2016年12月17日(土)
<落石ネイチャークルーズPM便> By イーグル
今日は久しぶりに落石ネイチャークルーズのガイドをやりました。
日本人ばかり4名様。本州からの有名なカメラマンさんにもご乗船いただきました。
今日は快晴。波少々,風少々のまずまずのコンディション。
海鳥の出方も抜群に良かった。この時期に期待される種はほぼすべて出たと言っても過言ではありませんでした。
特にウミバトが多く、「ウミバト祭り」の様相を呈していました。この時期はもともとウミバトの増えてくる時期ですが、それにしても今日はすごかった。少なくカウントしても12-13羽のウミバトが次々に現れました。ほとんどが、チシマ型(C.c.snowi)の非繁殖羽でした。ケイマフリの非繁殖羽と識別が難しい「例のウミバト」です。大雨覆に白いパッチのあるアリューシャン型(C.c.kaiurka)は2羽しかいませんでした。
ウミバトが数の上でケイマフリを圧倒している今の落石の状況は、世界的に見ても、とてもユニークな状況だと思います。
その他、ウミガラス、ハシブトウミガラス、ウミスズメ、チシマウガラスなども現れ、極寒の海上で船内は熱く盛り上がりました。
【観察種】
オオハム(1) Black-throated Diver (Arctic Loon)
シロエリオオハム(3) Pacific Diver/Loom
アカエリカイツブリ Red-necked Grebe
ウミウ Temminck’s Cormorant
ヒメウ Pelagic Cormorant
チシマウガラス(1) Red-faced Cormorant
スズガモ Greater Scaup
クロガモ Black Scoter
シノリガモ Harlequin Duck
コオリガモ Long-tailed Duck
ホオジロガモ Common Goldeneye
ウミアイサ Red-breasted Merganser
オジロワシ White-tailed Sea Eagle
カモメ Common Gull
オオセグロカモメ Slaty-backed Gull
ワシカモメ Glaucous-winged Gull
シロカモメ Gloucous Gull
ミツユビカモメ Black-legged Kittiwake
ウミガラス(5) Common Guillemot
ハシブトウミガラス Brunnich’s Guillemot
ウミバト (チシマ型10羽)+ア(リューシャン型2羽) Pigeon Guillemot
ケイマフリ Spectacled Guillemot
ウミスズメ Ancient Murrelet
***ゼニガタアザラシ
***ラッコ(1)
コオリガモ
Long-tailed Duck
海上では「コオリ(氷)」の破片が浮いている様です。
ウミガラス
Common Guillemot
2羽のウミガラス。
Common Guillemot
仲が良い。
ウミガラス
Common Guillemot
求愛中?
ユルリ島の野生化した馬が見えました。
ケイマフリ
Spectacled Guillemot
ウミバト
Pigeon Guillemot
ウミバト
Pigeon Guillemot
ウミバト
Pigeon Guillemot
チシマ型
ハシブトウミガラス
Brunnich's Guillemot
ケイマフリとウミバトが並んでいる。
珍しい!
やはり、ウミバトの方が、「少し小さい」「クチバシも短い」
ウミバト
Pigeon Guillemot
チシマ型
ウミバト
Pigeon Guillemot
アリューシャン型
ウミバト
Pigeon Guillemot
ウミバト
Pigeon Guillemot
ウミバト
Pigeon Guillemot
ウミバト
Pigeon Guillemot
チシマ型
ウミスズメ
Ancient Murrelet
チシマウガラス
Red-faced Cormorant
くちばしの「稜線」に黒い線がある。これが重要な識別ポイントである。
チシマウガラス
Red-faced Cormorant
日本最高の希少種の一つです。
0 件のコメント:
コメントを投稿