2015年9月17日(木)
<納沙布岬ハイド> Byイーグル
曇り。風は3-4m。波1.5m。まずまずのコンディションでしたが、ウィンドブレイカーがないと肌寒い納沙布岬周辺でした。
海鳥はオオミズナギドリ・ハイイロミズナギドリが目立ちましたが、ウミスズメ類は皆無と言ってよいほど姿が見られませんでした。特に、ケイマフリの姿が全く見えません。昨日の落石ネイチャークルーズでもケイマフリに出会う事ができませんでした。
夏も冬もかなりの個体数が確認できるケイマフリが1羽もいない。
例年この時期にみられる現象ですが、一体彼らはどこに行くのでしょうか?
ケイマフリは、北はカムチャッカ半島から南は朝鮮半島近海までのオホーツク海と日本海および北海道・東北の太平洋沿岸に分布しています。世界的に見れば、とても狭い地域に分布しているわけですが、そのケイマフリが一時期とはいえ、分布域のちょうど中間緯度に位置する道東近海から姿を消す現象は、どのように解釈すればいいのでしょうか?
ひょっとしたら、我々が落石沿岸部で夏に見ているケイマフリのグループは冬に見ているグループとは異なるグループなのかもしれません。その2つのグループが入れ替わるタイミングに隙間があり、今がその時期なのではないでしょうか。。。。
【観察種】
ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス(f1)
オオミズナギドリ(200+)
ミズナギドリsp
アカエリカイツブリ(f1)
オジロワシ(1)
オオセグロカモメ
ウミネコ
ワシカモメ
シロカモメ
アオサギ
ハクセキレイ
ノビタキ
キジバト
Oriental Turtle Dove
もうすぐ南へ渡って行きます。
北海道では「渡り鳥=夏鳥」です。
納沙布岬から北方領土方面を望む。
今日の貝殻島灯台。
貝殻島には、たくさんのウとアザラシの姿が見えました。
根室半島最先端部 に放牧されている馬たち。
美しい!
漁港ではやっとワシカモメの姿が見られるようになりました。
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