2015年9月18日(金) By イーグル
昨日発生したチリの大地震。津波が日本にも到達するという事で、朝から「津波注意報」が発令されました。午後には解除となりましたが、ちょうど巡回中の時間は根室半島への津波の到達時間と重なりました。
流石に港には近づけませんので、今日も納沙布岬ハイド中心に粘って観察致しました。
津波の影響とは思えませんでしたが、今日も海鳥は低調でした。やはりこの時期は夏鳥と冬鳥が入れ替わる前の「端境期」なのですね。
ごく少数のウトウ、ケイマフリ、シロエリオオハムを絞り出すのに1時間半以上かかりました。
明日からは恒例の「根室サンマ祭り」が2日間開催されます。お天気が心配です。
【観察種】
<納沙布岬hハイド>
シロエリオオハム(中間羽1)
ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス(1)
オジロワシ(1)
トビ
オオセグロカモメ
ウミネコ
セグロカモメ
ウトウ(冬羽4)
ケイマフリ(中間羽2)
ノビタキ
カワラヒワ
**ネズミイルカ(1)
<引臼沼>
カルガモ(30+)
マガモ(15+)
スズガモ(3)
オオセグロカモメ
Slaty-backed Gull
1年中見られます 。
セグロカモメ
Vega Gull
春秋の渡りのシーズンのみ根室半島に立ち寄ります。
ウミネコ
Black-tailed Gull
春から秋にかけて観察できます。
ウミウ
Temminck's Cormorant
厳冬期になると居なくなります。
オジロワシ
White-tailed Sea Eagle
繁殖しているため、1年中見ることができます。
北方領土のひとつ「モエモシリ島」
手前は日本の漁船。
貝殻島灯台
一番近い「北方領土」です。
納沙布ハイドのすぐ正面に浮かんでいます。
その距離は、わずか3.7kmしかありません。
ウミネコの若鳥。
Black-tailed Gull
納沙布岬ハイド前を通過中。
カルガモ
Eastern Spot-billed Duck
引臼沼にて。
根室半島最先端部ではほとんど見かけません。
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