
Red-necked Grebe

コクガン
Brent Goose